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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

旧友と越後でフライフィッシング その2

前回の越後で帰り道に、禁漁までにもう一度やろうという事になり、お盆休みを利用して、再び越後へ。
雨の夜明けに迎えに来たランクルに乗り込み、関越トンネルを抜ける、心配していた天気は快晴とはいかないが、雨は止んで回復方向、沢に到着した頃には蝉の鳴き声が聞こえ始めた。

「蛙が鳴きやんで、蝉が鳴けば天気は大丈夫だろう」と、レインジャケットは車に置いたまま藪を抜けて流れを目差した。

しかし、8月中旬だというのに最近は雨ばかりで気温もそれほど高くなく、何となく米不足となった1993年の冷夏を思い出す。
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前回良かった区間の魚の反応はイマイチだった。
反応が無いのである、水は増水後の笹にごり、天気はうす曇、これ以上無いコンディションなのに、出る場所で出ない。
12番のパラシュートは魚から何も攻撃を受けないので浮力を失う事も無く、だた目前の良い流れを流れている。

川を変えようか?と諦めかけた矢先、フライをイワナが銜えた。

イワナは水面から頭が沈み込み、30センチくらい潜ってしまい一瞬アワセが遅れたか?というタイミングだったが、相手がイワナなので大丈夫だった。
足元の喜びをかみ締めながらランディングしてカメラを向ける。
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「出たよ、いるね。」と言葉を交わし、ここから先行を譲り友人の釣りを見守る。
渓流のルアーフィッシングとは少し勝手が違い、釣り上がる速度は早くない。
ゆっくりじっくりと釣るこのスタイルが最近は丁度良い。
若い頃はこんな感覚はなかったのだが、歳を重ねた事で得られるものなのだろう。
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程なくして友人もキャッチする。

互いに石の上に座り、タバコの煙を深く吸い込み、空を見上げながら最高の時間を過している事を共有する。
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テトラの際を流してキャッチした2匹目。

その後は反応は薄いものの、一匹づつ追加して午前中の釣りを終えた。

麓に広がる田園風景の帰り際、僕が橋の下にイワナを見つけた。
「ほら?あの白泡の切れ目、石の上にひとつ、その向こうにもうひとつ」と言うと眼鏡を忘れてきたのに何故魚見えるんだ?と不思議がられる。

彼が狙いたいというので橋の上から見学。
もうちょっと右とか、ドラグがかかると駄目だとか、野次を飛ばしながらの数キャスト目でヒット。
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真上からフライに魚が反応する姿を見ることは凄く勉強になった。


お互いにイワナを堪能して満足した所で、本流へ移動してヤマメ狙い。
釣りを満足する度合いは人それぞれ違う、人によってはもっと釣りたいと思うだろうし、人によってはもう帰ろうという。
この友人とはそのペースが似ているので全くストレス無く、釣りを楽しむ事が出来る。
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本流では友人が直ぐにヤマメをキャッチした。

その後は、雨が降り出し日暮れを迎えるまで、無数の新子ヤマメがフライに反応して。
二桁釣った所で、夕飯と温泉に浸かり。
お盆の帰省ラッシュを避けて深夜に帰路へ。

釣りは楽しい、魚が釣れたらもっと楽しく、気の合う仲間が居れば更にその楽しみを上乗せすることが出来る。
心からそう思った一日だった。

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