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那珂川上流 デイとバス

一週間前、涸沼の夕方ボイルでフッコが釣れました

今回、台風の影響で、涸沼で釣りをしようとした日がダメに
次の日、半日だけ釣りができるのと、川の水位が上がったことで
那珂川上流の様子を昼間に見てみることにしました

川の水位が上がった、といっても、水源のほうではあまり
降水がなかったので、+70cm程度の水位上昇でした
それでも、もしかしたら熱心なシーバスたちが
そのポジションを上げてきているかもしれません?

でもまぁホゲだろうな、と思いつつ出発




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まず、那珂川上流にある「小場江頭首工」の開閉確認をしました
すると、まだ開いてはいませんでした
2023年は9月8日には開いていたので(そのときの記事ログ)、
来週になったら開きそうな感じがします

ここが開けば、茨城県から栃木県にまでシーバスが登れる
可能性が生まれるので、ロマンがあります

また、ここらの緑の自然と、水の流れのこんこんたる様子は
那珂川の豊かさの象徴のようで、
これはシーバスが上がってきてもおかしくない、と思えてきます





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ただ、小場江頭首工の周辺は増水後、浸水するので注意です
上はもともと、駐車場のところなのです
私はヒップウェーダーをつけてザバザバと歩いていきました







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そして、釣り場へやってきました
那珂川上流域のなかでも下流のほう、と私が思っている場所です
去年の夏、スズキが釣れた場所です(2024.8.1記事ログ
まぁ、そのあとはここでサッパリ釣れてないのですが……

シーバスの遡上があったとしても、まだそんなに上流には
きていないだろう、と思い、下流めのほうにしました

(^^)それにしても、いい景色だなぁ

緑したたる自然のなかでの、昼間の釣りの心地よさったら
今日はそこまで猛暑でもなく、風もあります
手前の水温は、25℃でした

あとは、ウェーディングで歩いて探っていくことに
川面では、15~25cmぐらいの小魚がときおり跳ねます
水中には無数のメダカだか稚魚みたいのがいて、
足元にじゃれついてきます
濁りは、ブーツがなんとかちょっと見えるくらい


まず、とりあえずカゲロウ100Fを投げ始めました
昼間なので、それが表層近くをキラキラ泳いでくるのが
よくみえます

アップでもダウンでも美味しそうに泳いでいるカゲロウを見て
(あぁ、もうこれ投げてればいいや……)
という気になってしまい、ひたすら投げながら移動

と、シェードになっている岸沿いを巻いていたとき、ヒット!

プルル、という可愛い手応えは――!?







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(・・; スモールマウスセイゴかぁ


きっと、ここらのメダカみたいのを食べていたのでしょう
そういえば、那珂川のここらでブラックバスが釣れたら、
できればリリースせずに食べて欲しいなぁ、と、
漁協のかたに言われたのを思い出しました






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(°Д°; ブッ殺すしかねぇ……! ハァハァ……ハァハァ……

しかし、ためらいがあったせいでしょうか
わずかなスキに、スモールマウスセイゴは、にげてしまいました
わ、わぁ……なんてことだ……すみません……


私は冷や汗をかきつつ、

(ブラックじゃないほうの『バス』掛かれ……!)

と、念じながらカゲロウを投げていきました

そのうち、岸がえぐれて、反転流ができているところに来ました
そこで一番、小魚が跳ねているようにも見えます

ダウンクロスで投げて、カゲロウをゆっくり巻いていると――

*ググン! グーン!*

これは、なかなかの手応え!
前回とちがって、今回はちゃんとティップがあります

(°Д°; キター! 死ねぇー!


魚は底に沈もうとし、それがダメと分かると横に走りました
岸のガジャガジャに突っこもうとするのを、慌てて止めます

魚は少し寄ってきたと思いきや、こちらに突っこんできました
それを慌ててかわしたり、エラ洗いにヒヤッとしたり……
こんな魚とのやりとりは、今年の1月21日以来です

(*^^*) わぁ、コレだよ、コレ!

そして、ついにタモ入れに成功した魚は――







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(><; スモールマウスフッコかーい!


(これ、殺さないといけないの……? 殺るしか、ないか!?)

ふたたび、ナイフを取り出しました
エラをぱくぱくさせて、こちらを見上げている魚
こいつが味あわせてくれたのは、七カ月ぶりのファイト
ありがとう、と、加害者のくせに感謝の言葉しかありません

(・・; あ……あ……あ……あっ、にげちゃった……

なんということでしょう
また、ぴょーんと、にげられてしまいました……


(´;ω;`)さすがに3匹目はもう逃がせないよね!?






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こんどは掛かるならシーバスになるように、と、
ルアーをよりデカい、タイドミノーリップレススリム125Fに変更


そして数投目、ヒット……と思いきや、ノらずにバラシ!

(・・; やっぱり、シングルフックは掛かりが悪いのかな?







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はじめ、#3,#4,#5の3フックにしてみました
しかし、動きがなんか物足りない?
シングルフックのときとちがい、遅く巻いているとき、
ボディをユラユラ揺らすだけになってしまったのです

#3,#5の2フックにしたら、弱い水噛みでも尻をクネクネ
こっちのほうが好みの動きだったので、これで使うことに

デイゲームだと、ルアーの泳ぎがハッキリ見えるのもいいですね
景色も綺麗だし、闇夜の釣りとは違い、心が洗われそう






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しかし、ウェーディングしていくうちに荒瀬にぶつかり、
それ以上、先にいくのを断念

上陸地点に戻りながらルアーを撃ちましたが、
ノーヒットで終了










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帰り道、なんと、他のアングラーさんとスレ違いました
かなりのベテランという感じで、やはりシーバス狙いとのこと

スモールマウスが釣れたことや、小魚がちょっと跳ねていたこと、
でも、岸にイナッコやハクの群れは見られなかったこと――

そんな釣りの様子を場所といっしょに伝えると、

(・w・)その跳ねているのは、ボラだね
(・・; 跳ね方がヘタで、なんか横向きに着地してるので、
     ウグイか鮎かなって。ボラって腹から落ちますよね
(^w^)ここのボラはなぜか、跳ね方がヘタなんだよ(笑
     このていどの増水じゃ、鮎は落ちないね

(==) ですかぁ。鮎がいないなら、シーバスもいない……?
(・w・)いろいろ話してくれたから、言うんだけど――
     そこより、あっちのほうがシーバスはいるよ

(°Д°; えっ!? あっちにはいないと思ってました
(・w・)いつもいるわけじゃなくて、条件があるんだけど
     シーバスがつくブレイクがあるんだよ



なんだか、ブルーブルーの戸澤先生の、那珂川版みたいな方でした
道端で仏様に会ったような感じで、感謝と驚きでいっぱいです

出発から帰宅まで、数時間だけの釣行でしたが、
釣り場に行くと、いろいろあるものですね
どうせ釣れないと思い、家で休んでようかと迷っていました

次の釣りは、予定なら3,4日後になります
台風の影響が落ち着いた涸沼で、やってみようと思っています

「グツグツの群れ」(イナッコ絨毯?)は、大潮をきっかけにして
網掛に戻りつつあり、涸沼の真ん中か、あるいはもっと西へ
移動していると予想しています
ただ、それがあまりに沖合にいるなら、手が出せません

どうにせよ、現場を見ないと話がはじまらないので、
また歩き回って様子を見ていきたいと思います

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