【徳島発！阿波ぁBEAT!】ランカーシーバス、マゴチに化ける…

ただ、そのイベントの楽しさを伝えようにも、親である自分が分かっていないと伝えられない悲しさ…

『自分の時代には、ハロウィンなんてなかった！』ちゃまです(汗)

9月はShalldus14のテストのために、同じ事を何回繰り返しただろう。

飲み込んだはずの物を反芻の様に吐き出し、噛み砕いてはまた飲み込む。

本当にそんな事の繰り返し。

そんな事をやっていると『テスターって大変ですね。』って何人かに言われた。

しかし、自分的にはこんな楽しい事は無いと思ってやってるワケでありまして…(笑)

そんなShalldus14の報告レポートもまとまってくると、実釣に組み込んだ釣りが増えてくる。

しかし…

まぁ、結果が出せない事(泣)

もし自分のステータス表があるとすれば、確実に『チャンス×』がつくこと間違いなし(汗)

そんな悔しい思いをしながら実釣を繰り返していた、ある日の市街地河川。

増水を境に、魚が散った感じのあるエリアへエントリー。

少し前まではNarage65で頻繁にバイトがあった場所だが、今ではほぼバイトなし。

『雨降ってダメになるポイントとかあるんやなぁ。』っと思いながらキャストしていると、そこそこサイズのキビレを発見。

今思えば、夏の間は見かけなくなっていたので、キビレの姿を見たのは割りと久し振り。

これって、暦だけ見てたら分からない大事な発見。

『そろそろあのポイントも良くなって来そうだなぁ。』っと考えながらShalldus14を流れに乗せてゆっくりとフォールさせていると固いバイト！

そして、フックUPから独特のファーストラン！

『早速かい(笑)』っと、内心苦笑い(笑)

しかし、キビレなのは確実なのだが引きがやたらと強い…

『もしかして、結構いいサイズ？』

ゆっくりやり取りし、水面に浮かしてくるとやっぱりいいサイズ！

下手に大事にやってバレる前に、サクッとネットイン！

『Shalldus14で、やっと写真撮れるくらいの魚や！』っと歓喜♪

そして『もしかしたら…』っと思い、メジャーを当ててみると…

自己記録更新の47㎝♪

ただ微妙なのは、『狙ってなかった』って所…

本命なら素直に喜べるけど、実際はシーバスの外道ってのが悲しさ満点(汗)

『次の記録更新は納得行く形で…』っと願う釣りとなりました。

それから数日後。

中々いいタイミングで、はるゆきくんと吉野川ウェーディングへ。

タイドも秋らしくなり、ナイトでも結構潮位が動くようになってきているため期待度大！

この日は曇りとは言え、月明かりで手元がライト無しで作業できるほどの光量。

それを考慮して、お気に入りのスネコン130S フラッシュレッドからキャスト。

クロス～ダウンクロスにキャストしラインメンディング。

そこからは、ラインを極力水に浸けないよう意識して、ルアーの重みを少し感じる程度のテンションを掛けながらドリフトさせていく。

その何投目かで、いい感じに流れが効いているピンを発見！

はるゆきくんに声を掛け、少し深めにウェーディングしてピンを狙いに行く事に。

はるゆきくんに1本釣って貰うため先行を譲り、自分はタイミングを見て後ろから邪魔にならないようにロングキャスト。

すると、珍しくめちゃくちゃ決まったキャストでスネコン130Sがいつもの3割り増しでカッ飛んで、狙いの流れを跨いで着水！

すぐにラインメンディングし流して行くと、リールを2回転ほどしたところで明確なバイト！

フッキングと同時に伝わるストロークの長いヘッドシェイク！

そして、そのまま鰓洗い！

遠目からでも分かるほどのデカさ！

『はるゆきくん！80越えた！』っとか言ってると、何やらクロスしているライン…

『ちゃまさん！ラインのクロスしてます(泣)』っと、激焦りなはるゆきくん！

取り合えず、クロスを解消しないと始まらないので、はるゆきくんと立ち位置を入れ替わる事に。

その間も、かなりの勢いでラインを引き出していくシーバス！

LBでラインを送って対処するも、ハンドルの逆回転の仕方が半端じゃない(汗)

