▼ 千葉県富浦（chibaiso）
- ジャンル:釣行記
- (fun)
１０月頭に磯釣りに行こうと誘いがあった。
釣りモノはメジナ。
磯釣りは大好きなんだが、場所的に問題があった。
僕にとっては大いに。。
半ば強制的に連れて行かれたのは富浦の沖磯。
数分も走らない地磯に隣接した磯だ。
前日の情報によれば４５ｃｍを含む手のひらサイズが３，４枚にクロダイが混じったとのこと。
いたって当たり前の情報なんだが、僕にとっては最初から釣れないやる気なしなしモード。
なぜかというといつも簡単にたくさんメジナが釣れるところでしか釣ったことがないから、
そんな僕からしたら激シブ釣果のポイントにわざわざ長い時間と金をかけて行こうとは思わないのである。
南伊豆や伊豆七島でしかメジナ釣りをしたことない僕はハゼ釣りのごとくメジナが釣れるもんだと認識している。
だから一日粘って２，３枚がいいところ、もしくはボーズってな感じの場所はありえないんである。
それがスゲー上物釣りがうまけりゃ別の話だが・・・。
伊豆でやってたときなんてバスロッドに玉浮きつけて２０～３５ｃｍのメジナが２，３０匹は釣れた。
ときにはサビキ釣りしてるカップルに２，３０ｃｍのメジンがバンバンかかる。
そんな光景を幾度となく見てきたから千葉の浅い磯は極めて苦手なのだ。
そんなこんなで小さい船に乗りほんと数分もかからない磯に到着。潮が引けば陸からこれるポイント。
そりゃいいときは釣れるんだろうが、地磯的雰囲気と激浅水深、緑がかった潮色というロケーションがさらにモチベーションを下げる。
とりあえずタックルをセットしてコマセを準備。
コマセを巻くと無数のエサ取りが出迎えてくれた。
が、肝心なメジナの姿は一向に見えない。
コマセを巻けばメジナが沸いて出てくるイメージしかない僕はさらにモチベーションが下がった。
まずは１ヒロのタナでためす。
１投目、足元の根際に入れるとゆっくりとウキが沈んでいった。
アワセるとベラ。
この魚が腐るほど居る。
どうするか。
しばらく同じタナで沖のシモリやら手前やらやってたが釣れるのはベラとメバルとフグとウミタナゴのみ。
それからしばらくはアタリなし。
タナを竿一本近くまでもってったが反応はベラのみ。
このままでは本当にボーズを食らってしまうので磯がえをすることに。
船長のお勧めで乗ったのはさっき乗った磯よりさらに浅く、ブーツを履いてれば岸からこれそうな超地磯。
それでも仕方なくオキアミを投入するもちっさいメバルとベラしかかからない。
若干一名爆睡中。
彼が最初に乗った磯で１３ｃｍのマイクロメジナを釣ったのみ。
今の磯に乗って約３０分、流れなんぞありゃしない。
ベラみたいなアタリで掛かってきたのは１５ｃｍのマイクロメジナ。
は～こんなんかよ、とため息しか出ない。
彼が寝始め、だいぶ経ったころさっきメバルを釣ったあたりでメジナっぽい反応が出る。
自分立っている磯とその３，４ｍ横に一畳ほどの磯があり、その間を潮が抜けていくポイント。
その払い出しのサイドにあるカクレ根の裏側、要は払い出した流れが巻く沈んだ根の壁際にくっついてた。
タイミングを見計らって投入。
１ヒロのタナがすっと馴染む。
するとベラよりも早い速度でウキが吸い込まれる。
その瞬間ビシッ！とアワセ。
かなり際どいところでかけて水道へと誘導する。
根に絡まったあげく強引に引っ張りランディング。
貴重な貴重な一匹。
２５ｃｍで初めてタモつかいました（笑）
こいつをタイドプールに入れると磯のちょっとしたスペースにぴったりと身を寄せて張り付いた。
こうやって根に張り付くんだなぁとちょっと感心。
で次の１投も同じところを攻めたら２０ｃｍくらいのメジナが立て続けにヒット。
それからしばらくはなんの反応もなし。
気がつくともう一人が何やら魚をかけた。
が、遠くの根の裏側でかけたため潜られて出てこない。
５分１０分粘ったが結局ラインを切って諦めたようだ。
こっちはというと仲間と立ち居地を交換してさらに水深の浅いところへ移動。
とうかスペースがなくてやるところがそこしかない。
根際、微妙な払い出しと狙ってみたが反応がなくほぼ諦めモード。
自分も沖でも狙おうと遠投してみる。
覆い茂った海藻が両手を横に伸ばしたくらいぽっかりと開いているポケットがある。
そこに振り込んで投げる。
コマセを打ち、しばらく同じところにエサを繰り返し投入しているとウキがス～っと吸い込まれた。
大きくアワセてみる。
乗った。
海藻群からすぐに引き離しそのまま抜き上げる。
なんかいぶし銀。
カイズでした。。
この魚を最後に僕は諦めておかたずけ。
仲間が最後の最後に２６ｃｍのメジナを１枚釣って終了。
結果全員で１３ｃｍ、１５ｃｍ、２０ｃｍ、２５ｃｍ、２６ｃｍの５枚。
う～ん、やっぱ僕には向いてないな。。
ポイント：富浦
「使用タックル」
ロッド：
磯竿５，３ｍ
リール：
４０００番
ライン：
ナイロンライン２，５号
ハリス：
フロロ１，５号
エサ：
オキアミ
- 2005年10月1日
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