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金森 健太

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日本の夏、鉄板の夏


こんばんは(^^)

梅雨の晴れ間、日差しがずいぶん夏らしくなりましたね。

夏といえば、河川のデイゲーム。というわけで、今回はデイゲームの釣行記を。

6月20日、本当は磯へヒラスズキを狙って釣行する予定だったのだが、波予報は0.5メートル後1メートルというなんとも微妙な予報…

距離が距離だけに、行ってベタ凪だった…ではどうにもならないので、最近釣果が上向いていると噂の河口へ釣行することに。

某河口には10時過ぎに到着。準備をしていると、帰り支度をしていた方が声をかけてきた。

声をかけてきた方は何度か一緒に釣行している仲間の方で、しばし情報交換。

話によると、朝イチの下げ止まり前後にいい反応を得られたとのこと。

これから上げ潮、満潮は14時過ぎ…

上げでも釣る人は釣ってるという言葉でモチベーションを保ち、ポイントにエントリー。

河口の最下流に浸かり、キャスト開始。最初に選択したルアーはダイソーメタルバイブ。フックはカルティバのST46の6番に交換済みだ。

ダイソーメタルバイブ…お馴染みの100円ショップ、ダイソーが発売している鉄板バイブだ。

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サイズは14gと20g、全体的に浅いこの河口では、このサイズが限界かもしれない。

早速キャスト。特に変化のないオープンエリアのため、角度を変えながら広範囲をサーチする。

着水してすぐに糸フケを取り、超早巻きでリトリーブしていくが…やはりボトムを叩く感触が伝わる。

数投して反応は無し。しかも毎回ルアーには大量のゴミが絡みつき、ストレスが溜まる。おまけに3投に1回くらいの割合でフロントフックがリーダーに引っかかった状態(エビという状態)で帰ってくる。

せめてエビだけでも軽減したい…とフロントフックをST46の6番から8番に交換。するとこれでエビはほぼなくなった。20gの場合、フロント8番リア6番が適切なセッティングのようだ。

100円のルアーと侮るなかれ。飛距離は他のメタルバイブに比べ若干落ちるが、泳ぎのバランス、フォール姿勢、メッキのフラッシングによるアピールはなかなかのもの。正直なところ、私自身もその完成度の高さに驚いた。

…がしかし、肝心な魚からの反応はなく、試しにルアーチェンジ。次のルアーはブルーブルーのナレージ65。

同じように広範囲をサーチするのだが、今度はややスローにサーチする。

…が、ノーバイト。

お昼を過ぎたあたりで上流のポイントが空いたので、そちらに移動。

ダイソーメタルバイブをキャスト。同じように早巻きでサーチすると…相変わらずボトムを叩くものの、先程のポイントよりかなりゴミが少ない。おそらくしっかり流れがきいていて、ゴミが堆積しないのだろう。

そして、13時頃…

投げては巻いてを繰り返す機械と化した私、完全に放心状態で巻いていると…

ガツン

何の前触れもなく、それは訪れた。

早巻きだったため完全に向こうアワセの状態…追いアワセを入れて戦闘開始…!

ゴンゴンとロッドを叩く引き、そしてこの重量感、チヌだ…!

やったぜ…とランディングネットを抜いたその時…

フッ…

まさかの……

フックアウトorz

気を取り直し、キャストを再開するが…後はノーバイトが続く。

何気なく手前まで巻き、ピックアップ…

パキッ

…まさかの巻き過ぎてティップを折るという悲劇…

ソルト歴こそ2年弱だが、渓流などトータルの釣り歴は20年を超える私がこんなド素人みたいなミスをやらかすとは…(泣)

潮位はまもなく上げ止まり、一旦終了して遅めの昼食タイム。
 昼食の後、近くの釣具店でトップガイドを付けてもらいポイントに戻る。

少し休憩してリーダーを組み直し、15時頃再開。ゴミが少なく釣りやすい上流側からスタート。

午後イチはちょっと違うルアーを試してみようと、DUOのプレートバイブ20gをセット。午前中と同じように広範囲をサーチする

そして、数投目…

ゴゴン

明確な生命感、フッキングも完璧に決まる…

なかなかの手ごたえ、そして激しいエラ洗い、今度はシーバスだ…!

しかもなかなかのサイズ(伊勢湾奥基準)…!

何度も激しいエラ洗いを繰り返し、必死の抵抗を魅せる。慎重に寄せて、背中のランディングネットを抜いた。

ネットを差し出し、ランディング寸前…

バシャバシャッ

エラ洗いと同時に、宙を舞うプレートバイブ…

私を嘲笑うかのように身を翻し、シーバスは流れに戻っていった…

さすがにしばらくの間、放心状態で立ち尽くすしかなかった。

同時に、この日のボウズを覚悟する。

ルアーをダイソーメタルバイブに戻し、ヤケクソで投げ続ける。


少しずつ空の色が変わり始め、時刻をチェックすると17時過ぎ。ここで、朝イチの話を思い出す。

そうだ。チャンスはこれからなんだ。川もかなり水位(潮位)が下がり、下げ潮と川の流れがはっきりわかるようになってきた。

ふと、目の前をボラが跳ねる。何気なくそのボラが跳ねたあたりにキャスト。早巻きで巻いていくと…

ガツン

待ちわびた強烈なバイト、チヌの硬い顎を貫くように鬼フッキングをかます。ロッドが大きく曲がり、ずっしりとした重量感にチヌと確信。

水深がかなり浅くなっているため、沖へ下流へ強烈なダッシュを魅せる。

やがて、濁った水面に姿を見せた銀鱗、バレるな…と心の中で祈りながらランディングネットを差し出し、ネットに銀鱗が滑り込む…!

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長い長い我慢の時間が報われた瞬間、やっとボウズ回避…!

まだチャンスはある。流れと地形を読み、ルアーを通していくと…あることに気付く。

流れで掘れたブレイク、ちょっとした背、流れが巻くピン等、本当に僅かだがそういった変化があるところでは多くのボラが跳ねている。ということは…とボラが跳ねているあたりにキャスト。ボラは水面付近を泳いでいるため、鉄板でボトムを叩く釣りではそこまで気にならない。

そして…

ドン

狙い通り!!
ロッドが折れんばかりの勢いで鬼フッキング!!!

今度もガッチリフッキング。伝わる重量感にサイズアップを確信。

強引に流れから引き離す。激しい首振りにロッドが叩かれる強烈なファイト。慎重に寄せると、先程より一回り大きな銀鱗が浮かぶ。

差し出したランディングネットに入り、改めてそのサイズに嬉しさがこみ上げる。

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年無しに僅かに届かず…しかし、自己記録更新サイズ!!

その後は水深もかなり浅くなってしまい、最下流部に戻ってキャスト…しかし

相変わらずの川底掃除状態…浅くなったことで、更にゴミだらけになったルアーが帰ってくる…

日が落ち、薄暗くなり始めたので終了。

使用タックル

ロッド/ダイワ・lazy106ML
リール/ダイワ・19セルテートLT4000C
ライン/DUEL・ハードコアX8 1.2号
リーダー/呉羽化学・シーガーグランドマックスFX5号
ヒットルアー/ダイソーメタルバイブ20g

デイのウェーディングで、夏らしい釣りを楽しめた今回の釣行。次回はバラしたシーバスを仕留めなければ…!

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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