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地方河川、ビッグベイトで釣る為の3箇条+1

秋という事でビッグベイトを投げる人が増えて来た印象があります。

見たところ…恐らくはこの秋に「釣れるらしいからチャレンジしてみよう」という方が多い感じ。


という事は…この秋に釣れるか・釣れないかが年明け頃にビッグベイトの中古市場が賑わうかどうかの別れ道、と言える訳だ。


楽しみだなぁ〜♪


ってのは流石に意地が悪いので、このワタクシめが釣れる可能性を爆上げする回…だと思います。爆



1、嫁さんを怖がれ‼︎

おっと間違えた、、、「水中に入れる事を怖がれ‼︎」です。

これはビッグベイトに限った事ではないですが、ルアーを見上げさせるか、同じレンジでじっくりと見させるかはフィールドの状況に大きな影響を及ぼします。

中途半端なレンジは避けた方が良い、という事を意識すると良いかと思います。

水面〜水面直下20cmくらいまでのレンジでとにかく根気良く誘う事がお勧めです。

もし、それ以上にレンジを入れたいのであれば、ボトムからのレンジを意識して、思い切って入れ込んだ方が良いのですが…そうなると、その場所の地形を細かく把握しているかどうかで釣果はかなり変わります。その上、高価なビッグベイトを沈められる人は少ないのではないでしょうか?

これはオークション等でも傾向が出ています。
例えば人気のブルージュ。オークションではフローティングばかりが人気で、シンキングはイマイチでしょう?

高価なルアーをロストしたくなければ、やはり水面まで鱸を押し上げるのがベストです。そして、理由はどうであれ中途半端なレンジを通すから釣れなくなって行くという事を意識して下さい。このままの流れで次のお話。




2、人気のキャバ嬢が自分に合うとは限らない‼︎

また間違えました…恐らくは皆さんの中に「ビッグベイトと言ったらコレでしょ‼︎」みたいなルアーがあるかと思います。もし釣れていないなら、そのルアーは忘れましょう。

理由は簡単、釣れていないからです。爆

だって釣れていないんでしょ?笑
もし、「どうしてもこのルアーで釣りたい!」というのであれば、そのルアーに適した場所を探した方が良いです。つまり、ルーティーンの様に同じ場所に行って、いつもの様に投げていては駄目、という事です。

忖度抜きに様々なタイプのルアーを揃えます。
それも、先程に書いた通り水面〜水面直下20cmまでのルアーをしっかりと揃えるのがお勧め。


ビッグベイトで釣れない人は、「このレンジはこのルアーで通したから違うな」と、ルアーアクションだとかラトルの有無、更にはルアーカラーの違いを軽視してどんどんとレンジを入れたがる傾向があります。実はコレが悪循環の元。

巻いた時に音が出る・出ないはかなり釣果に影響が出ると思うので、両方ともにしっかりと用意。
因みに「このレンジはジョイクロ、このレンジはデーモン」みたいな分け方は…NG。一本物とジョイントは別物として考えましょう。

飛距離が必要な場所はしっかりと飛ぶルアーを。
飛距離が要らない場所は飛距離を無視したルアー達を幾つか用意。これも大事かと思います。




3、ボールはトモダチ‼︎

子供が小さい頃、引っ越しに追われてついつい子供から目を離した隙に…ビッグベイト用の太糸と遊んでいた息子は夢中になり過ぎて道路へ…幸いな事にナイロンラインがクッションとなり、息子は助かりました。

そんな夢を見ました…とにかく、太いラインの描く軌道をしっかりと把握する事が重要。

太いライン→水を良く噛む。

秋の釣りではビッグベイトに留まらず太糸は大きな武器となります。


ルアーを上流の対岸際にキャストして…


ラインを出してPEを流れに乗せる。そしてメンディングしないで巻き始める。





ルアーはウェイキーブー170F、97g。
因みにラインが水を掴むのでルアーもしっかりとウォブンロールしています。



PEは4号。
ラインを流した軌道通りにルアーは動きます。


例えば橋脚際、対岸のブレイク、潮目に沿って…など狙える状況は様々。「ココでUターンさせたい」という場所でラインメンディングして巻けば、自分の目の前でターンもさせられる。


