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田植えのお手伝い

  • ジャンル:日記/一般
5月は毎年恒例の田植えのお手伝いに来ています。
田んぼにイネを植えるのが目的なのですが、この仕事はまさしく段取り八分が整ってできることで、下準備が大切ですが、これのひとつひとつがまた、なかなか大変な作業です。
最近は離農したり仕事ができなくなった農家さんの分も植えなくてはならず、植える面積がどんどん増えてきています。

下準備のひとつに「ごみ取り」という作業があります。田んぼの代掻きをを仕上げて、イネを植えられるように整備して水を入れて行くと、古い稲わらやイネの根っこなどが水にでてきて、それが風によって寄せられます。その寄ってきた稲わらや根っこを熊手のようなもので掻き取る仕事です。水を含んだ稲わらやイネの根っこ、もみ殻などは、とても重くて、しかも取っても取っても、永遠に出てくるような気がするくらい量があって仕事は大変です。
これを掻き取らないととうなるかというと、イネを植えて根を張る前にこのゴミが動いてしまうと、せっかく植えたイネがうき苗になっしまったり、倒れてしまいます。
このコメがない状況なので、収量が減らないように頑張って取ります。日本の食料事情は僕が支えています(大袈裟か)(笑)

それで、このゴミ取りをしていると、風に押される水の動きが読み取れます。
風向きと水の流れの向き、押された水を補う流れ、畔に当たって向きをかえる流れや、押されながらも畔に沿って逃げていく早い流れ。海や河川と同じですね。
またゴミにもフローティングタイプのゴミと、サスペンドタイプのゴミ、シンキングタイプだけど風の押される水で動くようなゴミのタイプがあります。慣れてくると、見えてないゴミもここにあるというのが分かるようになります。
まあ、田んぼという四角い世界で、水深もドドシャローなので、限られた小宇宙での話ですが。

この仕事をしながら思うことは、漁港などでのプランクトンの動きやたまる場所のヒントになりゃしないかと思うわけです。
特に、ゴールデンウィークのアジングでは、そういうものの見方ができていなかったというか。

ゴミ取りの作業は気がつくと無我の境地でやっているのですが、ふと、そんなことをひらめいてしまいます。

そういえば風で押されたゴミの溜まった場所があって、そこをゴミを嫌がって攻めてなかったあ、などと思うわけです。
その田植えも終盤に入り、田植えが終わればいよいよ僕も夏に突入します。

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