お散歩シーバス~魑魅魍漁~
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釣果に「奇跡」は無い
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2023-05-11T09:00:00+09:00
私は例年通り昼はチヌ・夜はバチという釣り三昧の日々を送れるよう、全てのスケジュールを設定しておりました。
が
毎日の如くの爆風。
昼は風裏を探して自転車で1日20㎞近くを走り続け、結局どこも風が吹き抜けていて諦める日々。
そして何より夜。
私の様な「水面系バチラー」にとって、最大の敵は風。
勿論多少の風であればそれを使ってやりくりする位のスキルはある。
が、それも程度による。
投げた瞬間にルアーが真横に吹っ飛んでいく様な風では、ライズ撃ちばかりの私では釣りにならない。
…軽量ルアーしか使わない水面系故の宿命ではあるが(爆)
本来ならば、家でのんびりしている方が遥かに幸せなのは間違いない。
でもバチる(←馬鹿)
5/6のAM2時。
この時の風は南風9m/秒(Yahoo天気)・13m/秒(Windy)。
当然の如く水面はグシャグシャで、跳ねた水を風が飛ばして川辺に立っているだけで濡れてくる状況。
勿論モジリなんて見える訳もなく、頼りのライズ音も風や水のぶつかる音しか聞こえない。
でもバチる(←大馬鹿)
というのも、極僅かではあるが「1匹は出せる」という勝算があったから。
その理由を具体的に書くと
・そんな日に態々出向く物好きは居ないから、少しでも風から逃げられる場所を選べる。
・風には必ず一瞬の間がある。
・知り尽くしているエリアであれば、そのポイントでの狙い所が判る。
・連日の状況から、バチは少ないながらも確実に出てライズも出る。
と、これまでの経験から解っていたから。
当日、幾つか巡って決めたのは、後ろにある建物の関係から僅かだけ受ける風が相殺される場所。
それでも上記の如くではあり、かつ普段やっている場所よりも遥かに暗い。
(GW中かつ真夜中という事もあり、周辺のビル・マンションほぼ全ての電気が消えていたので)
その状況から、選ぶルアーは色を含めて一択。ライズが出る場所は直径10m内に絞られる。
ルアーをセットし、川の水で濡れながらもひたすらその場所を見つめ続ける。
10分程待っただろうか。風が一瞬弱まった瞬間にど真ん中でライズ一発。
即座にルアーをブン投げ、着水→即糸ふけ回収→ハンドル2回転で

サイズは50半ばと大した事は無いが、全ての条件が一致した故の結果。
これで満足し…
即撤収w
SNSの様な場所では、「奇跡の1匹を出せた」とか書かれる人がいる。
だが、その殆どは謙遜だと思う。(極一部は「ただのまぐれ」だけどw)
悪条件が重なった場合、これまで培ってきた経験から狙いを導き出せるからこそ、魚が出せる訳で。
その後、念の為そのエリアを回ってみたが、まさか居ないと思っていた釣り人が5人程(汗)
折角なので全ての人に声を掛けてみたが、やはり誰一人釣れた人はおらず、ライズも無いと。
今回ばかりは20年の蓄積が活きたかなと思った釣行でした。
結論
奇跡という言葉を信じちゃいけませんw
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rattlehead