秋に太いラインを使うメリットは計り知れません。
立ち位置などが限定されて、下流を向いて狙わなければならない場所など…少し角度を付けてアプローチする事がセオリーですが、同じ場所に投げて細いラインではイマイチ、太いラインであればしっかりと反応が出る事も普通にあったり。ベイトタックルを使うメリットでもあります。



各地には「7〜8cmのルアーが一番釣れるよね」みたいな場所があるかと思います。そんな場所で、秋にそのサイズのルアーを投げるのか?という事も考えてみて下さい。

良いサイズが釣れる時期、小さいフックしか背負えないルアーの大きさ。勿論、フックが大きいから刺さらない事も普通にありますが、魚がルアーに1回触って次が遠い時、精神的に楽なのは(笑)ビッグベイトではないかと。個人的な見解ですが。爆

前回のログのウェイキーブー170での魚は、ホームでは小振りなルアーが良いとされている場所、キャストして流れにラインを乗せて巻かずにバイトが出た2匹でした。





つまりは水面でのナチュラルドリフト。条件によっては「7〜8cmのプラグを水中に入れる=ビッグベイトの水面ナチュラルドリフト」となる訳です。

水中でゴン!と触るバイトと水面がボフ!っと割れるバイト。どちらも楽しいのでどちらもやった方が良いかと思います。笑


しかし「条件」ってのがね…次はそんなお話。




+1。

秋はサッパのボイルに目が奪われがちですが…個人的によほどでない限りはサッパ付きでビッグベイトは投げない方が良いかな?と。

というのも、ビッグベイト魚のサイズが60cm以上の方が圧倒的に釣れ易いから、です。


サッパ付きは様々なサイズが付いていますが、場所によってはセイゴ〜フッコサイズの連発劇。どちらかと言えば…小振りなルアーで、より繊細にアプローチする方向で楽しんだ方が良いかな?と思います。


なので河川内ではイナっ子、落ち鮎、デカハゼに付いている場所がベスト。

サッパとイナっ子の区別が付かない方も多いかと思いますが、ホームエリアでは強い流れの中で上流に逃げる小さなベイトがサッパ、追われて下流に逃げる傾向にあるのがイナっ子です。昨日もサッパ付きの場所に行ったんですが、若者から「イナっ子、凄いですね」と言われました。笑

「これ、サッパなんですよ」と、しっかり説明しておきました。


ビッグベイトに関しては、60cm以上の魚が付く条件さえ理解してしまえば季節を問わずに釣果が出せるのでは?と思います。

サッパ付きはね〜、自分も何年もビッグベイトを試していますが、本当に居るサイズ次第で安定しないな…と思っています。
しかもサッパ付きって早めのルアーローテーションが釣果を伸ばすコツだったりするじゃないですか。数を持って行けないビッグベイトじゃあ…あっという間に打ち止めでしょう。爆



さて、年明けの中古コーナーはどうなっているか…様々な釣りを楽しめる時期なので、色々と試してもらうと良いかと思います。

個人的に中古コーナーが潤ってくれても全然構わないのですし、自分の行くエリアでビッグベイトをどんどん水の中に入れて頂いても結構かな?と。笑

(この場合の「いただく」は漢字の「頂く」で正解か?笑)


ビッグベイトも他のプラグと同じく、大野プロが提唱する「スピードとアクションとレンジ理論」を当てはめて考えた方が良いです。

そうなると…例えばの話ですが、「ビッグベイトと言えばジョイクロ」でジョイクロのカバー出来るレンジを見切ってしまうのはアクションの領域でかなり偏ってしまっている、と言えます。実はこういった方々は非常に多く、そのまま何となく投げ続けて暫くすると中古コーナーへ…がかなり多いのではないか?と思います。


そのルアーの良さがあるのは充分に分かりますが、「ジョイクロ、デーモン、ウェイキー」みたいに何となく耳にするルアーだけ試して「やっぱり釣れない」は時期尚早。

ビッグベイトは最早イロモノではなく、釣る為の選択肢の1つ。つまり、ビッグベイトで釣る人と釣らない人では釣りの懐の広さが違う…とも言える訳です。


「釣り業界の流れに乗せられているだけ」とタカを括っていると…実はビッグベイトを知っている若者の方が前に進んでいたりする事も…こわっ!笑


ではでは。

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