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▼ ストーム:ソルトウォーターラトリンチャグバグ
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- (ストーム)
![htkno2a7ew49sdiozs76_480_480-00326d2d.jpg](/p/htkno2a7ew49sdiozs76_480_359-0b5ea57f.jpg)
110mm 26g フローティング
私がベイトタックルでスズキ釣りを始めたのは、もう20年近く前になりますが、直接影響を受けたのは武田栄氏のスタイルです。10フィート超のベイト仕様に改造したシーバスロッドにアブ5500C、太いPEラインという組み合わせで磯のヒラスズキに対峙するというものです。10フィートオーバーとはいえ、当時荒磯でのヒラスズキタックルは12フィート~15フィートが主流な中ではかなり短い方でした。
で、うろ覚えの記憶ですが10フィートで狙えるぐらいの海況で、シモリの際を正確なプレゼンテーションでキャストし、潮流にルアーを置いて誘い出すのにベイトタックルの利点が活かせる、というものだったと思います。
当時のヒラスズキ釣りといえば、サラシが一面に広がる激しい波をいかに攻略するかというものだったかと思うので、それならばと当時の自分の最も必要としていたテトラ際の攻略をベイトタックルで試してみようと武田氏のスタイルを参考に始めたのでした。(個人的にはもう一つ理由があって、当時スズキ釣りには一般的ではなかったスーパーシャッドラップなどのビッグベイトを使いたかったというものでした。)
もちろん、武田氏のようにうまくいくわけではなく、未だに下手くその域を脱しませんが、現在の自分の釣りはベイト7割、スピニング3割といった感じで武田スタイルの影響は大きいと言えます。
さて、前置きが長くなりましたが、写真のチャグバグは武田スペシャルと称される特注カラーで、単に視認性の向上を狙ったものです。シモリの際や潮流を攻略するためにタックルハウスのリップルポッパーとともに水噛みのいいトップウォータープラグとして当時から紹介されていました。
しかし、チャグバグの操作のキモが分からず、結局はリップルポッパーや他のトップでしか釣ったことがありません。こいつを使いこなせる腕前の釣り師になりたいと思ってはいるのですが(笑)
ちなみに、武田さんとはフィッシングショーの時ぐらいしかお会いできませんが、こんな私のこともしっかり覚えてくださっていて、ブースに立ち寄るといつも笑顔で接してくれる素敵な人です。
- 2023年6月18日
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