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西岡 佑一 ~ちゃま
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▼ 限られた時間の中で。~後編~
- ジャンル:釣行記
- (藪こぎ, シーバス, YABUKOGI, 吉野川, ハクパターン, ポイント調査, ポイント, ボラパターン, ルアー, 徳島県, 徳島県 シーバス, シャルダス, ブルーブルー, Shalldus, ゴメクサス, BlueBlue)
台風21号、そして先日の北海道でおきた大地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
当日、思わぬ事態が発生した。
見込みではポイント到着から30分程で始まるはずの時合い。
それが、始まらないのである。
限られた時間の中で、打てる時間は決まっている。
時間が進むにつれ、焦りが増す。
そうすると色々と考えてしまう。
『どれぐらい時合いが遅れてるのだろうか?』
『もしかして、パターンは終わってしまったんじゃないのだろうか?』
『移動したほうが得策か?』
しかし、考えても今答えは出ない。
答えが分かるのは、釣行終了後だ。
釣りは自然相手。
こればかりは仕方がない。
時間的にも移動は厳しい。
中途半端に終わる可能性のほうが高い。
そうなると、残された道は1つ。
時合いが遅れていると信じ、『その時』が来るのを待つしかない。
来るかどうかわからない時合いを待ってる間に、何とか1本でも拾えないかとキャストを続ける。
いつもなら焦りから本丸を打ってしまいがちだが、そこは我慢。
出来るだけ打たずに、時合いがくるのを信じて温存した。
予想時刻より20分が過ぎ、30分が来ようとしていた。
この時、内心半分諦めかけていた。
しかし、『その時』は突然訪れた。
ついさっきまでは薄かったベイトの密度。
それが、一気に上がった。
『始まった!』
明らかに場の雰囲気が変わった。
ロッドを握る手の人指し指にラインを取り、リールのベールを上げて周囲を注意深く観察した。
水面のざわつきから見るベイトの向き。
ベイトの群れの規模。
ベイトが割れる場所。
焦って離れた場所のボイルを打ってはいけない。
まずは、近くから切り崩さなければ…
そして、『ここだ!』っと思うところから魚を1本抜く事に成功!
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
キャッチした瞬間は、思わず声が出るほど嬉しかった。
しかし、ゆっくりと余韻に浸っている暇はない。
早くリミットを揃えなければ。
幸いにも、まだ時間は1時間近くある。
これならリミットが揃えられそうだ。
しかし、ボイルしているサイズが以前に比べて小さい。
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
何回かのショートバイトの末、ようやく追加した1本。
やはり、サイズが下がってしまった。
リミットを揃えるためには大切な1本だが、正直もう少しサイズが欲しい。
的を絞ろう。
明らかにサイズが小さそうな派手目のボイルは無視。
水面直下でモンドリ打つようなボイル。
これに的を絞ってキャストだ。
いつでもキャスト出来る状態で、ボイルを観察する。
回りではソワソワする程のボイル音。
視野を広く取り、遠くで起きるボイルも確認できる状態で待つ事少々。
目の前10m程の所でモンドリ打つシーバス!
直ぐ様キャストし、ゆっくりとShalldus20を通してやる。
そして、狙い通りヒット!
良いサイズだ!
するすると目の前で素直に寄ってきたシーバス。
安心しきっていたら、そこから大暴れ!
派手に突っ込むシーバス。
身切れを恐れて半回転程ドラグを緩めた。
これが大間違いだった。
ドラグが思った以上に緩み、ラインテンションが一瞬抜ける始末。
次にテンションを掛けた時には、糸の先に生命感は無し…
大事に行った矢先のバラし。
こんな事なら強引にずり上げてしまえばよかっと思うも、後の祭りだった。
もう次からはゴリ巻きしかしねー!
