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▼ 涸沼+那珂川河口、ホゲ!
バチ抜けは4月いっぱいまでという説があります
そして4月21日(金)は大潮で、夜に下げ
バチ抜けの可能性が最もあるといっていい潮周り……!
一か月半ホゲてるなか、ここが関ケ原の決戦ということで
21日は会社終わりから直行で那珂川河口に遠征しました
前回、ジミー様からこの時期は明暗が良いのではと
アドバイスを頂き、今回は明暗攻めを意識。
そして結果は、ホゲでした(==;
![ubhr4jwh628c27fy85us_480_480-0af88820.jpg](/p/ubhr4jwh628c27fy85us_480_326-969abea2.jpg)
① 金曜日夜、まず湊大橋の明暗を攻めることに
前回、左岸から攻めて『流心は右岸寄り』と思ったのですが
今回、右岸から攻めたらそれが錯覚だったのに気づきました
流心はほぼ真ん中のようです(右岸橋脚が遠く見えてました)
引け始めから2時間くらい、橋下の明暗にミノーやシンペン
を流し、特に流心はトライデント130Sの遠投で攻めたのですが
反応もなく、バチも抜けず、魚の気配もありません
そして、対岸を見ると水門のところに釣り人がいるのです
(・・; そっちのが釣れるのかな……?
②水門に移動して、ドリフト
水門のそばは釣り人のかた達が何人もいて、それに混じることに
たしかに、いかにもバチがいそうな雰囲気の所です
ですが、バチ抜けはいっこうに見られず
ただ、小魚はライズしています
——誰も釣れず、一人、また一人、と見切っていき……
最後の一人の私は水門の明暗から岸際、流心まで探って、
やはりダメ! (><;
今年のバチ抜けはもう終わったのやも知れません
youtubeの『おとな釣り倶楽部 冬のショアシーバス』では
那珂川河口の、12月のバチ抜けが紹介されています
那珂川のバチ抜けはそのくらいの時期なのでしょうか?
しかし、小魚はいるのにシーバスが来ないのは、なぜ……?
それは、もっと他に魅力的な場所があるからでは?
那珂川そばのそんな場所といったら――涸沼!?
ということで、車中泊のあと、まだ訪れたことのない涸沼に
チャレンジすることにしました
![6veicd47phgyivxy9itg_480_480-b15df188.jpg](/p/6veicd47phgyivxy9itg_360_480-816cae4b.jpg)
涸沼南岸の有名場所『網掛(あがけ)』にやって来ました
涸沼を初めて見た感想は「中禅寺湖の汽水版だコレ!?」
とりあえず岸際を歩くと、朝からブッこみ勢とルアー勢が
ロッドの砲列を並べています
そして水面ではハクとボラが跳ねまくっていて、
その多さたるや、水門前の比ではありません
また、フッコの死骸を二つ見かけて、ホッとしました
![we3pkp9vw5sxpk7exk7k_480_480-83e88c88.jpg](/p/we3pkp9vw5sxpk7exk7k_480_360-1e86e047.jpg)
![9euzzb8ai3mk8tspo2f9_480_480-bbfc98ed.jpg](/p/9euzzb8ai3mk8tspo2f9_480_360-60777d6e.jpg)
ちょっと試し釣りをしてみたところ
手前はトライデント110Sが水底の海藻を拾い、
その奥はスタッガリングスイマーがシジミを拾いました
ならばとリップルポッパーを引くとハクを拾うことに
浅場の多い釣り場なんだな、という印象を得たのですが、
問題は、シーバスが釣れそうな場所が分からないこと
ここでシーバスがボラを捕食するなら、(できれば群れで)
浅瀬にボラを追い込む方法かなと思いました
でも、どこがその狩場になる岸なのでしょう?
それか、まったく別の捕食方法もあるのでしょうか?
なにかヒントはないかと『涸沼 シーバス』とググってみると
<涸沼川にかかる橋がおすすめ>
というような記事が散見されました
涸沼本体ではなく、那珂川へ通じる涸沼川も非常に良い場所で
その橋の明暗が狙い目とのことです
橋なら、狙いどころが絞れて釣りやすそう
ということで、行き当たりばったりで移動することに
![dyz8dj7n9revsmutg255_480_480-91aa4f1e.jpg](/p/dyz8dj7n9revsmutg255_480_270-9d7171cb.jpg)
③『国道51号線の橋下』にやってきました
もしかして、こういう明暗がジミー様のオススメなのかな、と
頂いたアドバイスを思い出し、根掛かり警戒にワームから
ドリフトの釣りを試してみました……が、
(°Д°; ベ、ベイトがいない……!?
