ルアー追想記
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ドレス:ドレパン‐EVO
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3oznjznv
2025-03-15T18:37:00+09:00
75mm 22g シンキング
前回紹介したドレパンは、所詮はコアマンのアイアンプレートの模倣といったところでしたが、このドレパン‐EVOは全く性格が違う別物と言っていいメタルバイブレーションです。
まず形状からして前作とは全く似ていません。(製造先の工場も違うと思いますが)フックは前作の8番よりも大きい6番を採用しています。フックの有効域を確保するために腹のフックアイの位置をボディから露出させ、またリアも同様にデザインが処理されています。
特筆すべき点は、メタルバイブレーションでありながら水深1m前後のレンジを引くことが可能なことです。前作の26gから4g軽量化したこともありますが、ラインアイが1箇所しかないことも思い切った仕様であることを表しています。
主にテストをしていた大阪の大和川は、大河川ですが干潮時には干上がってしまうほどほとんど水深がなく、したがってウェーディングで超遠投が必須ですが、そういったシャロー域で安定して使えるよう調整したと、このルアーのテストに参加していた知人が語っていました。
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ichi-go
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ドレス:ドレパン
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m388mhory
2025-03-09T22:33:00+09:00
70mm 26g シンキング
国内のシーバス用メタルバイブレーションの元祖コアマンのアイアンプレートは、あまりの釣れっぷりに入手難になった逸話がありますが、いつの時代も売れたルアーはすぐに追従する模倣品が出てきます。
ドレスは、今はどんな事業をしているのか知りませんが10年ほど前は特徴的な形状のフィッシュグリップやリールのカスタムハンドルなどが人気で、当時のフィッシングショーではDRESSのロゴで着飾った人がたくさん見られたものでした。(もともとモデルガンを手掛けていた事業者だったかと思います。)
高精度な金属加工がウリだったドレスが発売したのが、このドレパンでした。構成は本家アイアンプレートとそっくりです。
当時はデイゲームでよく釣れていたメタルバイブレーションも、あまりにも投げられたためか魚も完全に見切っているのと、環境の変化で魚の絶対数も減少したことで今は有効な手段ではなく、あまり話題にも上らなくなりました。]]>
ichi-go
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スミス:ヴァプラックス
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3rotdhn7
2025-03-01T11:08:00+09:00
115mm 30gぐらい シンキング
魚がヒットすると「スーパーストライクやあー!!」の掛け声でお馴染みの大久保幸三氏がプロデュースしたトップウォータープラグです。スミスの公式HPには現在フローティングペンシルタイプのみ掲載されていますが、発売当時はペンシルベイトとシングルスイッシャーのそれぞれフローティングとシンキング合わせて4種がラインナップされていました。写真のはシンキングのスイッシャータイプになります。
コンセプトは魚種に拘らない多目的なルアーで、海外のパワフルな魚にも対抗できるように筐体は頑丈に作られており、フックはカツイチのYS81が標準です。このフックはちょっとやそっとの力では曲がらない硬い針で、マルスズキ程度だと少し強引なやり取りをすれば口切れしてしまいます。つまり、そういう用途のルアーなので、標準的なシーバスタックルではやや扱いにくく、ヘビーなベイトタックルが似合います。
シンキングのスイッシャータイプはかなり珍しいですが、海外のルアー釣り堀のような確実に魚がいる場所で、ガンガン投げて高速で巻き続けるような釣りに適しているのだと思います。]]>
ichi-go
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ノースクラフト:エアーオグル
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m32x68y69
2025-02-22T07:36:00+09:00
85mm 28g シンキング
現在はラパラ・ジャパンの傘下にあるノースクラフトが販売していたプラグです。シンキングペンシルともバイブレーションプラグとも言えない独特の形状で、ラインアイの位置からして、ヘッドを中心にフラフラとゆるくアクションするのが特徴です。
ノースクラフトから出た当初は、アカメの実績が非常にクローズアップされて一時品薄状態だったように思います。超ヘビータックルで狙うイメージのアカメですが、このような小さくても特別な訴え方をするルアーは有効なのでしょう。ラパラ公式サイト内の商品ページでは「激戦区で釣り勝つ!釣果が物語る唯一無二の存在。蟹パターンが通用する釣りはアカメ、シーバスに限らずチヌやマダイ等、蟹を餌としている魚種に有効です。」とあり、カニを意識した底付近で動かすのがよさそうです。ラインアイの形状も真円ではなく、上向きにやや偏った形状になっているのも拘りポイントではないかと思います。
他社(このフィーモブログの右上によく出ている)にもよく似た形状のルアーが発売されていることからも、実績がうかがえます。
個人的には未だ使いこなしができておらず、実績も過去一度掛けただけです。
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ichi-go