バイブラマレット60S

こんちには。


今回はポジドライブガレージのバイブラマレット60Sのインプレッションです。

タイトルにはまるでベイトと書きましたがエサのように脳死で釣れるというわけではないのでそこはご了承ください。


特徴


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長さ:ボディ60mm、テール15mm
重さ:12g
フック:#6
ウエイト:固定成形式


見ての通りテールにピロピロがついているルアー。


ホームページには
「泳ぐ姿はまるで小魚なシャッドテールタイプジョイントミノー」
と小魚に寄せたという触れ込みです。


名前にある60Sはボディのみの長さで実質75Sですね。


このカラーは限定の有頂天カラーですが、カラーラインナップにはホロ系からクリア系、パール系など一通りあるよう。
(レーザー大好き人間にとってはレーザーホロもほしかった)


飛距離


かなり飛びます。


スコーンと。


一見テールのピロピロが邪魔をして飛ばなさそうに見えますがおそらく飛行時にはテールがパタンと折れ曲がり、ボディに添うことで空気抵抗を軽減しているんだと思います。


ボディ自体もツルッとしたシンプルな形状で空気抵抗が少ない様子。


柔らかい竿でもしっかり曲げてリリースすれば気持ちよく飛んでいくので極端に硬い竿でなければ飛距離が出しやすい部類のルアーでしょう。


アクション


一言で言うと…なんでしょう。


ボディは小刻みにローリングし、テールは水を受けて左右にブンブン振るというまさにシャッドテールワームのような複雑なアクション。


おそらくボディのみだとシンペンのようにスイング系のアクションをするところがピロピロがそれを抑えてロールにし、水を受けたテールが左右に振れるという仕組み。


アクションが極端に弱いというわけではないのでボディのサイズとの補完が取れたルアーですね。


リトリーブを緩めると一定のスピードからプルプル感がなくなり、抵抗感のみになることからテールのみのアクション、またはボディの微ローリングアクションとテールのアクションに変わります。


そこから更にリトリーブを緩めると流れに押されてカーブフォールのような形でテールのみが震えるというアクションに変わります。


このアクションのオンオフがかなりオイシイ。


使い方


巻いてよし、流してよしな小型ルアーです。


ですが私は基本的にはドリフトメソッドで使いますね。


プルプル感がギリギリなくなるぐらいのスピードで明暗を通してたまにリトリーブを抜く。


注意点はアピール力が低いわけでははないというところです。


ボディのローリングとテールのアクションが相まってそこそこのアピール力があるためスレきってからも投げ続けるルアーではありません。


あくまでローテーションの一部に組み込んでみてください。


主に上をシャローミノーなどで一通り探った後にフォローとして一枚レンジを入れるなどの目的で使うといいですね。


テールを外すチューニングをしている方もいるかもしれませんが私はテールを外すなら他にもっといいルアーがあると思いますしわざわざ釣り場でつけ外しする手間がかかるので基本的にはつけたままで使いますね。


またテールにアイがあるのでそこになにかつけたり、フックを移動させたり、拡張性もある遊び心のあるルアーですね。


弱点


弱点…弱点らしいものは特にないですね。


あえて探すならマニュアル的にリーリングスピードの調節をするルアーなのでオートマチックルアーではないところとか…


まぁこのルアーがマニュアルなら他のルアーもほぼマニュアルになってしまうのでこれは弱点とは言えないか…


そもそも流しっぱでも釣れてしまうことがあるので…


ポジドライブガレージ自体がテスト期間を長めに取っているらしいので完成度は高いですね。(完成度が高い=いつでも使えるというわけではありません)


強いて言えば潮の動き出しで流れが緩いタイミングだと沈む力に負けてちょっとドリフトさせづらいぐらいか。


まとめ


見た目はかなり珍しいですが難しいことを考えずに巻いても流しても十分釣れるルアーだと思います。


しかしドリフトとの相性がとても良く感じるので是非丁寧にドリフトさせてみてください。


また飛距離もかなり出るルアーなので1つローテーションに組み込んでみてはいかがでしょう。


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それでは。

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