岸際で目をこらしても、ハクが2,3匹見えるだけ
記事だと、産卵のコノシロなどが狙い目ことでしたが、
考えてみれば産卵の季節はもう終わっているはずです
(あとで調べたらコノシロの産卵は春~初夏とのこと
思い切り産卵シーズンでした!(>< )
しばらくドリフトや橋脚際を狙ったりしましたが、無反応
川岸の釣り人さん達も全然釣れないのか、撤退していきます
私は涸沼のボラ天国が忘れられず、網掛に戻ることに
![2uxfsn8jn4brb34id3r9_480_480-b73adb3a.jpg](/p/2uxfsn8jn4brb34id3r9_480_360-2bcc958e.jpg)
④涸沼に戻り、どうしたものかと水面を眺めていると、
潮目ができている場所があることに気づきました
(・・; これは底にナニカの地形変化が……?
涸沼は思ったよりも西から東への流れがあります
もしかしたらそれでブレイクが出来ていて、シーバスが
そこを利用して移動や捕食をするかもしれない――
この潮目に、すべてを賭けることにしました
![nsvsvdmfaurtprkf8g8o_480_480-6a284380.jpg](/p/nsvsvdmfaurtprkf8g8o_480_360-3d5213a5.jpg)
私は普段、ルアーケースはプラグ用のが一つ、
スプーン+ワーム用一つ、の2つだけ使うようにしています
ルアーが多くて重いと、体力消費が激しくなってしまうからです
ですがこのときは、使えそうなのをジップロックにポイポイ
放り込んで、色んなのを試せるようにしておきました
そして、夕方5時、ボラのライズを見ながら釣り始め、
ありったけのルアーを潮目にブチ込みはじめました
夜9時、ボラのライズが止まり――
夜11時、潮の下げも止まり、私は――
![6otmortxrfe44je3daf5_480_480-f43908e5.jpg](/p/6otmortxrfe44je3daf5_391_480-1f43c846.jpg)
またこの終わりかた!?(´;ω;`)
この日釣れなかったのは私だけではなく、多分、全員全滅
だったのではと思います
海千山千のアングラーが全員釣れなかったのなら、
シーバスはいなかったか、非常に少なかった、ではないかと。
でも、これだけベイトがいて、そんなことありえるのか――?
その理由を自分なりに考えてみた結果が、下になります
![ke7tj8s82ny63m9u53k6-535ea71a.png](/p/ke7tj8s82ny63m9u53k6-535ea71a.png)
那珂川のシーバスのうち、
主に雌は稚鮎を追って川をどんどん上っていくのでは
(遡上するシーバスはだいたい雌とのことなので)
いっぽう雄は基本的に海にいて、バチ抜けやコノシロ産卵、
あるいは秋のカビボラといったイベントのときだけ、
汽水域に入ってくる個体が多いのでは?
茨城の海は豊かで、エサとなる小魚が多そうですし
なので、汽水域はイベントがないとシーバスが少なくて
釣るのが難しい。よさげな水門や、涸沼でさえも―—
という図式なのかもしれないなぁ、なんて妄想しています
私は2月22日に河口でシーバスを釣れましたが、
那珂川で稚鮎の遡上が確認された時期(確認日2月25日)と
かぶります。
稚鮎を追っていたシーバスを運よく釣れたのかもしれません
たしかに、何かの小魚が跳ねながら通っていっていました
しかも今年の稚鮎遡上数は、去年より遥かに多い、というか
過去最多記録レベルなんだそうです
『久慈川・那珂川稚鮎遡上速報(茨城県水産試験場様)』
のデータでは、投網の平均捕獲数が 6.5→196.5(30倍!)
なので、稚鮎についていったシーバスも凄く多いのかも
つまりどういうことかというと、
今年の今の時期、雌を狙いたかったら中上流域で、
雄を狙いたかったら海
―—ということになるのかなぁ? と
帰りの車の中の一人反省会のときに思いました
そして5月は、川は代かきの影響を受けるとのことで
(これもまたジミー様のアドバイス)
ならば、海がいいのかなぁ? なんて考えています
そして4月21日(金)は大潮で、夜に下げ
バチ抜けの可能性が最もあるといっていい潮周り……!
