ルアー追想記 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja マサカド:アローシュート https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3vf64ake 2025-10-03T21:43:00+09:00
90㎜ フロ-ティング(FL)10.5g/シンキング(SI)13g/スロ-シンキング(SS)11.5g

 愛知県に金型製作を専門とする「有限会社アイエ-ドゥ-」という会社があります。この会社、趣味の釣り分野で自社の技術を生かしたオリジナルルアーを「マサカド」ブランド名で製作、販売しています。昨今、ルアーは大手釣り具メーカーであってもほとんど海外で製造しているのが普通ですが、マサカドルアーは設計から仕上げまですべて自社製、つまり純国産という今では珍しくなった部類かもしれません。過去同じように、もともと金型製作会社であったエフテックが、2000年代初頭を中心にエスフォーやアールツーなどのシーバスルアー製造を手がけていたケースにも似ています(不確実情報ですが)。
 購入方法は基本的にオンライン直販のみで、アマゾンや楽天などの通販サイトには出店していないようです。通常の吹付塗装仕上げやメッキ仕上げの他に鮮やかなプリントカラーを揃えているのが特徴です。また、筐体表面もホログラムの効果を発揮できるツルッとしたタイプと鱗模様が刻まれたタイプの2バージョンあります。
 写真のルアーはベーシックなミノープラグであるアローシュートTYPE-A90㎜です。ベンドしたロングリップが目につきますが、これは一定層をキープするために浮き上がりにくくすることと水掴み能力を両立させるのが狙いのようです。90㎜はフローティング、スローシンキング、シンキングの3タイプを揃えています。3タイプとも一般的な重心移動機構を備えています。
 精度の高い国産品であることを謳っていますが、先に述べたように今や海外製でも高精度なルアーが巷にあふれているので、それほどアドバンテージは感じられないです。不満点としては、重量やタイプ名の表記が筐体にはプリントされていないことです。塗装は丁寧なのにそこは残念です。せめて重量とタイプ名の表示はほしいところです。
 肝心の使用感ですが、90㎜で12g程度のルアーとしては標準的です。見た目のリップの長さに反してさほど潜りません。水を受ける面が2枚になるからか、荒れたコンディションではちょっと挙動がつかみにくいように思いました。
 ここまで書くと、どうもパッとしない感じがしないでもないですが、専属のフィールドテスターやモニターのような人物はおらず、公式の動画を配信しているわけでもなく、ただコツコツ少量製造して使ってみたい人にだけ売る、というスタイルのようです。納品書に手書きのメッセージが添えられていて、買ってうれしい気持ちになりました。

マサカド

]]>
ichi-go
ジャッカル:デラクー https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m32xt78bv 2025-09-26T22:20:00+09:00
65㎜ぐらい(ブレードを伸ばした状態で)3/8オンス

 デラクーの「デラ」は名古屋弁で「とても」とかの意味だそうで、クーは「食う」です。つまりは、あまりにもよく釣れることから、こういうネーミングになったとか。
 ブレード系ジグとしてはかなりコンパクトで、ため池でのブラックバスだけでなく、海でも使えるルアーです。タチウオはまさに入れ掛かりになりますし、これより小さいサイズのものはカマスがよく釣れました。]]>
ichi-go
オサムズファクトリー:ズル引きコーン https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m35k3e2bt 2025-09-17T22:34:00+09:00
5gぐらい 

 20年近く前、関西ではチヌやキビレ狙いに樹脂と鉛をミックスさせて、ゆっくり沈むように比重を調整したフック付きのオモリが流行っていました。フックには適当なクローワームをセットします。
 ズル引きコーンは、名前の通りズルズルと底を引きずるとコーンとアタリが出る、そういうイメージのネーミングです。形状もトウモロコシっぽいですね。
 ただ、私はワームでチヌやキビレが釣れると言われてもあまり興味がわかず、ついついプラグで狙ってしまいます。まあ、機会があればワームでもチャレンジしてみようと思います。]]>
ichi-go
エクストリーム:ビリンバウ135S https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3o5oe2dc 2025-09-08T22:17:00+09:00
135mm 30g シンキング

 シーバス用リップレスミノーというか、シンキングペンシルとしては細長くて重量もある、ちょっと変わったルアーです。
 ボディの下半分は全てウェイトルームで、鉄球11個が中央のフックハンガーを挟んでずらりと並べてあります。鉄球の収まり切れないテール部分にも細長いウェイトが組み込まれています。
 ボディサイズの割に比重があるため、デッドスローで水面をキープしながらアクションする他社の製品と違って、メリハリのある動きをアングラーが仕掛けていくようなコンセプトです。
 ちなみにビリンバウとは、ブラジルの格闘技「カポエラ」で演奏される細長い楽器のことのようです。
 ]]>
ichi-go