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ルアーの飛距離アップに

客人3連発もやっと終わった…3人が3人共に釣りのスタイルが違うんで疲れるんスよ。爆


さて、1人目はソル友のpapakidさん。
自分としてはデイゲームをやりたいのだけれど、時間的に無理があって15時の集合となった。

「あのロッドじゃあ釣れませんよ」

…と最初に伝えておいた。15時集合だと恐らくはそういう釣りになる。

…が、

papaさんが手にしたのはあのロッド。そして衣装(ウェーダー)の色が…瞬時に釣ってもらう事は諦めた。釣りというのは釣れない理由を理解するのも大事、その「釣れない理由」が2つ揃っているので当日の状況下では間違いなく不可能。

近くで説明する自分もほぼ無理だろうと感じ、自分はビッグベイトゲームをする事に。
無駄に時間は使わない。ハク付きのデイゲームでビッグベイトを使う事で一つでも発見があればな、と。
結果だけ言うと自分のビッグベイトにだけバイトはあった。嬉しい誤算、ルアーはウェイキーブー137。




暗くなってからホームの釣友氏が合流した。3人で同じルアーをキャストしていてpapaさんが徐ろに口にする。

「後ろで溜めが…」

こういう一言を待っていた。

「そう、だから飛距離が出ないんですよ」



他のスピニングロッドを持ち合わせていない、との事なのでキャストの矯正をする事に。実はこういう時に便利なルアーがある。



ランドラゴ90F。一言を添える。

「マグネット式ではなく、普通の重心移動式だと思ってキャストして下さい」

キャストしてもらうと予想通りバックスウィングでウェイトが移動しない。

このルアー、ロッドを溜め(曲げ)られない人はバックスウィングでウェイトが移動しないんです。(前に振る時に移動させた方が良い悪いの話ではないです)



30分ほど練習をするとバックスウィングでウェイトが移動する様にはなった。ただ、そのロッドに合うルアーは軽くてもアイボーン118くらいから。ボートのtakaさんのログでもそういう話になったのだけれど、過ぎたるは(なお)及ばざるが如し、要はタックルが時期的にオーバースペックなんです。



「ルアーの飛距離アップ」という話は良く聞く。大抵はキャストの矯正の話だ。

が、

ソレはあくまでも「出来る人」の話で、当てはまる事ばかりではない。

例えば…

「ロッドは長い方が飛距離は出る」という言葉だが、あくまでもそれは長いロッドでも振り切れる身体能力があってこそ。無理無く、その人なりに使い易い(振り切り易い)長さを考慮すべき。

他にも…

「リールのスプール径は大きい方が…」という言葉。
周りの話を聞く限りでは第一チョークガイドの大小で適したスプール径があるという印象。

更には…

その時期なりに釣り易いルアーサイズってあるでしょう?いや、サイズではなくて重量の方が正解か?
そもそもルアーとロッドが合ってなければ飛距離は出ない。
自分は短いロッドを使う事が多いのですが「飛ばし屋」と言われてしまう事があります。実際は飛ばし屋ではなく、ルアーに合わせたロッドを使い分けているだけ、なんです。
飛距離を出すだけならぶっ飛びルアーをキャストすれば良い。ただ、そのルアーはその時期に合わせているのか?

要は「その時に」釣れるルアーを飛ばさなければ意味が無い、という事。



実はメインラインの太さも重要。例えば今時期は小振りな(軽量な)ルアーをそれなりに飛ばせば、それなりに釣れる時期でもある。

が、

「軽量である」という事はメインラインが無駄に太いと「風の影響で飛距離が延びない」という事でもある。

風が強い日…第一チョークガイドの径が大きなロッドは使いたくないし、今ならフローティングPEも使いたくないってのが本音。




「釣りの精度を上げろ」と言う事があります。若い子の返答は…

「え?キャスト精度って事スか?」

そうじゃねぇだろ。爆
要はタックルの精度やら諸々、全ての事。



ロッドの使い分けは重要だと思います。

勿論…

技術を習得する事でカバーは出来ます。例えば「軽量なルアーはブランクのここを曲げて、重たいルアーはここを曲げて…」とか。まぁそんな程度では無理もあるので自分はスピニングロッドだけで4本を使い分けてはいるのですが。


確かにままならないからこそ技術は高くなるのです。因みに大野プロですが、学生の頃?はロッドが買えないので全て一本のロッドでこなしていたのだとか。

ただ、練習はしないと無理ですので。笑

バックスペースが全く無い場所。「前で(正確には横で)回してキャストすれば良い」と言っても直ぐに出来る人ばかりではないでしょう?大抵の人はそこで間違った方向に向かうんです。

「(自分も含めて)短いロッドにすれば良いんじゃね?」

みたいな。
恐らくこの道を通った人も居る筈。そう、バックスペースが全く無いのでロッドを短くしても意味が無い。やり方さえ習得すれば9ftでもキャスト出来る様になる訳で。いや、むしろ長めの方がやり易いか。


必要に迫られた時、技術を習得するか?ロッドを使い分けるか?


ルアーの飛距離に関しての動画は沢山在れど、殆ど全てが「適したロッドを選んでるよね」ってのが前提だったりするのです。

そもそも適したロッドを選べる人は飛距離で悩まないです。爆

合っていないルアーを無駄にぶっ飛ばして自己満足になっていませんか?ピュンピュン鳴らすだけで飛距離が出ていないとか?肝心な部分、抜けていませんか?


勿論、キャスト技術を学ぼうとする事は良い事です。


初心者の頃はあるでしょう?キャストした時に継ぎ目のちょい上でポキっ!とか。変な場所でポキっとなるのはブランク全体で溜められていないからです。
バス投げになっていたりするんですよね。


そう言えば…


二枚潮が分からない人はタックルがオーバースペックな傾向にあります。

ルアーに対してタックルが変化を教えてくれないんだから分からないのは当然?まさか…サーフと河川で同じタックルを使っていないですよ…ね?

他にもタックルバランスが悪いと分からなかったり。



自分は(も)好みはベイトタックルで言うならレベルワインダーの下。3フィンガーで持って気持ちいいヤツ。
スピニングも全く同様です。
「も」って言うのはヒロ内藤さんが最近の動画で言っていたからです。

「キャストとジャーキングが気持ち良く出来るバランス」

かなり同意。



タックルを使い分けるのも釣りの楽しみです。

「お金が…」って言う人のタックルを見ると…ロッドとリールのハイエンドだったり。

「(ミドルクラスを2セット以上、買えるやん…)」

と、いつも思ってしまいます。
勿論、ハイエンドは間違いなく良いので!ハイエンドしか使いたくないなら頑張ってハイエンドで揃えて下さい。笑



スピニングが3セット、ベイトが3セット。
自分、アホなんで、、、



同じ日に投げるルアーサイズがここまで違う。
極端な話かもしれませんが、それだけ釣りの楽しみを知っている、とも言えます。


技術を学ぶのもタックルを使い分けるのも、どちらも楽しいです。


無理なく楽しみたいなら…タックルの使い分けをお勧めします。

ルアー、飛びますよ〜?


では。

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