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ジャークジャンキー通信 「レンジのコントロール」


♦︎割と多くなったねぇ♦︎

こういう感じが。(笑)
さて、今回は「ジャーキングでレンジコントロールしましょう!」って話です。ちょっとマニアックに行きます。

自分はこんな感じのルアーをジャーキングで使うんですが・・・



まぁ、ごっつあんミノー89Fとランドラゴ90Fが在れば大抵は事足りちゃうとかいう噂も?
日中に釣りに行く事も多いですが、基本的にはシャローエリアを狙います。理由はミノーで大抵のレンジをカバー出来るからです。

シャローから魚を逃しては成立しない釣りなので、逃がさない様にはして下さいね。

そんな中で必要になって来るのがレンジのコントロール。普通にルアーローテーションやロッドの位置、巻きのスピードでコントロールするのは簡単なので、ここではジャーキングでやりましょう!って事で。




ダートでのレンジ変動

自分が使っている大抵のプラグは水に押し付ける様に入力するとレンジが上がる物ばかりです。

ちょっと写真を交えて話を進めてみます。



この場所は水深が10cmくらい。まぁ見れば大体はお分かり頂けるかと思います。
使っているプラグの特性上、この時点では横方向へのジャーキングをしてます。水深10cmでボトムに当たらない様にする為にそうしてます。
画面右上にリーダーがハッキリと?映っていると思います。

さて、その状態から下方向に(水に押し付ける様に)入力すると・・・


まぁ当然、リーダーは水中に消えます。が、何やらルアーの頭が。笑


水中から上に向かって飛び出し、、、








ポチャン、と。
下方向に入力するとレンジを上げようとするのが良く分かると思います。空中ですし。爆

レンジの変動を順に解説すると、入力した瞬間には僅かにレンジを下げ、横にスライドしながら上昇軌道に入ります。(レンジの下がり具合いはルアーによって違います。)

この様にジャーキングをする事によってレンジのコントロールが出来ます。例えば牡蠣瀬の向こう側にキャストして根掛からない様に牡蠣瀬の所でレンジを上げたりだとか、シーバスが付く水中のストラクチャーの所だけレンジを上げたりだとか。
まぁこれだけでもだいぶ「武器」になると思います。是非、特別な1匹を掴み取って下さい。





では。









おっとw

スピードとアクションとレンジ、という理論に当て嵌めてもこれが出来るだけで他の人より弾数が増えるのは分かると思います。
例えば同じルアーで、同じスピードでもレンジの許容範囲が広がります。

最初は水面直下で、次は水面から20cmくらいで・・・など。他にも引き波を出しながら横にスライドさせたり、スライド後に水面に波紋を出したりとペンシルの様にも使えたり。たった1つのルアーでも使い方によっては複数のルアーローテーションと同じ効果が。


さて、「出来ます、出来ます」な話はこれくらいにして、「何で出来ないか?」という本題にそろそろ、、、自分も通った道ですので。




レンジが上がらない理由

最初に考えられるのはそもそもそのプラグに適した入力が出来ていないという事。自分はリップレスもしくはそれに準じたミノーの方がレンジのコントロールをやり易いと思っているので、以前書いたログが少しでも参考になれば。
「テーマは押す」と称してますが、プラグ毎や状況によって違いは出て来ます。巻いている状態からそのまま押した方が良い状況やプラグもあるし、そうではなく少し送り込んでから入力する方が良い場合もある。
文字で書いても分かり辛いと思いますが、やってみれば直ぐに分かると思います。(棒読み)


次に思い浮かぶ理由はレンジを上げようとしているのをリールを巻く事によって抑制してしまっているという事。
先程、レンジの変動について書きましたが、入力して大抵のプラグは一度潜ろうとしてからレンジを上げようとします。そのレンジを上げようとするタイミングで必要以上にリールを巻いてしまうとルアーはレンジを上げません。これも以前書いたログが参考になれば。
初期のハクパターンに限定して書いたのは流れを釣る必要が無いからです。どうせボイルしていて場所は丸分かりだし、デイゲームなら流れは見て分かるでしょ?
個人的にはタックルの使い分けも釣りの楽しみだと思うんですよ、別にハイギアが悪いとは言ってません。今回の騒動で仕事の影響が少ない人は、給付金でリールを追加してみては?笑


