ルアー追想記 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja ラッキークラフト:リアルベイト https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3h7rvu37 2024-11-29T22:04:00+09:00
140mmぐらい 28g フローティング

 ジョインテッドクローが流行した頃、ジョイント構造の大型プラグがあちこちからリリースされていましたが、そういった流れの中でラッキークラフトから出ていたのがこのリアルベイトです。本当は軟質素材製のシッポが付いていたのですが、いつのまにか紛失しています。
 現在はシマノからリアルな鱗模様を売りにしたシリーズが販売されていますが、このリアルベイトもよく似ていて、当時ラッキークラフトがリアルさを追求した鱗表現のマジックスケールというホログラムがアルミ箔の上に貼りつけられています。
 浮力が強くほとんど潜りません。さらにシッポが常に水面上に一部露出するので、リトリーブすると何とも言えないその名前の通りリアルな波紋を引きながら泳ぎます。私は荒れる砂浜の波打ち際にこのリアルベイトを置くようにしてキャストします。幅の広いリップが引き波の抵抗を受け止めてグリグリと動きが早くなった瞬間に激しく水面を割って魚が飛び出して食いついてくる場面を何度も見ることができました。]]>
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ジャクソン:Gコントロール28 https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3ivy74nk 2024-11-25T21:43:00+09:00
93mm 28g シンキング

 名作アスリートS9の筐体にウェイトを詰め込みオリジナルの2倍のヘビーウェイト化したピンテールチューンの流れを汲むヘビーウェイトミノーです。ピンテールチューンの時は、ただ内部構造を変えてウェイトを増量しただけでなくフロントアイも製造元で手作業で微調整した上で出荷されていました。
 それだけ重量バランスというのはシビアなもののようで、ピンテールチューンの成功で各社追従商品がリリースされていましたが、ジャクソンの製品はヘビーウェイトミノーのノウハウが蓄積されているためか、完成度は高いとされているようです。
 このGコントロールの特徴は、フロントフックの位置に設けされたセカンドリップという構造で、ヘビーウェイトルアーにありがちな時折破たんする大振りな挙動を抑える効果があるそうです。おかげで中速程度のリトリーブでも宣伝文句通りに安定しています。本来のリップもピンテールチューンの弱点だった折れやすさについては、根元断面を三角形にすることで強度を高めています。
 しかし、釣果については個人的な感想ですが、やはりピンテールチューンの方が上回ります。
 

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ハイドアップ:HU-300 https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3dru4iht 2024-11-18T21:49:00+09:00
100mm 16g フローティング

 以前にHU-350 を紹介しましたが、これは少しだけ潜航深度が浅い3mダイバーのモデルです。350に比べるとリップの幅が少しだけ狭くなっています。
 ところで、ハイドアップのクランクとイマカツのクランクは目玉パーツは違うものの、造形がほとんど一緒に見えます。これはもしかしてK-TENブルーオーシャンとザ・ファーストのように第三者には知られてはいけない公然の秘密なのか!と一瞬思いましたが、両者の公式サイト内でHUクランクとIKクランクは製造元が同じで仕様替えの製品であることが開発者自ら語っていました。そういえば、30年ほど昔のブラックバスブームの頃、現イマカツ代表の今江氏と現ハイドアップ代表の吉田氏は師弟関係でした。


 内部構造は異なっていて、HUは重心移動式。IKは固定式です。ただし、投げて引いてみると明らかに違いがあります。HUはかなり引き抵抗がありますが、IKは反対に引き抵抗は軽いです。
 開発コストをある程度下げて、仕様変更で全く違うものを作り出す手法なのだと思います。]]>
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マリアオフィス:ポップクイーン50 https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3tehwuka 2024-11-10T22:02:00+09:00
50mm 5cm フローティング

 マリアオフィス(現マリア)初期の製品で、最初の130mmが発売されてから33年にして現役という長寿モデルです。何と今年に入ってからビッグゲーム用の200mmを新発売しているそうです。
 年代ごとに追加サイズが出て、現在はライトゲームからビッグゲームをカバーする生けるレジェンドと言うべき存在です。それでいて古さを全く感じさせません。
 写真のものは、まだビギナーでメッキアジというものを見たことがない頃、実績ルアーとして媒体に紹介されていたことがきっかけで購入したと思います。ただ、以前にジャックポップの記事で述べたように、私には少々扱いにくくメッキの実績は数えるほどだったかと記憶しています。一方で、常夜灯の下で極小のベイトにボイルするシーバスを狙って3ポンドフロロカーボンラインに結んだこのポップクイーンで鱸サイズを釣りあげた実績はあります。

 今年でマリアオフィスが立ち上がってから35周年ということで、メーカーサイトでは記念HPがアップされています。私のこんな記事よりもよほど貴重な話が満載です。30年来の鱸釣り師であれば感動間違いなし(笑)]]>
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