立ち位置を入れ替わり無事にクロスを解消した所で、気を取り直してファイト開始！

っとその時、『フッ…』と抜けるラインテンション…

ちゃま『あかん！バレた！』

ちゃま『いやぁ今のはデカかったわ！』

ちゃま『80は確実やな。下手したら85越えてたかも…』

はるゆき『もう…やめません？(苦笑)』

ちゃま『しばらく引っ張るよ(笑)』

はるゆき『ヒトデナシ！』

っと、いいネタを仕入れた所でキャスト再開(笑)

すると、程無くして流れの境辺りでバイト！

『よっしゃ！食った！』っと流れからゆっくりと引き出して来るも、何やら挙動がおかしい…

ちゃま『はるゆきく～ん。ランカーがマゴチに化けたわ～』

はるゆき『ちゃまさん…泣いていいですか？』

っと言いながらも、バイトゾーンをしっかり見極めてスネコン130を流していくはるゆきくんにヒット！

ちゃま『コチ！コチ！コチ！』

はるゆき『シーバス！シーバス！シーバス！』

変な掛け合いをして上がってきたのは…

はるゆき『まさかのキビレです(笑)しかもスネコン130Sにこのサイズ食ってきます？(笑)』

キビレのがめつさにちょっとビックリ(笑)

その後は、少しずつ沖へ歩を進め本流ブレイクに届きそうな位置まで到着。

スネコン130Sでは届きそうにないので、ブローウィン140Sへチェンジ。

アップクロスにキャストしてラインテンションを張り、流れの中に置いて流していく。

すると、明らかに水圧が増す場所を発見！

『ここしかないだろ！』っと言うくらい流れの変化がある場所をじっくりとブローウィン140Sを送り込むと狙いのピンでヒット！

ちゃま『食ったーっ！シーバス！シーバス！シーバス！』

はるゆき『コチ！コチ！コチ！』

ちゃま『途中から薄々分かってたんやけど、やっぱりマゴチでした…

はるゆきく～ん。ランカーがマゴチ2匹に…(笑)』

はるゆき『だーっ！(笑)』

それからも徐々に沖へ出て行き、ぼちぼち限界点。

目の前の流れと本流ブレイクが重なるポイントへ到達した所で、ナレージ65 ランガンバレットへチェンジしボトムドリフトでブレイク下の魚を狙ってみる事に。

緩いテンションを掛けボトムに送り込んでいくと、頻発するショートバイト。

正体は分かってるけど、一応確認の意味で真剣に狙っていくと割りとあっさりヒット。

ちゃま『今日の感じからすると、やっぱりあなたですよね(笑)』

その頃から時合いに突入し2人ともバイトが続くもバラしを連発(汗)

その時、『ちゃまさん僕と同じロッドの機種違い買うんでしょ？キャストしてみます？』っとはるゆきくん。

お言葉に甘えてキャストさせてもらうと、前モデルの様なダルさは無くかなりシャープ。

キャストの振り抜けもいい。

感度は、流石にハイエンドの様にはいかないが、自分には十分満足のいくレベル。

コスパから考えるとかなりいい感じ。

なんて色々確かめてると、隣で人のロッドを曲げてるはるゆきくん！

はるゆき『ちょっ…ちゃまさん！レバーってどう使うんすか！？』

テンパり気味なはるゆきくんを見てニヤついてると何と自分にもヒット！

ちゃま『食った！はるゆきくんダブルヒットや！

…って、これリール壊れてるんちゃん！？はるゆきくんライン出せんでよ！』

はるゆき『ちゃまさん…ツインパにレバーはついてないっす(笑)』

2人とも、慣れないタックルでのやり取りに四苦八苦しながらも何とかキャッチ(笑)