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▼ ペニーサック99初代
- ジャンル:ニュース
- (インプレ)
こんにちは!
登録ライターになって第一回目のログはハルシオンシステムさんのペニーサック99初代のインプレッションです!
スペック

長さ:99mm
重さ:13g
フック:#5
ウェイト:重心移動2発(素材不明)
タイプ:フローティング
今回のペニーサック99初代は同メーカーの140mmバージョンのダウンサイジングモデル。
大きさを小さくしただけでなくアウトラインや内部も再調整した一品。
なんといっても目を引くのが特徴的なアウトライン。
テールに向かって先細りになっていく形状をしていて水を受ける面積がかなり大きくなっています。
形状をみるとポッパーかと思われる方もいるかもしれませんがキビキビと動くミノーとのこと。
140mmは32gもありどんな竿でも使えるというわけではないでしょうが13gとなれば誰でももっているであろうMLクラスのロッドで投げることができます。
飛距離
んー、お世辞にも飛ぶとは言えませんね。
無風条件でさらにうまくキャストできたときはそこそこ飛ぶんですがいかんせんばらつきが酷いのとよく飛んだときも何故よく飛んだのかわからない。
恐らく内部構造としてウェイトがテールまで下がりきらないようになっていることがこの飛距離の出なさの原因かと。
さらに風が吹いた日にはその飛距離はおそ松さんなのでルアーチェンジを免れないでしょう。
他のルアーで例えると初代コモモSF125やスーサンとかと似たような飛距離のような気がします。(うまく決まればこれらよりは飛ぶんですが、いかんせん安定しない)
まぁ逆にこのルアーは絶対的飛距離を得なくて良かったのかもしれません。
アクション
これに関しては天下一品です。
先程飛距離が出なくてよかったと言ったのはこのアクションのため。
これで飛距離が出た日にはこのルアーだけでいけちゃうなんて思ったり。
具体的には背中を大きく倒すようなワイドなローリングアクションなんですがこのアクションが他になかなかない。
さらにリップの面積がかなり大きく先細りの形状のため低速時からしっかり水に絡んでくれる。

