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『水辺の夢』その16 ガイコツ事件

こんにちは。

釣りという遊びは
人の余りいない場所に
人のまだ起きていない早朝、
なんなら深夜にウロウロする
機会が多い。

オッさんになれば
早朝、深夜とて
森や水辺の精霊と
対話できるので(嘘つけ!)

子供の頃程怖くは無くなったが
(今でも少しは怖い、イヤ!とても怖い)

子供の頃は

好条件に釣りしたい願望と
こんな怖い感じイヤだ!が

戦っていた。

マァ、そんなドキドキ感も
頭に焼きつく
たのしい残像である。

マァ、
『早朝の釣り人が発見!』
なんてニュースもチョコチョコあるもんだから
何割マシで怖さも倍増。


釣りとは
自然が相手だし
絶対的安全から離脱することにより
成り立つゲームなので

長い事、水辺や森と触れ合うと
危険な目に遭う事もあります

播州室津辺りには
ミニ地磯的な物が連なる
浜があって

そこでグレ釣りをしていた時

グレ釣りなら
エサバッカン
仕掛けバッカン
クーラー
タモこの辺りは最低いるし
ソレに付随する小物も沢山
とにかく
荷物は多い

急に天気が崩れ、いきなり津波が・・・。

無事は無事でしたが

携帯と私以外

全て海に流されました?笑


室津では別の日にも

磯の先に一階建のプレハブ程の大きさの丸い岩があって

その上にちょこんと乗っかり
釣りをしていた

すると天気が崩れ
その時は暴風になった

そんな暴風で岩を登ったり
降りたりするのは超危険

何より
戻るたって
重たい釣り道具はどうするの?って話

風が止むまでその岩で待つしか無い

丁度、人の体が半分だけ隠せる
窪みがあったので

そこにハマってしがみつく

風はつむじ風感を増し
竜巻寸前の勢い

怖い!
我慢我慢!

動いたら危ない。

すると
『ゴロンガクッ』
その足元のプレハブ(岩です)が
陸側と一体ではなく

一つのデッカい独立した岩で

風と波の勢いで
傾いた。

マァ、アクション的には
その一回だけだったけれど

あれ何回かなっていたら
どうなっていたか!

んで
話は戻り
子供の頃

尼崎市藻川の
橋の下の瀬で

鮎の転がし釣りをしていた
(昔も今も藻川で鮎釣りをする人は珍しいけれど落鮎の頃に転がしで釣れる)

大きい落鮎が釣れるので楽しい。
(漁券無かったのは時効で、というか漁券という概念が当時の尼崎市の川に無かった様に思う)

基本リリースだが
リリースに値しない感じになったら
野猫世帯が二世帯ぐらい見ているので。

いきなり雨と雷が
『ぽかーーぁーん!!!』

詳しくは不明だが

橋の上のどこかに雷が落ちた感じ。

あれは落雷ではなく
爆発です?笑

ソレ以来
雷が少し怖い
イヤ
すごく怖い。

コレも藻川、
友人と共に
明けぬうちから鮒釣りに

竿受けをセットしていると
消波ブロックの
隙間にガイコツが!!

「アレ見て!」

「あっ!ガイコツや!!!」

「えっ!えっ!どうしょう?どうしょう?」

「とりあえず警察に電話や!!!」

「俺、電話するから見張っといて!!!」

「よし!」

勿論、電話担当は僕、笑

電話しに行った、
というか逃げた.笑

「あのー、川にガイコツが・・・。」

「はい!すぐに向かいます。」

私服のお巡りさんが来て

案内する。

「ココです!!!」

「コレはバレーボールでは!」

(ワーッ!怒られる・・?)

「あー、よかった、汗、ガイコツでなくって、汗」
お巡りさん

どうやら真剣に善意で報告していたので
怒るに怒れなかった模様

しかし『バカガキども!!』
とは思われていただろう。笑

自然と触れ合う限り
冒険を楽しむ限り
危険とのリスクはつきまとう

しかし
危険と人生のインパクトは背中合わせで

『失敗』『挫折』が
後々、人生が花咲く礎となる様に

自然を映像だけでなく
実際に踏み込み
その酸いも甘いも体験している我々が

その母なる自然との注意点や素晴らしさを
説くのは

我がため、会社のため、家族のためと

忙しい毎日の中でできる

ちょっとした社会貢献である様に思う

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