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牡鹿を徘徊する メバル釣り

  • ジャンル:日記/一般
震災以来始めて牡鹿半島に車を走らせる。
あてもないまま鮎川に向かうも、どこの集落も、高台への移転工事が落ち着いて順次、港の嵩上げをしているような状態。
メインの道路は普通に走れるけど、かつて楽しませてもらった小竹、ハマグリ、月浦、福貴浦、狐崎、牧浜といった場所へ行くにはどこかしら工事を行っている。
日曜日なので地元の釣り人がいるから自分も竿を出せる気がするけど、それでも以前に比べて、釣り人は少ないかな。
鮎川は赤防波堤を見て歩く、かつては電線が張ってあって、いつ何を釣るなら何番目みたいな感じだったけど、今は電線がないので昔の面影を探しながら、あれこれ思い出して物思いにふける。
きっと釣りをしなくなった友人は、こういうのが嫌になっちゃったんだろうなと思った。
僕はビジターだから、地元に戻れば釣り場はあるんだけどね。ましてやクロダイは現在出荷規制中。

さて、古くなった撒き餌を持っているので赤防波堤、外海側の水深が変わるところを釣ってみる。
一投目アジ15cm。二投目メバル。撒き餌が効くとサバのオンパレード。
フグも集まりだしたので一旦内側の一番水深がある、曲がり角手前の艀の影を狙って釣る。
流石に水深12-13メートル、ウキ下10ヒロからのアタリはドキドキする。
結果はメバルにフグが混じる感じ。
撒き餌をここで使い切り、一旦立った釣り場を綺麗にして、水深のある福貴浦へ。
入口の小網倉は道路がよくわからない感じだったけど、福貴浦は嵩上げも終わり、
牡蠣ムキ施設も稼働しているようで、復興を感じて少し安心。
ここに昔と変わらぬ景色を見つけた。鹿立との間の道路の脇。
ここでノッコミチヌをビッグママを含めて大釣りしたことがある。もう、何十年前だ?
当時、干潮時には海藻が水面にびっしり浮いて見えたけど、今は海藻は皆無。
鮎川は風も吹いていたがここは風もなく、墨を流したような水面で、ゆっくり潮がおっつけられて足元は横に動いている。
釣れそうな雰囲気。
一投目餌取り、二投目餌取り、三投目‥‥
やがて、足の速い夕方が太陽の光量を落とすと、ポツポツとメバルが当たり出す。
サイズもだんだん大きくなり、しばらく楽しんで納竿とした。

釣果よりも、何かもっと大事なことを、思い起こさせてもらった1日。

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