線を引くとより分かりやすいですがかなりアイが低く設定されています。
さらにこのライン上にウエイトを置くことでこのラインを軸に倒れ込むアクションを実現しているのです。
さらに恐らくこの設計とリップの形状により低速時の泳ぎ出しもかなりよく設定されています。
レンジ
スペック上では50〜80cmとのこと。
下に突き出しつつくの字のリップがしっかり水を掴むためそこそこのレンジが入ります。
実釣でも大体このぐらいのレンジ感ですね。
よく言うシャローランナーよりは一枚噛むぐらいの感覚で使っています。
個人的にはこの重さでこのレンジを引けるルアーというのがかなり貴重な存在。
ミノーのドリフトにおいて自重の軽さは流れに対するレスポンスとほぼ直結してくる要素です。
同条件で重さのみ異なるルアーを投げた際は軽いほうが流れを受けたときのゆらぎだとか浮遊感がいい。
そういうミノーの多くはシャローレンジを引くものだったんですが更に一枚噛んだレンジを引けるペニーサックはかなり唯一無二性があります。
使い方
主にアップからダウンにかけてのドリフトがメインになってくるルアーですね。
飛距離が出ないので基本的に近距離戦にはなってきますがうまく決まれば飛ぶので射程距離はある程度は担保されています。
どちらかというとロッドアクションなどで食わせの間を作ると言うよりは素直なアクションで見せて食わせるというイメージ。
オススメの時期としてはやはり秋ごろかと。
ベイトは大きくなってくると遊泳力が増すため一枚噛んだレンジを泳ぐことが多いです。
イナッコ、コノシロなどボイルしてないけどベイトがいるのは確認しているというときにレンジ感的にもぴったりなルアー。
逆に春から夏にかけてはハクやサヨリなど遊泳力が弱いベイトが表層付近に浮くことが多いため、少しレンジが入り過ぎな気がします。
ロッドを立てて巻きを緩くすれば引けないこともないですが他のルアーでいいかと。
あとは低速でしっかり水に絡んでくれるのでサイズ以上にボリューム感は大きめかなと思います。
しっかりめに巻いても水をある程度受け流すことができるので問題はないですがやはり流れに乗せながらのスローリトリーブがベストかなと。
かなりガツンとした深いバイトが出るので魚がいれば食ってくるようなルアーではあると思います。
弱点
やはり飛距離が出ないことでしょう。
アクションのために飛距離を捨てていると考えられる構造をしていますがやっぱりもう少し飛べば…と思う場面がかなりあります。
同じ系統でいくとアイマのコモモカウンター90があります。
コモモカウンターは飛距離が出るかわりにアクションが少し物足りないのと低速時の水絡みが悪いようなイメージがあります。
届く範囲はペニーサックで探って遠くはコモモカウンターというふうにローテーションするのがいいかもしれません。
逆に飛距離以外はかなり満足な性能を持っています。
ドリフトルアーにおいて飛距離という弱点はかなり痛いですがそれを補う魅力を併せ持ったギャップのある愛されキャラ的なルアーだと思いますね。笑
まとめ
飛距離が出ないという大きなハンデを背負ってはいるものの、13gという軽さで下のレンジをドリフトさせるいう面ではかなり完成度が高く、こと水中性能において同じクラスでこれを上回るミノーはあるのかと思わせるような一品。
まさに一つの完成形とも言えるようなミノーなのではと思えるルアーです。
もちろん重要な飛距離という要素を削ってこの能力を得ていると言えるかもしれませんが制約と誓約、弱点を補うほどの性能は持っていると感じます。
まだキャストも上手くできない初心者さんにおすすめするようなルアーではないかもしれませんが、キャストが思うように出来るようになって次はドリフトを覚えたいという方や玄人さんでこのレンジが空いているなどの方には胸を張っておすすめします。
くりっとした目のかわいらしいペニーサックちゃんがガツン!と食われて魚の口に掛かって上がってくるところを実際に体感してみてはいかがでしょうか。

それでは!
登録ライターになって第一回目のログはハルシオンシステムさんのペニーサック99初代のインプレッションです!
スペック

長さ:99mm
重さ:13g
フック:#5
ウェイト:重心移動2発(素材不明)
タイプ:フローティング
今回のペニーサック99初代は同メーカーの140mmバージョンのダウンサイジングモデル。
大きさを小さくしただけでなくアウトラインや内部も再調整した一品。
なんといっても目を引くのが特徴的なアウトライン。
テールに向かって先細りになっていく形状をしていて水を受ける面積がかなり大きくなっています。
形状をみるとポッパーかと思われる方もいるかもしれませんがキビキビと動くミノーとのこと。
140mmは32gもありどんな竿でも使えるというわけではないでしょうが13gとなれば誰でももっているであろうMLクラスのロッドで投げることができます。
飛距離
んー、お世辞にも飛ぶとは言えませんね。
無風条件でさらにうまくキャストできたときはそこそこ飛ぶんですがいかんせんばらつきが酷いのとよく飛んだときも何故よく飛んだのかわからない。
恐らく内部構造としてウェイトがテールまで下がりきらないようになっていることがこの飛距離の出なさの原因かと。
さらに風が吹いた日にはその飛距離はおそ松さんなのでルアーチェンジを免れないでしょう。
他のルアーで例えると初代コモモSF125やスーサンとかと似たような飛距離のような気がします。(うまく決まればこれらよりは飛ぶんですが、いかんせん安定しない)
まぁ逆にこのルアーは絶対的飛距離を得なくて良かったのかもしれません。
アクション
これに関しては天下一品です。
先程飛距離が出なくてよかったと言ったのはこのアクションのため。
これで飛距離が出た日にはこのルアーだけでいけちゃうなんて思ったり。
具体的には背中を大きく倒すようなワイドなローリングアクションなんですがこのアクションが他になかなかない。
さらにリップの面積がかなり大きく先細りの形状のため低速時からしっかり水に絡んでくれる。

