プロフィール

金森 健太

岐阜県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/5 >>

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:41
  • 昨日のアクセス:109
  • 総アクセス数:130945

QRコード

バチ抜けの季節


お久しぶりです。

2月に入り、私のホームエリアである伊勢湾奥でもバチ抜けが始まる頃。

というわけで2月7日、伊勢湾奥流入河川のとある河口へ。

この日の満潮は18時47分、渋滞により到着が遅れ、現地には19時頃到着。ここは初めて訪れる川で、とりあえず地形をチェックしながら良さげなピンを探してみる。

…しかし、これといって魚が着きそうな地形変化も無く、全体的にかなり浅くフラットな印象。時々足元をライトで照らしてみても、バチの姿はない。

ハズレか…と思いながらも少し深くなっているポイントからキャスト開始。

先ずはエリア10、アップに投げてラインスラックを回収するだけのイメージで巻いていく。

反応はなく、ついでマニックスロー95。

やはり、反応はない。

しかも根掛かりロストorz

21時まであれこれ試してみるもノーバイトで、この日は終了。

駐車場まで歩いて戻りながら気になったところを照らしてみると…

にょろにょろ〜〜。

おるやんけ!!

たった1匹ではあるが、バチを発見。
しかし…既に潮位はかなり下がってしまい、とてもシーバスが入ってきているような雰囲気ではない。


というわけで翌8日

前日より50mほど下流にエントリー。時刻はまもなく満潮に達する19時15分。満潮を待ってキャスト開始。

先ずはエリア10、次いでマニックスロー、、、

やはり、反応はない。

数投毎に10mほど下流に下がり、シーバスのライズを探す。

ウェーダー越しに伝わる水の冷たさ、北西から吹き抜ける冷たい風が私の体温を容赦なく奪っていく。

次第に指先の感覚は失われ、もうやめようか…という思いが頭を過ぎる。

気がつけば時刻は20時を過ぎている。バチパターンは満潮から1時間が勝負だ。しかし…水面にシーバスのライズはなく、ボラすら跳ばない。

心が折れかけたその時、強く吹いていた風がピタッと止み、波立っていた水面が鏡のように変わった。

そして

ボコっ

突如目の前に大きな波紋が広がる。

遠投していたエリア10を慌てて回収し、その波紋より10mほど上にアプローチ。ラインスラックだけを巻き取るイメージで巻いていくと


ドン

確かな生命感、待ち侘びた瞬間…!

ロッドが大きく曲がり、薄明かりの中で銀鱗が鈍い光を放つ。

なかなかのサイズ、ドラグを少しだけ緩めダッシュを躱す。

ラインは0.8号、リーダーは16lb。そこまで大きいわけではないが、無理はできない。

激しいエラ洗いとダッシュに耐え、大人しくなったところで一気に浮かせる。

最後の抵抗をクリアし、奴はランディングネットに滑り込んだ。

sz5giho9mkdgnbv5rhh4_361_480-bd772c15.jpg
7hgh4j3jipmh7vcs6b84_361_480-6c3d3afa.jpg
62cm、アフター個体なのか細身ではあるがそんなことを微塵も感じさせないナイスファイトを魅せた1本。

そして、これが記念すべき2023年の初シーバスだ。

そして、これを機にぽつりぽつりとライズが出始める。

まだ出る…!

単発ライズを狙いエリア10をアプローチ、しかし…ノーバイトが続く。

しかも…このライズも20分ほどで消えてしまった。

最後にマニックスローでレンジを刻みながら撃つも追加点とはならず、21時に終了とした。


使用タックル

ロッド/フィッシング遊・アンロッククロダイ842
リール/シマノ・エアノスXTC3000
ライン/DUEL・ハードコアX8 0.8号
リーダー/DUEL・ハードコアショックリーダー16lb
ヒットルアー/ガイア・エリア10(カスミちゃん)
※フックはがまかつSP_M10番に交換

まだまだバチも少なく、シーバスも本気モードではない印象ではあったが、いよいよ開幕した伊勢湾奥のバチ抜けシーバス。天候次第ではあるがもしかしたら次の大潮で爆るかも…?

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

コメントを見る

金森 健太さんのあわせて読みたい関連釣りログ