一か月半ホゲてるなか、ここが関ケ原の決戦ということで
21日は会社終わりから直行で那珂川河口に遠征しました
前回、ジミー様からこの時期は明暗が良いのではと
アドバイスを頂き、今回は明暗攻めを意識。
そして結果は、ホゲでした(==;
![ubhr4jwh628c27fy85us_480_480-0af88820.jpg](/p/ubhr4jwh628c27fy85us_480_326-969abea2.jpg)
① 金曜日夜、まず湊大橋の明暗を攻めることに
前回、左岸から攻めて『流心は右岸寄り』と思ったのですが
今回、右岸から攻めたらそれが錯覚だったのに気づきました
流心はほぼ真ん中のようです(右岸橋脚が遠く見えてました)
引け始めから2時間くらい、橋下の明暗にミノーやシンペン
を流し、特に流心はトライデント130Sの遠投で攻めたのですが
反応もなく、バチも抜けず、魚の気配もありません
そして、対岸を見ると水門のところに釣り人がいるのです
(・・; そっちのが釣れるのかな……?
②水門に移動して、ドリフト
水門のそばは釣り人のかた達が何人もいて、それに混じることに
たしかに、いかにもバチがいそうな雰囲気の所です
ですが、バチ抜けはいっこうに見られず
ただ、小魚はライズしています
——誰も釣れず、一人、また一人、と見切っていき……
最後の一人の私は水門の明暗から岸際、流心まで探って、
やはりダメ! (><;
今年のバチ抜けはもう終わったのやも知れません
youtubeの『おとな釣り倶楽部 冬のショアシーバス』では
那珂川河口の、12月のバチ抜けが紹介されています
那珂川のバチ抜けはそのくらいの時期なのでしょうか?
しかし、小魚はいるのにシーバスが来ないのは、なぜ……?
それは、もっと他に魅力的な場所があるからでは?
那珂川そばのそんな場所といったら――涸沼!?
ということで、車中泊のあと、まだ訪れたことのない涸沼に
チャレンジすることにしました
![pkptcd97o5s9xtkxpxh3_480_480-a830928e.jpg](/p/pkptcd97o5s9xtkxpxh3_480_360-fa7f95fe.jpg)
![6veicd47phgyivxy9itg_480_480-b15df188.jpg](/p/6veicd47phgyivxy9itg_360_480-816cae4b.jpg)
涸沼南岸の有名場所『網掛(あがけ)』にやって来ました
涸沼を初めて見た感想は「中禅寺湖の汽水版だコレ!?」
とりあえず岸際を歩くと、朝からブッこみ勢とルアー勢が
ロッドの砲列を並べています
そして水面ではハクとボラが跳ねまくっていて、
その多さたるや、水門前の比ではありません
また、フッコの死骸を二つ見かけて、ホッとしました
![opuzo564ggopuaserr5p_480_480-68019bb1.jpg](/p/opuzo564ggopuaserr5p_480_360-a278a6c1.jpg)
![we3pkp9vw5sxpk7exk7k_480_480-83e88c88.jpg](/p/we3pkp9vw5sxpk7exk7k_480_360-1e86e047.jpg)
![9euzzb8ai3mk8tspo2f9_480_480-bbfc98ed.jpg](/p/9euzzb8ai3mk8tspo2f9_480_360-60777d6e.jpg)
ちょっと試し釣りをしてみたところ
手前はトライデント110Sが水底の海藻を拾い、
その奥はスタッガリングスイマーがシジミを拾いました
ならばとリップルポッパーを引くとハクを拾うことに
浅場の多い釣り場なんだな、という印象を得たのですが、
問題は、シーバスが釣れそうな場所が分からないこと
ここでシーバスがボラを捕食するなら、(できれば群れで)
浅瀬にボラを追い込む方法かなと思いました
でも、どこがその狩場になる岸なのでしょう?
それか、まったく別の捕食方法もあるのでしょうか?
なにかヒントはないかと『涸沼 シーバス』とググってみると
<涸沼川にかかる橋がおすすめ>
というような記事が散見されました
涸沼本体ではなく、那珂川へ通じる涸沼川も非常に良い場所で
その橋の明暗が狙い目とのことです
橋なら、狙いどころが絞れて釣りやすそう
ということで、行き当たりばったりで移動することに
![dyz8dj7n9revsmutg255_480_480-91aa4f1e.jpg](/p/dyz8dj7n9revsmutg255_480_270-9d7171cb.jpg)
③『国道51号線の橋下』にやってきました
もしかして、こういう明暗がジミー様のオススメなのかな、と
頂いたアドバイスを思い出し、根掛かり警戒にワームから
ドリフトの釣りを試してみました……が、
(°Д°; ベ、ベイトがいない……!?
