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『水辺の夢』その25 続・ルアーと『機能美』と『茶の湯の心』

こんにちは。

今年もあとわずかとなりました

昨年はこの頃
インフルエンザにかかってしまって・・・

今年は交通事故や手術入院など
大掛かりなピンチが多々で・・・

コレもオッさん深まる私に
天からの
『全てはほどほどに。』という啓示と
良い様に捉えてまいります

多忙を
力技と持久力で乗り越える
作戦は撤廃して

適正な力配分で
人をあてにし
信じ
感謝しながら

綺麗にゴールを目指し
残された多忙を乗り越えます


そして
拙い、私の創作と文章に
付き合ってくださった
閲覧者の皆様

皆さんが見に来ていただいた事で

『残念系ルアービルド・どデイゲーム』
という
茨の道も

温かい心で
楽しく
孤独感無く
過ごす事ができました

心より感謝申し上げます!

〇〇

さて
前回の続きです

モノには
機能美というものがあって

優れた道具や機械には
隙の無い必然が満ち溢れている

どんなに新しい
モードやアイデアが出ようとも

絶対的な隙の無い機能美が
無駄を削ぎ落とした向こうに
存在するさまは

陶芸
道具
絵画
名車

そして名作ルアーに

茶の湯の芸術に共通した
滅ぶ事なき
永遠の存在感をもたらしているように思います

ワンダー
ローリングベイト
ヨレヨレ
アーダ
スーサン
IP
ステイシー
ブローウィン
レンジパイプ
スイッチヒッター
X-80
サスケ

もうそれ以上
何もしようの無い
到達してしまってる
ルアーは沢山有って

ルアーを作ろうとすると
触れられない領域が常に存在するし

その静かで膨大な引力に
気を抜くと
吸い込まれる

その作者偉人とて
その到達してしまった機能に対して
抜け出せなかったり
派生種を手掛けるしかなかったり
そんな痕跡も多々見受けられる

『到達させ切る機能美の創作』
という観点からして

ジャドウプロダクトの
藤沢周郷氏の
自ら貸した
ルアーの存在する意味にたいする
仕上がりは凄まじく

機能と形状が
直結する
芸術家として
ピカイチの作家だと
個人的には考える

あの動きと発現形状の一致は
もう
『アーダみたいだけど仕方ない』
『ヨレヨレみたいだけど仕方ない』
と居直るしか無く

そして
その一致のデカさに
おそらくルアーを作る人も
ルアーを使う側も
ソレらと被ったとて

深層心理も含め
『ソレは仕方のない事』と
思っている様に感じる

〇〇

マァ、どデイゲームなどやっていると
あら喰いモードでもない限り
ドリフト系の漂わす様なアプローチは
ないわけで

トレースラインの変化
振る舞いのアプローチの変化が
ルアーチェンジの意義となる

この世にルアーは沢山あるが
どデイでのこういった
限定的な仕切りには
まだまだ沢山の隙間がある様に思えて
技術云々とは
また別の話だと思う

だからハウルみたいに
ハイブリッド系など
ずいぶん前にフラット系で有ったのに

VJがシーバス系ハイブリッドの先頭にいる

隙に対して
どういった課題を課して
ルアーを開発してらっしゃるか?
その果てに

定番ルアーの答えがある様に感じる

〇〇

ルアー作りって
芸術創作と違って

機能ありきの制約の中で
シノゴノやるのですが

『ちょっと違うよ。』

と組み上がったブツが
言ってくるかの様な状況が有る

作為の中に
アングラーとしての利便性の中に

そのブツが本来有るべき姿から
離れる事が有る

コレ、自分の中で
理屈を捏ねたりした時に
顕著に現れたりして

逆に形状的に美しいとか
かっこいいとか
そんな
きっかけで形成した方が
いいルアーが出来る事の方が多い。

そしてその場合
機能美たるもの

作者の意図に反した
あと付けの
機能美となるが

私の場合はソレでも良しが
まかり通っていて

ソレがよく
『やっちゃった沙汰』を
生み出していく。笑

マァ、大事なのは
思いを形にしていくって事だと
そして
出会いを大事にする事だと思います


『無用の用』でもないですか

理想を実現するために動き

そこでの出会いは

人であれ
偶発的機能であれ

一定の思いを持って対する

今後より意識して行きたいと思います。















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