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濵田就也

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記憶に残る1本


こんにちは。

前回のログから三か月も経ってしまいました。
この期間書こうと思えば書けたんですがあと一歩で踏みとどまっていたので久しぶりのログとなりました。

本当はジグのことについて書きたいんですが気が引ける・・・

今回は釣行記です。
釣行記を書くということは・・・そういうことです。

(釣れたってことですよ コソッ



 




まずは連日の状況から。
実は4月の頭からちょくちょく釣りには行っていたんですが自分の良く行くポイントではハクのようなベイトがちらほら見えるものの捕食者の雰囲気があまりないという状況が続いていました。

何回かアングラーの方も見受けられましたがあまり芳しくない様子。
そこで下流に下ってみたり、普段は行かない干潮の時間帯に釣りに行ってみたりと情報を取るための日々を過ごしていました。


そんなこんなで本日、二日前(約40時間前)にかなりの量の雨が降ったので魚は川から出て行ってしまっていると思ったんですが前日(24時間前)釣行でかなりの量のライズを確認したので魚はいることが分かった上での出撃。


時間的には若潮なので満潮1時間半前にポイントにつけば下げ出しから釣りができるだろうと思っていました。


しかし1時頃、ポイントに到着するともうすでに下げの流れが効いている様子。
数時間前にパラっと降った雨の影響とは考えにくい、水面に少量の枯葉が流れているなど二日前に降った雨の影響がわずかに残っていました。

当然ながら川は上流から流れてくるのでその上流部で雨が降り水量が増し、濁りが強くなると下流部にもその影響が表れます。
上流域でのゲリラ豪雨などが意外にも影響を及ぼし下流域では雨が降ってないのに状況が変わるなんてこともあります。

ポイント周辺だけでなくその河川の上流域でどのぐらい雨が降ったかも重要だと思います。


さらにもう一つの誤算は前日あった魚の気配がなくなっていること。

時間なのか、はたまた魚が出て行ってしまったのか。
前日は見受けられた水面の波紋や大小様々なライズがなくなっていました。


そんな誤算が重なりあぁ今日はダメかななんて思いながらも準備をし、とりあえずいるであろうハクに合わせたマリブ68をチョイス。




数投・・・




ン~ダメかと思いながらハンドルを回していると足元5mほどに橋の常夜灯に照らされて光る白く細長い魚影が。



ティキーン!(フレクサトーンの音)
明らかに自分の直感がそれはスズキ以外の何者でもないと訴えてきました。



気づいたときには流しているマリブを回収し魚影から5mほどの場所に柔らかく着水させ、流れに乗せて鼻先に運んでいました。






パクッ

ついばむような弱弱しいバイトとともにマリブが消え、緊張感が走ります。
魚影からしてかなり引くはず、どういなそう・・・



・・・ん?
多少首を振る動きを見せましたが想像の10分の1ほどしか引きません。

こいつかなり弱っている。
無理やりにでもタモ入れをして早く蘇生しないとやばいかも。

そう思った私はすぐにタモを取って水面につけます。
しかししばらくぶりのタモ入れ、うまくいくはずがありません。


もどかしそうにしていると構えているタモに向かって魚がスゥーっと、まるで

若いもん何しとる。早くこれをのけてくれ

と言わんばかりに自ら入ってきました。

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タモから出して驚きました。これまで釣ったどの魚よりもガリガリに痩せています。

写真でもわかるように何らかの理由で左目が潰れ、あまり餌が食べれなかったのでしょう。

色々思案していると橋の上から



うえ~すげ~釣ったの~?
いるんだね~
Youtuber?




と未だに聞き慣れない標準語のオーディエンスが。笑

平日の深夜なのに飲んで人に絡んどんちゃうぞと思いつつも素直にありがとうございますと言いながら素早く数枚写真を撮りました。



右目からはまだ残る力強さを感じました。

どこか一年前の自分に照らし合わせてしまってリリースの際には今まで以上に蘇生に時間を掛け、しっかり回復しきってからグリップを緩めます。



実に1年半振りのマルスズキでしたが色々記憶に残る一匹だったなと思います。
長い間開かれずくりんくりんに癖がついたFimoメジャーが時間を物語っているように感じました。



そのあともマリブ68を投げた後エアオグル75slmも投げてみましたが雰囲気が芳しくなく欲を出しすぎるのも良くないということで2時ごろ納竿。



約1年半ぶりのマルスズキは理想的な食わせ方とは言えませんでしたが大都会の中で生きる命の力強さを再確認した意義のある一本でした。

田舎の大自然の中で釣る魚もいいですが都会と魚というギャップがどこかエモく感じるのは私だけでしょうか。




それでは。



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