そう心に決め、次のモンドリ打つシーバスを探す事数分。
流れの向き、ブレイクの位置。
たぶんこの辺りだろうというコースを集中して通す。
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
先程より明らかにサイズダウンしたが、目標の60UPをようやくキャッチ。
ゴリゴリに巻き切って強引にずり上げた。
このシーバスでやっとリミット達成。
後は入れ替えだが、残り時間は僅か。
ギリギリまで入れ替えを狙ったが、思惑通りには行かず。
最終、リミットを揃えたところで自分の凄腕は幕を閉じる事となった。
時間の関係で煮え切らない結果となってしまったサマフェス。
しかし、
『時間が無い事を嘆く前に捻出できた時間をどうやり切るのか。』
この3日間は、この事について凄く考えさせられた。
捻出出来た時間で、やり切れるスキルと経験。
大きな課題ができた。
Tackle date
Rod:GCRAFT SEVEN-SENSE SR MONSTER STREAM 90 Gekiryu custom
Reel:SHIMANO 13BIOMASTER SW5000XG
Line:剛戦 DONPEPE X8 ACS 1.2号 リーダーフロロ5号
http://bluebluefishing.com/
そして、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
当日、思わぬ事態が発生した。
見込みではポイント到着から30分程で始まるはずの時合い。
それが、始まらないのである。
限られた時間の中で、打てる時間は決まっている。
時間が進むにつれ、焦りが増す。
そうすると色々と考えてしまう。
『どれぐらい時合いが遅れてるのだろうか?』
『もしかして、パターンは終わってしまったんじゃないのだろうか?』
『移動したほうが得策か?』
しかし、考えても今答えは出ない。
答えが分かるのは、釣行終了後だ。
釣りは自然相手。
こればかりは仕方がない。
時間的にも移動は厳しい。
中途半端に終わる可能性のほうが高い。
そうなると、残された道は1つ。
時合いが遅れていると信じ、『その時』が来るのを待つしかない。
来るかどうかわからない時合いを待ってる間に、何とか1本でも拾えないかとキャストを続ける。
いつもなら焦りから本丸を打ってしまいがちだが、そこは我慢。
出来るだけ打たずに、時合いがくるのを信じて温存した。
予想時刻より20分が過ぎ、30分が来ようとしていた。
この時、内心半分諦めかけていた。
しかし、『その時』は突然訪れた。
ついさっきまでは薄かったベイトの密度。
それが、一気に上がった。
『始まった!』
明らかに場の雰囲気が変わった。
ロッドを握る手の人指し指にラインを取り、リールのベールを上げて周囲を注意深く観察した。
水面のざわつきから見るベイトの向き。
ベイトの群れの規模。
ベイトが割れる場所。
焦って離れた場所のボイルを打ってはいけない。
まずは、近くから切り崩さなければ…
そして、『ここだ!』っと思うところから魚を1本抜く事に成功!
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
キャッチした瞬間は、思わず声が出るほど嬉しかった。
しかし、ゆっくりと余韻に浸っている暇はない。
早くリミットを揃えなければ。
幸いにも、まだ時間は1時間近くある。
これならリミットが揃えられそうだ。
しかし、ボイルしているサイズが以前に比べて小さい。
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
何回かのショートバイトの末、ようやく追加した1本。
やはり、サイズが下がってしまった。
リミットを揃えるためには大切な1本だが、正直もう少しサイズが欲しい。
的を絞ろう。
明らかにサイズが小さそうな派手目のボイルは無視。
水面直下でモンドリ打つようなボイル。
これに的を絞ってキャストだ。
いつでもキャスト出来る状態で、ボイルを観察する。
回りではソワソワする程のボイル音。
視野を広く取り、遠くで起きるボイルも確認できる状態で待つ事少々。
目の前10m程の所でモンドリ打つシーバス!
直ぐ様キャストし、ゆっくりとShalldus20を通してやる。
そして、狙い通りヒット!
良いサイズだ!
するすると目の前で素直に寄ってきたシーバス。
安心しきっていたら、そこから大暴れ!
派手に突っ込むシーバス。
身切れを恐れて半回転程ドラグを緩めた。
これが大間違いだった。
ドラグが思った以上に緩み、ラインテンションが一瞬抜ける始末。
次にテンションを掛けた時には、糸の先に生命感は無し…
大事に行った矢先のバラし。
こんな事なら強引にずり上げてしまえばよかっと思うも、後の祭りだった。
もう次からはゴリ巻きしかしねー!
そう心に決め、次のモンドリ打つシーバスを探す事数分。
流れの向き、ブレイクの位置。
たぶんこの辺りだろうというコースを集中して通す。
ルアー:Shalldus20 パープルウィニー
先程より明らかにサイズダウンしたが、目標の60UPをようやくキャッチ。
ゴリゴリに巻き切って強引にずり上げた。
このシーバスでやっとリミット達成。
後は入れ替えだが、残り時間は僅か。
ギリギリまで入れ替えを狙ったが、思惑通りには行かず。
最終、リミットを揃えたところで自分の凄腕は幕を閉じる事となった。
時間の関係で煮え切らない結果となってしまったサマフェス。
しかし、
『時間が無い事を嘆く前に捻出できた時間をどうやり切るのか。』
この3日間は、この事について凄く考えさせられた。
捻出出来た時間で、やり切れるスキルと経験。
大きな課題ができた。
Tackle date
Rod:GCRAFT SEVEN-SENSE SR MONSTER STREAM 90 Gekiryu custom
Reel:SHIMANO 13BIOMASTER SW5000XG
Line:剛戦 DONPEPE X8 ACS 1.2号 リーダーフロロ5号
http://bluebluefishing.com/
- 2018年9月8日
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