ルアー追想記
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エバーグリーン:M-1インスパイアミノー
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3z3m6rxu
2024-03-13T22:23:00+09:00
90mm 8g サスペンド
90年代のブラックバスブームにおける超人気メーカーのエバーグリーンがリリースしていたプラグです。現在も同社のHPには掲載されているので、廃盤ではないのでしょう。
当時、エバーグリーンはラッキークラフト製のコンバットルアーズが主力商品でしたが、契約プロの今江克隆氏が自身のコンセプトを具現化するために自らでルアー筐体を製造できる業者を探し、さらにルアー製造のノウハウを指導してようやく製品化にこぎつけたのが、このM-1インスパイアミノーだったと思います。その当時のタブロイド紙の連載でご本人がそのように語っていました。
コンバットルアーズと差別化を図るために、このプラグを第1号としてインスパイアカスタムルアーズというブランド名が付いています。
以前紹介したターゲットミノーよりも緻密かつトリッキーなアクションを演出可能なのは、さすが一流バスプロの手がけた製品です。写真のものは90年代製造の個体ですが、相当な数が出回ったのか、近年はどこの中古ショップでも安定安値で売られているのを見かけます。]]>
ichi-go
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シマノ:サイレントアサシン120F
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3i2w7nx4
2024-03-08T22:21:00+09:00
120mm 19g フローティング
ボディ内部に仕込まれた反射板がプルプル震えて視覚的なアピール効果を狙った「フラッシュブースト」モデルです。サイレントアサシンに初採用されて以来、シマノルアーはどのジャンルでも、また餌木に至るまでこのフラッシュブーストを採用しているみたいです。
個人的には、重心移動スペースの影響のないヘッド後方部分だけじゃなくて、飛距離を求めずにボディ全体的にフラッシュブーストにしてくれた方がいっそう魅力的な気がします。ウェイトは腹の底に敷けばいいと思いますので。
まあ、ユーザーにしてみれば飛距離は購入動機の割合の多くを占めるのでしょうし、売るためにはシマノ固有の変なネーミングの●●ブースト全部乗せの方がいいのでしょうけどね。
写真のものは、どうやら長いこと海の中を旅していたためか、すでに表面が曇っていて肝心のフラッシュブースト効果が薄れています。]]>
ichi-go
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ダイリツ:ターゲットミノー86SP(アルミ張り仕上げ)
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m32y7y57j
2024-02-25T22:17:00+09:00
86mm 7gぐらい サスペンド
前回紹介したものと同じSPモデルですが、前回のはホロシート張りだったのに対して、こちらはアルミシート張りです。
アルミにも細かいピッチの鱗模様が刻み込まれており、しっかりとボディに張り込まれています。ターゲットミノーが有名になったのは、大きな目玉と分厚いウレタンコートの組み合わせがまさに生きている小魚に見えたからでしょう。仕上げが美しいからではなく、パッと見た印象でそれだけの評価を勝ち取っているのではないでしょうか。
リップはディンプルが施されており、製品精度の個体差はあるのですが引き抵抗もあるのでバタバタとトリッキーな挙動も可能です。
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ichi-go
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ダイリツ:ターゲットミノー86SP
https://www.fimosw.com/u/wc9b376pim/tb3w1m3j5982sr
2024-02-17T21:28:00+09:00
86mm 7gぐらい サスペンド
90年代のバスブームにおいて、ダイリツというメーカーは安価で凝った仕上げのルアーを数多くリリースしていました。ターゲットミノーは、ネットで検索すると今でも結構ヒットするので、イエローマジックと並ぶダイリツの代表作といっていいと思います。
当時は実勢価格800円前後、68mmと86mmの2サイズで重心移動を備え、F、SP、Sとウェイトの違うモデルがありました。しかも、豊富なカラーラインナップに加えて、手間のかかるアルミホイル張りモデルも用意するなど、かなり意欲的な製品だったと言えます。
そんなダイリツも倒産したため90年末頃には量販店のワゴンに山積みされる個体が多く、世の中に現存するターゲットミノーはそういった経緯で入手されたものも多いと思います。
意欲的ではあるのですが、やはり仕上げは粗く個体差がありました。クリアー系は重心移動の球が当然見えるのですが、ガン玉だったことには衝撃を受けました(笑)
写真のものは所有していたターゲットミノーの中でも当たり個体で、2000年の6月、6フィートバスロッドに2000番のバイオマスター、8ポンドナイロンラインの直結で78cmのスズキを仕留めたものです。リアフックは変形しましたが、そのまま今まで残っています。]]>
ichi-go