その他に思い付く理由はプラグの選択が間違っているという事。これも以前書いたログが。
補足的な話になりますが、自分が書いたルアー毎の対応流速とはレンジコントロールも含まれています。ダートだけではなく、です。
やはりルアーによって得意な「流れの当て方」があります。形状など様々な理由で流れを当て過ぎると流れでルアーの動きが抑制されて上昇軌道に入らないです。参考になれば。




実は本題はこっち?

さて、これでレンジが上がる理屈?は分かりました。という事はですよ?逆に上がらない様にするにはどうすれば良いかも分かりますよね?

先程は書いていませんでしたが、ロッドを送り込む事によってラインスラッグが作られ、ルアーは上昇軌道に入る訳です。って事は、、、ロッドを送り込まなければレンジは上がらない!

これは喰わせの瞬間の話。

自分は十中八九、口を使わせるのはステイです。ジャーキングの最中に口を使って来る事は「以前は」ありました。今はほぼ無いです、、、。
自分のエリアには日中に大型が比較的イージーに釣れる河川(ポイント)があるんです。そこはイナっ子が多く、タイミングによっては日中もボイルの嵐。通っていたのは10年くらい?前。今はメジャーになってしまいましたが、以前は仲間を入れてアングラーの数は片手で足りましたね。笑
そこの河川(ポイント)だけはある意味、ルアーへの入力は適当な方が口を使いました。

ただ困った事にホーム河川ではそれでは口を使ってくれませんでした、、、そこからレンジのコントロールを一気にシビアにした。それでやっと日中に大型も口を使い始めてくれました。

それが、、、喰わせのレンジ設定。
要は喰わせのステイをどのレンジでやるか?という話。
「身内の中で比べて」って話なんですが、同じ様にルアーをダートさせられる人間はまぁまぁ居るんです。なのに差が出ているのは間違いなくココ!恐らく今まで一言も伝えてないけどなwww

例えば水深40cmの場所で水面から20cmで口を使って来た場合、理由はボトムから20cmだからだと思ってるんです。やっぱり、ボトムは鱸を安心させますからね。こうなると大事なのはステイさせる時にレンジを上げない事だったりします。

これからの時期、梅雨入りして濁りが入ったり梅雨明けしたら水中のプランクトンが多くなって水の透明度が下がるじゃないですか?そういう時にバイトしてギラっと反転が見えるレンジ、そのレンジでステイさせられるかどうかで釣果は天と地だと思いますよ!



ステイの瞬間にヘッドを持ち上げる自発的アクションをひき起こすごっつあんミノー89F。ハク付きで使わない人、居るんスか?笑


流れの変化や地形の変化を利用すれば、およそハク付きとは思えぬ口の使い方も。



デイゲームでの良型、これぞリバーシーバスの醍醐味。4匹釣ってもボイルが終わらない中、タイムオーバーで帰宅・・・泣。


(左上は捕食の波紋)

このポイントに行き着くまでは苦労しました。せっかく行き着いた楽園で魚を警戒させる?冗談じゃありません、ありとあらゆる事を尽くして釣ります!膝水深で玉石のボトムですし、やらかしたら一発で終わりな場所。たまらん♪


魚数が多くないから大変なんですね、ホームエリアは。デイゲームで釣り易くなるのは6月くらいから、これは全国的に見ても同じではないかな?と思います。それ以前にデイゲームで安定した釣果を求めるなら自分は技術も必要だと思うんですが、、、まぁホームエリアは南極なんで悪しからず。


さてログタイトルが若干、変わりましてこれからはマニアックな話が少し増えます。

では。

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