ルアーを「泳がせる」とは

こんにちは。


初めて自分のブログがFimoニュースに乗ったので勢い余って書きなぐっていきます。


今回はルアーを「泳がせる」という言葉の自分なりの捉え方について。


「泳がせるとは?」


いきなり本題に入りたいと思います。


私は「泳がせる」の意味は
そのルアーのポテンシャルを引き出す使い方


ということだと思っています。


例えば、バイブを巻くときはブルブルが伝わるギリギリがいい、とか


シンペンなら水を掴むか掴まないかのギリギリ、とか


そのシチュエーションやレンジ感によってリトリーブスピードやロッドポジションは変わりますが基本的にはルアーの一番活きるアクションをさせることだと考えています。


いや、アクションをさせるというのも少し違う気がしますね。


もうほんとに泳がせる。


ルアーの能力を引き出すということです。


「動かす」との違い


ここで疑問が出てくるのは「動かす」との違い。


同じ意味で違う言い回しとかと思えば大違いです。


動かすだと自分のイメージとしては釣り人主体。


釣り人がそのルアーにこうアクションしてほしいというイメージをもって引いている感じ。


例で表すとミノーをドリフトさせる際泳いでいるかわからないからブルブルが伝わるスピードまで巻く、とか。


決して巻きが入ると「動かす」ということではなく、釣り人がルアーの狙いのアクションから外したアクションをさせている状態。


ルアー紹介での言い回し


ルアー紹介でよく目にするのは
「ルアーが泳がないスピードで」
の一文。


これだとほんとに巻かない人が増えてしまうような気がします。


ルアーが泳がないスピードということは私の中ではI字ということになります。


私はどちらかというとルアーには多少動いてほしいという考えがあり、極端なスローリトリーブはあまり効果がないと思います。


もちろん一部例外はあるでしょうが、ルアーに合わせたアプローチ方法ということでルアーを泳がせるという言葉を捉えています。


スロー向けのルアーをファストで引いたりリアクションのルアーをデッドで流したりなどの釣り方はわざわざそのルアーでしなくても他のルアーですればいいのです。


動かすことが悪ではない


誤解してもらいたくないのはルアーを動かすということが悪ではないということです。


例えば、有名なブローウィン140Sのもはじめはダブルアクションを求めて作ったものの、結果ジャーキングさせるとよかったためそのメソッドがむしろ主流になったなど。


他にもあるでしょうが、はじめはブローウィンにとってジャーキングは理想とは外したいわゆる「動かす」アクションだったわけです。



結果、ジャーキングでしかとれない魚がいたりするため売り文句として用いるように。


このように動かすことは狙ったアクションとは違う動きで魚が引き出せるということ。


決してどちらがいいというのはなくあくまで使い分けるべきなのですが、間違いなくこの「動かす」と「泳がせる」は別物なのです。


最後にもう一度、


泳がせるとはルアーのポテンシャルを引き出す使い方。


それでは。

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