線を引くとより分かりやすいですがかなりアイが低く設定されています。
さらにこのライン上にウエイトを置くことでこのラインを軸に倒れ込むアクションを実現しているのです。
さらに恐らくこの設計とリップの形状により低速時の泳ぎ出しもかなりよく設定されています。
レンジ
スペック上では50〜80cmとのこと。
下に突き出しつつくの字のリップがしっかり水を掴むためそこそこのレンジが入ります。
実釣でも大体このぐらいのレンジ感ですね。
よく言うシャローランナーよりは一枚噛むぐらいの感覚で使っています。
個人的にはこの重さでこのレンジを引けるルアーというのがかなり貴重な存在。
ミノーのドリフトにおいて自重の軽さは流れに対するレスポンスとほぼ直結してくる要素です。
同条件で重さのみ異なるルアーを投げた際は軽いほうが流れを受けたときのゆらぎだとか浮遊感がいい。
そういうミノーの多くはシャローレンジを引くものだったんですが更に一枚噛んだレンジを引けるペニーサックはかなり唯一無二性があります。
使い方
主にアップからダウンにかけてのドリフトがメインになってくるルアーですね。
飛距離が出ないので基本的に近距離戦にはなってきますがうまく決まれば飛ぶので射程距離はある程度は担保されています。
どちらかというとロッドアクションなどで食わせの間を作ると言うよりは素直なアクションで見せて食わせるというイメージ。
オススメの時期としてはやはり秋ごろかと。
ベイトは大きくなってくると遊泳力が増すため一枚噛んだレンジを泳ぐことが多いです。
イナッコ、コノシロなどボイルしてないけどベイトがいるのは確認しているというときにレンジ感的にもぴったりなルアー。
逆に春から夏にかけてはハクやサヨリなど遊泳力が弱いベイトが表層付近に浮くことが多いため、少しレンジが入り過ぎな気がします。
ロッドを立てて巻きを緩くすれば引けないこともないですが他のルアーでいいかと。
あとは低速でしっかり水に絡んでくれるのでサイズ以上にボリューム感は大きめかなと思います。
しっかりめに巻いても水をある程度受け流すことができるので問題はないですがやはり流れに乗せながらのスローリトリーブがベストかなと。
かなりガツンとした深いバイトが出るので魚がいれば食ってくるようなルアーではあると思います。
弱点
やはり飛距離が出ないことでしょう。
アクションのために飛距離を捨てていると考えられる構造をしていますがやっぱりもう少し飛べば…と思う場面がかなりあります。
同じ系統でいくとアイマのコモモカウンター90があります。
コモモカウンターは飛距離が出るかわりにアクションが少し物足りないのと低速時の水絡みが悪いようなイメージがあります。
届く範囲はペニーサックで探って遠くはコモモカウンターというふうにローテーションするのがいいかもしれません。
逆に飛距離以外はかなり満足な性能を持っています。
ドリフトルアーにおいて飛距離という弱点はかなり痛いですがそれを補う魅力を併せ持ったギャップのある愛されキャラ的なルアーだと思いますね。笑
まとめ
飛距離が出ないという大きなハンデを背負ってはいるものの、13gという軽さで下のレンジをドリフトさせるいう面ではかなり完成度が高く、こと水中性能において同じクラスでこれを上回るミノーはあるのかと思わせるような一品。
まさに一つの完成形とも言えるようなミノーなのではと思えるルアーです。
もちろん重要な飛距離という要素を削ってこの能力を得ていると言えるかもしれませんが制約と誓約、弱点を補うほどの性能は持っていると感じます。
まだキャストも上手くできない初心者さんにおすすめするようなルアーではないかもしれませんが、キャストが思うように出来るようになって次はドリフトを覚えたいという方や玄人さんでこのレンジが空いているなどの方には胸を張っておすすめします。
くりっとした目のかわいらしいペニーサックちゃんがガツン!と食われて魚の口に掛かって上がってくるところを実際に体感してみてはいかがでしょうか。

それでは!
- 2022年12月5日
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