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金森 健太
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▼ 試練の釣り初め
新年、明けましておめでとうございます。
まだまだソルト初心者ゆえ、拙い記事になってしまうとは思いますが、何卒本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
さて、今年の釣り初めは…昨年末のヒラスズキ連発に肖り今年もグッドコンディションのヒラスズキでスタートしたい…と思っていたが、私のホームエリアの北陸は大雪&大荒れ予報(泣)
ならば、久しぶりの連休で時間もある…そうだ、熊野へ行こう!と思い立ち、早速出撃。
元日、一般道をのんびり走り午後6時頃三重県熊野市の七里御浜に到着。本当は明るいうちに着いてポイントを下見しておきたかったのだが…
そのまま国道42号を南下し、和歌山県新宮市へ。事前にGoogleマップで見つけたポイントに入ることに。
そして、翌朝。期待を胸に磯へ降りると…
……ベタ凪やんけ!!(予報は2mだった)
それでも、サラシが全くないわけではないのでスタート。僅かな、サラシとも言えないような波立ちを裂空で丁寧に撃っていく。
初めての和歌山の海、その透明度に驚かされる。
その澄んだ海の中に生き物の気配は皆無…
いつも行く北陸エリアの磯だと、タイドプールに豆フグやヤドカリ、何かの稚魚がいたりするのだが、そういった生き物の姿もない。
しばらく各所をチェックしてみるものの、生き物を見つけられないまま時間だけが過ぎていく…
途中、出会ったグレ釣りの人から情報収集。すると…
「このあたりではヒラスズキはあんまり聞かないね〜」
な、なんだって!?
潮岬まで行けばいいのではという話だが、潮岬まではまだここからかなりの距離がある…もう時間はお昼前、どうするか…
とりあえず、このエリアでの釣りは終了。潮岬まで行ったところでどうせベタ凪だろうし、ならば違う釣りをしようと昼食後、国道42号を北上し熊野市の七里御浜にエントリー。
先行者の遠投カゴ釣りの人に状況を聞くと、朝イチにカツオが1本釣れたがそれきりアタリ無しとのこと。
もう行く宛もないし…ヒラメならもしかしたら…という思いから選択したルアーはDUOのハウルグラブ31g。沖にフルキャスト、地形や潮流の変化を探りながらサーチしていく。
途中、モンスターショットやかっ飛び棒なども投げてはみたが、努力も虚しくノーバイトで日没を迎え終了…
そして…夜。
夕食とお風呂の後、とある漁港へ。ライトゲーム用のタックルを手に常夜灯の下へエントリー。
パチャッ
静かな漁港に響くライズ音。昼間とはうって変わって生命感ある海面。早速1.3gのジグヘッドにアジアダー2インチの夜な夜なオキアミをセットして明暗の境にキャスト。
コココン
早速、小気味良いバイト。巻きアワセでヒット。
たかが豆アジ、と思うなかれ。なかなかにいいファイトを魅せる。
というわけで、今年のファーストフィッシュは豆アジとなりました。
これは絶好調なのでは…と思ったのも束の間、ショートバイトやバラしが連続、次第にアジもスレてきたのか反応が渋くなっていく…
4〜5匹キャッチしたところで突然、豪快な捕食音が。辺りを見渡すと、常夜灯下に群れている小魚(イワシ?)に巨大なシーバスがボイルしている。アジ釣ってる場合じゃない…と慌ててシーバスタックルを用意、ベイトのサイズに合わせサスケ75SFをキャスト。しかし…
このシーバス、かなりスレているのかルアーには一切反応しない…
ブローウィン80s、ナレージ50、ロリベまで投げたが尽く見切られギブアップ。アジもこれで散ってしまったのか反応がなくなり、ここで無念の終了。
翌朝、再び七里御浜へ。
ご来光を眺めながらスタート。
やはり青物やシーバスの気配は皆無で、前日と同じようにハウル31gをキャスト。しばらく投げ続けるも生命感ゼロで時間だけが過ぎていく…
そして、背後から吹きつける強烈な風にどんどん体温が奪われ、手足の感覚が失われていく。
それでも僅かな希望に賭けてランガンするも魚からの反応は得られず、お昼前に終了しました…
見事に撃沈に終わった今回の遠征、なんとも後味の悪い釣行になってしまいました…
最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
- 2021年1月4日
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