岸際で目をこらしても、ハクが2,3匹見えるだけ
記事だと、産卵のコノシロなどが狙い目ことでしたが、
(あとで調べたらコノシロの産卵は春~初夏とのこと
思い切り産卵シーズンでした!(>< )
しばらくドリフトや橋脚際を狙ったりしましたが、無反応
川岸の釣り人さん達も全然釣れないのか、撤退していきます
私は涸沼のボラ天国が忘れられず、網掛に戻ることに
![2uxfsn8jn4brb34id3r9_480_480-b73adb3a.jpg](/p/2uxfsn8jn4brb34id3r9_480_360-2bcc958e.jpg)
④涸沼に戻り、どうしたものかと水面を眺めていると、
潮目ができている場所があることに気づきました
(・・; これは底にナニカの地形変化が……?
涸沼は思ったよりも西から東への流れがあります
もしかしたらそれでブレイクが出来ていて、シーバスが
そこを利用して移動や捕食をするかもしれない――
この潮目に、すべてを賭けることにしました
![nsvsvdmfaurtprkf8g8o_480_480-6a284380.jpg](/p/nsvsvdmfaurtprkf8g8o_480_360-3d5213a5.jpg)
私は普段、ルアーケースはプラグ用のが一つ、
スプーン+ワーム用一つ、の2つだけ使うようにしています
ルアーが多くて重いと、体力消費が激しくなってしまうからです
ですがこのときは、使えそうなのをジップロックにポイポイ
放り込んで、色んなのを試せるようにしておきました
そして、夕方5時、ボラのライズを見ながら釣り始め、
ありったけのルアーを潮目にブチ込みはじめました
夜9時、ボラのライズが止まり――
夜11時、潮の下げも止まり、私は――
![6otmortxrfe44je3daf5_480_480-f43908e5.jpg](/p/6otmortxrfe44je3daf5_391_480-1f43c846.jpg)
またこの終わりかた!?(´;ω;`)
この日釣れなかったのは私だけではなく、多分、全員全滅
だったのではと思います
海千山千のアングラーが全員釣れなかったのなら、
シーバスはいなかったか、非常に少なかった、ではないかと。
でも、これだけベイトがいて、そんなことありえるのか――?
その理由を自分なりに考えてみた結果が、下になります
![ke7tj8s82ny63m9u53k6-535ea71a.png](/p/ke7tj8s82ny63m9u53k6-535ea71a.png)
那珂川のシーバスのうち、
主に雌は稚鮎を追って川をどんどん上っていくのでは
(遡上するシーバスはだいたい雌とのことなので)
いっぽう雄は基本的に海にいて、バチ抜けやコノシロ産卵、
あるいは秋のカビボラといったイベントのときだけ、
汽水域に入ってくる個体が多いのでは?
茨城の海は豊かで、エサとなる小魚が多そうですし
なので、汽水域はイベントがないとシーバスが少なくて
釣るのが難しい。よさげな水門や、涸沼でさえも―—
という図式なのかもしれないなぁ、なんて妄想しています
私は2月22日に河口でシーバスを釣れましたが、
那珂川で稚鮎の遡上が確認された時期(確認日2月25日)と
かぶります。
稚鮎を追っていたシーバスを運よく釣れたのかもしれません
たしかに、何かの小魚が跳ねながら通っていっていました
しかも今年の稚鮎遡上数は、去年より遥かに多い、というか
過去最多記録レベルなんだそうです
『久慈川・那珂川稚鮎遡上速報(茨城県水産試験場様)』
のデータでは、投網の平均捕獲数が 6.5→196.5(30倍!)
なので、稚鮎についていったシーバスも凄く多いのかも
つまりどういうことかというと、
今年の今の時期、雌を狙いたかったら中上流域で、
雄を狙いたかったら海
―—ということになるのかなぁ? と
帰りの車の中の一人反省会のときに思いました
そして5月は、川は代かきの影響を受けるとのことで
(これもまたジミー様のアドバイス)
ならば、海がいいのかなぁ? なんて考えています
- 2023年4月23日
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