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金森 健太

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2025 解禁


さて、皆様お久しぶりです。

2月1日、この日は岐阜県のアングラーたちにとって特別な日。

そう

渓流釣り解禁日

でございます。

しかも今年は土曜日、私のいる業界(電気工事業)でも週休2日制が定着しつつありこの日は休み…の筈だったのだが…

前週の荒天により現場の工程が遅れ、その埋め合わせの為解禁日である1日は現場で仕事をする羽目にorz

というわけで

翌2月2日6時、盛大に寝坊しつつも自宅を出発。郡上市八幡町のとある溪を目指した。

八幡町の毎年年券を購入する釣具店で年券と餌を購入し、放流ポイントへ。

駐車場からポイントへ向かう途中、一人の釣り人とすれ違う。挨拶がてら状況を聞くと「魚はいるけど釣れない」と。

まだ時刻は8時前、早くも嫌な予感が。

とりあえず行ってみようとポイントへ。たどり着くと一人の先行者が。状況を聞くと、最初はアマゴが群れていたが1尾釣ったら姿が見えなくなったという。確かに淵を覗いてみると、魚影はない。

先行者の方が移動するということで入れ替わりに入らせてもらい、ゼロ釣法の仕掛けを作り淵の最深部あたりを流してみる。

…予想通り、反応はない。やはり嫌な予感が的中してしまったのか、、、

数投してみたが魚影のない淵で反応がある筈もなく、淵の開きに目線を向けると

淵の開きから瀬の肩にかけて、幾多の魚影が遡上してきている。

そんなところにおったんか…と淵の開きに仕掛けを流していくと、群れの中の1尾がためらうことなく餌のブドウ虫を咥えた。針に掛かった瞬間、澄んだ流れの中でキラリと銀影が踊った。

ハリスはナイロンの0.15号、慎重に寄せて引き抜き

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2025年初アマゴ。成魚放流ゆえ鰭は丸いが美しいパーマークと朱点を纏ったアマゴに出逢うことができた。

本当は1月に某管理釣り場で初アマゴは釣っているのだがそれとこれは別ということで(^^;;

しかし…釣れたアマゴを魚籠に納めている間に群れは消えていた。

淵を見渡しながら魚影を探していると・・・

3分ほど経つと再び群れが下の瀬から上がってきた。群れの前に仕掛けを投入して流していくと

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再びキャッチ。

また針を外して魚籠に入れている間に群れが消えたので瀬の肩あたりをよく見てみると、対岸際の流れが護岸に当たり少し深くなっているところに群れを発見。どうやらここに身を隠して、数分経つと淵に戻ってくるらしい。

群れがその深みから出てきたところで仕掛けを流し込み、再びキャッチ。

しかし…この後からは餌を避けるようになった為、餌をブドウ虫からキンパクに変えてみることに。

キンパク…クロカワゲラという昆虫の幼虫で、早期の渓流釣りの定番の餌とされている。

これが正解だったようで

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連続ヒット。日が高くなり暖かくなってきたこともありアマゴたちの活性も上がってきたようだ。

途中反応が途絶えた時間もあったものの、お昼前に再び活性が上がり、飽きない程度にアタリがある。

食いが浅くバラしも多かったものの順調に数を伸ばし12時半に一旦終了。

午前中の釣果は

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26尾。放流2日目でこの釣果なら大満足だ。

昼食後八幡町内の釣具店を何軒か見て、14時前に再開。しかし

もうお土産は充分確保できた。それに…日が高くなるにつれてユスリカとコカゲロウが舞うようになり、アマゴたちも盛んにライズを繰り返していた。

午後からはフライで遊んでみよう。

0番のフライロッドを継ぎ、再び放流ポイントへ。

7x(先端の太さが0.6号)のリーダーにナイロン0.2号のティペット(ハリス)を繋ぎ、20番の毛虫みたいなフライを結ぶ。

早速ライズを繰り返しているアマゴの目の前に流し込んでみたが…どうやらお気に召さない様子。大きめのドリフター(流下物)にも反応しているあたりこれでもいいかと思っていたが…

というわけで、フライを24番のCDCダンにチェンジ。

ライズが出る筋に流し込んでいくと、ゆっくりと浮上した魚影がそっと水面を破った。

0番ロッドが弧を描き、水面で銀影が煌めく。

タックルの強度的には何ら問題はないのだが、フライは24番…米粒ほどの大きさの針が掛かっているだけなので慎重に寄せなければならない。

バレるなよ…と祈りながら寄せて、ランディングネットへ。

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成魚放流といえどランディングネットの中に佇むその姿はやはり美しい。

午前中にも朱点が濃い「花魁アマゴ」も何尾か混じったが、このアマゴは朱点も控えめでバランスの取れた色彩だ。

しばらくして、再びライズが絶えず出るようになってきた。

ライズが出る筋を丁寧に流して、

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再びキャッチ。

これなら結構釣れるんじゃ…と期待したが…

……3連続バラしorz

これで警戒してしまったのか、ライズが消えてしまった。

しばらくライズを待っていたが…そのうちに魚影も見えなくなってしまった。

時刻は16時を過ぎ、夕マズメも期待できそうにない…

思い切って、ライズを探しながら上流の放流ポイントまで歩いてみることに。

すぐ近く、歩いて行けるやろ…と思いながら上流へ歩いていくと・・・

あれ?

放流の看板がない…

漁協のHPで放流場所を確認して、Googleマップで見てみると…

……めっちゃ上流やんorz

どうする?
駐車場まで戻って車で行く?

しかしここから駐車場まで戻るにも結構な距離がある。このまま歩いた方が早いと上流へ歩いていく。

次の放流ポイントにたどり着いたのは16時50分。ここは堰堤の上の広い淵で、やはりユスリカとコカゲロウのハッチ(羽化)があるのか水面に幾つものライズリングが広がる。

先行で入っていた餌釣りの方の邪魔にならないところに立ち、静かに射程範囲内でライズが出るのを待つ。

やがてキャストが届く距離でライズが。ライズが出たあたりから少し上流側にアプローチ、着水直後にメンディングしてフライ先行で流し込んでいくと

ゆっくり浮上した魚影が、そっと水面を破った。

夕暮れの水面に煌めく銀鱗、そっと寄せてランディングネットへ。

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朱点が濃い花魁アマゴではあるが、狙ってキャッチした嬉しい1尾。

この後は追加とはならず、辺りが闇に覆われて終了とした。

【使用タックル】

餌釣り
竿/ダイワ・流覇メタルチューンTT60
天上糸/ナイロン0.6号
水中糸(ハリス通し)/オーナー針・ザイト鮎ナイロン0.15号
目印/オーナー針・編み込み目印ミックススリム
オモリ/ガン玉G5〜G3
針/オーナー針・カッパ極1号
餌/小粒ブドウ虫、キンパク

フライ
ロッド/tiemco・ユーフレックス j-stream8004
リール/Mitchell(年式、番手不明)
ライン/DWF0F
リーダー/VARIVAS・スタンダード7x9ft
ティペット/ナイロン0.2号
フライ/CDCダン#24

9月末から禁漁期となり、4ヶ月ぶりの溪歩きと渓魚との再開。まだまだ水温も低くヒレピンに出逢えるのはもう少し先になりそうだが、立春を過ぎ春はもうすぐ。ネイティブの渓魚たちに出逢える季節が待ち遠しい。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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