夏メタル

 


毎年、バチが終わると「バチふ抜け」現象が起きて、夏場の釣りへのモチベーションが保てない。

そんな方は多いのではないでしょうか。

そう、これ読んでる貴方やアナタです!(あ、俺の仲間内だけか?(爆))

私もそうでしたが、一昨年幸いな事に岸ジギと出会い、良き師や仲間に恵まれて夏を満喫しております。



その岸ジギ、何気に敷居が高い。

道具なんかは幾らでも安く揃えられますが、問題はポイント。

ある程度の水深がある護岸となると限られ、尚且つ昨年末辺りから例のクソ五輪のせいでポイント激減。

私のやっている岸ジギポイントに関しては今のところ大丈夫みたいなのですが、行政のやる事なんで、いつどうなるか判らん。

それに、今のネット社会。

「絶対に大丈夫なポイント」は直ぐに探られ、そこに人が殺到するのは目に見えている。

多分、昨年までの私のやっていたポイントも例に漏れないでしょう。

その為、警備が厳しくなってきた話が出てきた頃から、夏へのモチベーションを持てなかった。


そんな中で出てきた

 

あ、「夏メタル」ってのは俺が勝手に命名してるだけで、公式名称ではありませんw

 

ティムコが贈る、夏のメタルプレイ

 

これまでの水深頼みだった岸ジギから、もっと気軽に楽しめる夏のデイの釣りへ。
テクも何も必要なく、魚と戯れる事だけに特化!(爆)


勿論ベースは岸ジギ。だって釣れるからw

ただ、やった事がある人なら解るけど、水深2m程度の護岸で30gジグを落とすと、1秒ソコソコで着底。

20g以下のジグでやると、やれない事はないし釣れる事は釣れる。

それでもあっという間に着底するので、釣る楽しみより操作の煩雑さの方が上回ってしまう。

岸ジギは、フォール中に出るバイトと、それを反射で合わせるのが面白い(←俺だけ?)。

そこで、あのもりもりさんと俺共同テストした


ティムコの岸ジギ専用ジグ


ここで2ndプロトへのリクエストを出したトコまでは書きましたが、
(http://www.fimosw.com/u/rattlehead/kyugeaphc4wdpo)

どうやらそのままの形で製品化されるとの事。

http://www.tiemco.co.jp/products/groups/view/1307

そしてこれが、現物比較。



20・30・40gで、40gは過去に大きさ比較してるのでご参照下さい。

このジグの最大の特徴は、フォールスピードを抑えた最強のアピール度(と、勝手に解釈してる)。

これ以上乱反射するジグは無いと断言出来る程のフラッシングと、スローシンキングを併せる事で、水深の無い護岸での使用が可能に。

通常品よりも同重量なら1~2サイズアップしてる事で、アピール度は抜群(なはず)。

それにより、干潮時に底が見える様な護岸以外ならば、どこでも岸ジギを楽しめる。(隅田川ならテラス全てがフィールド♪)

勿論、水深のあるポイント用に重量のあるタイプも発売される(はず)なので、これまでと違うアプローチで狙える。

 

しかし、それだけじゃない

 




既に先行販売されているオーシャンスピンショアと、(多分発売される)オーシャンバイブのショア。

これ、今年の1月に月島某所にて、打ち合わせと称した飲み会で集まった時に写したもの。

垂直方向のジグに、水平方向のスピン。そして斜め方向のバイブを揃える事で、三次元の攻めが可能に。
(そう書くとカッコいいけど、実際のところはジグ落としてみて浅かったら残りの2つでってのが現実かとw)

昨年の私のログを読んで頂ければ判るかと思いますが、縦がダメなのに横で反応が出る事が多々ある。

そういう意味では、ジグだけに拘ってると捕れる魚も捕れないので、横の攻めは重要かと。


んじゃ、ミノーとかでもいいじゃん、となるでしょう。

確かに、昨年の私の夏は殆どベイスラ ニューコンセプトジグw

ただ、一つ問題がある。

 

バックラ

 

岸ジギにはベイトリールを使うが、スピニングしか使った事の無いアングラーも多いと思う。

となると、最も大きな壁になると思われるバックラだが、誰がやってもこれを起さない方法がある。


ブレーキMAXでキャスコン締め込むw


キャスコンの締め具合は、クラッチ切った時にルアーがゆっくり降りてくる位。

因みに、スキッピング(水切りキャスト)したい時には、竿を小刻みに震わせるとルアーが降りてくる位。

こうすりゃ、どんな投げ方してもバックラはほぼ起さない。

 

ただし!

 

飛ばないw

ボートでスト撃ちする時はそれでもいけるけど、ショアからはそうはいかない。

やるのは壁撃ちなので飛距離は要らないけど、ジグによる垂直の釣り以外は最低限の飛距離は必要になってくる。


だからメタル!


何故オーシャンスピンショアが、表層を引けるように作られたのか。

何故オーシャンバイブショアが、デザインを変えて作られたのか。

答えはここにある(と思っている(爆))。

そこそこの重量があれば、キャスコンを締めても飛ぶのでベイト初心者にはもってこい。

そしてジグに反応が出ない時に、直ぐに横の釣りに切り替えられる。

ポイントを選ばず、経験を選ばず、お手軽・気楽に真夏のデイゲームを楽しめる・・・


これがティムコの夏メタル!
(あくまで公式ではありませんw)


で、何故こんな長ったらしいログを書いたかというと・・・

 

昨日、ティムコのソルトチームに紛れて、テストしてきました。

 

ここでは、これらに加えて

専用ロッドまで♪


ジギングロッドでは、キャスト時にグリップが邪魔になる。

キャスティングロッドでは、ジグの操作が疲れる(←俺だけ?)。

両立する為に、ギリギリ計算されたグリップと素直なテーパー。

重量も軽いので、持ち運びや操作も非常に楽。

 

今年のティムコは、夏に真剣?

 

あ、隅田川でやりやすいように、ゴリ押ししたんじゃないからねっっ(汗)

 

かなり長くなっちまったので、各々のインプレ等は後日に。

あ、ただ20・30gのジグは回収されちゃったので、暫く先ですw

 

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