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地磯 ロウニンアジ2021-1

  • ジャンル:釣行記
  • (GT)
2日ほど前から突如として集落前の海で毎朝トビウオが追われ、鳥山がたち始めた。
水深のあるポイントではこれより少し前にイソマグロの回遊が見られたが、ついに比較的水深の浅い集落周辺にも大型魚が回ってきたというわけだ。

春のシーズンが始まると冬季の閑散とした海況から一変し魚の活性は一気にトップギアに入る。
シーズン一発目の魚がその年の最大魚となる場合も少なくない。
期待に胸を膨らませて毎朝大物狙いに出撃するものの、バイトは毎回拾えるが何故かフッキングせず悔しい思いをしてきた。
食ってきているのはイソマグロのようだが、どうやらこの魚は補食下手なようだ。
何とかしてこのイソマグロを捕獲してやろうと思っていたのだが、かかってきたのは別の魚であった。


4/9
集落近くの磯へ。
隣接するポイントに島の友人が一名入っている。
4:45ポイント着。
先日までの感じだと時合は5時頃と6時頃の二回。この時間の前後は集中して投げたい。
使用ルアーは友人作のダイビングペンシル、「ハハペン」25cmの一本で通す。
トビウオ付きの魚には大型ルアーが効く。

やはり魚は5時頃に現れた。
着水してすぐのルアーに大きな水飛沫をあげて魚が襲いかかってきたが、ミスバイト。さらにルアーを引き続けるとラインを半分ほど回収したあたりで同サイズの魚が食ってきた。姿を確認すると良型のイソマグロ。
またもミスバイト。

その2投後、着水してまだ少ししかアクションさせていないルアーに三度目の強烈なバイトがきた。
魚はアタックしてきた勢いのままに沖へと突っ込んでいく。ドラグが唸る。なかなかのスピードと重量感。今年もシーズンの一発目から良い魚がかかったようだ。

かかった魚はイソマグロを想定していたので、しばらくは走るだろうと考えていたが、思いのほか早い段階でストップした。

走った方向は良いし、このポイントは足場周辺が極めて浅いので、魚がまだ元気のよいファイトの初期段階が水深のある沖で行われるのは都合がいい。理想的な展開と言えるかもしれない。ただ、この重たい魚を100m以上寄せてこなければならないのかと思うと多少げんなりする。
ラインの放出量なぞ確認しなければ良かった。

ラインの回収を始める。
重量感はあるがおとなしく寄ってくる。
あまり左右にも振れず真っ直ぐにこちらへと来てくれる素直な魚だ。やたらと重いが比較的イージーなファイトとなる。
だが油断はできない。このポイントは極端に浅いので寄せてくれば寄せてくるほどラインブレイクの確率は飛躍的に上がる。したがって、疲れたからといって最後まで、いや最後ほどラインを回収する手を緩めることは許されなくなる。

最後の勝負。
海中でギラリと魚体が瞬いた。
体幅が広い。ロウニン!!
下の足場では友人がランディングの体勢に入ってくれている。
グーと竿を煽ると魚は半身を宙に晒した。そのまま友人の方へ魚を誘導すると、GT船の船頭の経験がある友人が手早く、魚へのダメージが最小限になるようにランディングしてくれた。

久しぶりに良型を掛けたので、バラさないかとファイト中は内心冷や汗をかいていたが、無事にキャッチできて良かった。

せっかく魚のダメージが少なくランディングできたし、ロウニンアジはなるべく殺したくないので写真だけ撮影してすぐにリリース。重量はたぶん20kg台後半くらい。
今回は何もかもが上手く噛み合って良いファイトが出来た。毎回この調子でいってもらいたいものだ。


その後6時ころに友人にイソマグロのものと思われるバイトがあったがフッキングせず。
次に期待。







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