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西岡 佑一 ~ちゃま

徳島県

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『ちょい藪』~case2 all blue三牧の場合~

100日の間華をつけると言われる事から、その名がついたとされる百日紅。

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その鮮やかな紅の華は季節をまたぎ、色々な表情を見せてくれる。

百日紅の立秋の装いが気になるちゃまです。

『ちょっと藪こぎするんで、それなりの用意しといてくださいね☆』っと、all blue三牧さんを開拓中ポイントにナイトウェーディングでお誘い。

サマーナイトなタイドグラフなので、お誘いした日はショートカットができない潮位。

たとえ潮位が下げ切ってもショートカットする事ができない水深のため、帰りに楽する甘えが許されない。

っとは言っても、『途中まで藪も刈ってるしキツい内容にはならんでしょ☆』っという予想。





しかし、これがすでに甘い考えだった

この後、2人は人生最大の苦行をする羽目に…



待ち合わせ場所に揃った2人。

簡単にエントリールートをall blueさんへ説明し、準備を済ませる。

そして、10m程の藪を抜けて畦道へ。

その先にある、河辺へのエントリーポイントを目指す。

エントリーポイントを抜け、河辺に群生する葦原へ到着。

さて、ここからが本番…

片道約1㎞。

内、藪こぎ約500m。

刈れている距離は100mもない。

つまり、今夜で残りの400m以上を刈る算段。

でも、前回刈った感じからして『30分もあれば刈れるだろう。』っという浅はかな考え。

何故こんなにも予測時間が早いのか?

『疲労』が全く計算に入っていないから(爆)

最初は順調に刈れていた葦。

しかし、夜とは言え30分もすれば汗だく。

すでに肩で息をする状態(汗)

そして、奥に行けば行くほど葦の密度が濃い。

ここで体力の限界を迎え、all blueさんと先頭をバトンタッチ。

流石、若者!

めちゃくちゃ早い!

自分の倍くらいの速度で進んでいく!

それにしても…

暑い…

暑すぎる…

葦原に囲まれた環境のため、一切風が吹き抜けない。

熱中症にならないために休憩でクールダウンするも、全く体から熱が逃げない…

ってか、さっきから水分をとってる姿を全く見ないall blueさん。

ちゃま『all blueさん水分とったほうがいいよ?』

all blue『今、節制生活してるんで水分持ってきてないんですよ。ははは(笑)』





『そんなばかな!?』

『節制するとこちゃうやろ!?』っと喉元まで出かかったところで言葉を飲み込み…

『ヤッ…ヤバかったら俺の残りの水分飲んで下さいよ?』っとだけ伝え、残りの藪を刈る事に。

この時点で、すでに1時間が経過。

回りを葦原に囲まれた空間で、自分達が今何処にいるのかさえ分からない。

『あー…アリ義さんの時もこんな感じやったなぁ…』

つまり、学習してないって事(爆)

今はall blueさんとGoogle mapのGPSだけが頼り。

後少しってところまで来てるんだが、疲労困憊で思うように距離が稼げない。

もう少し…

もう少しで…



………



抜けた~(泣)

何とか葦原を抜けだし、川まで数十mの所に到達!

帰り道が分からなくならないようにマーカーを打って、一気に河まで残りの藪をこぐ!

そして、とうとう水辺に!

2人とも荷物を岸に置いて、クールダウンのためそのまま入水し正座(笑)

シャローにはいなっ子がわんさか入っており、時たまボイル音が聞こえる。

しかし、今はそれどころではない(笑)

累計90分を掛けた藪こぎで、体に籠った熱を放出中の2人にボイルを打つ気力は無い。

休憩しながら手を見てみると、グローブから出ている指は藪こぎで傷だらけ。

おまけにウェーダーがピンホールで浸水した模様。

それも、2人とも…

10分程たっただろうか。

ぼちぼち体が言う事を聞いてくれるようになったので、準備してキャスト開始。

すると、all blueさんが1投目でヒット!

しかし疲労困憊の体では、持ち前のバーニー・シュルツ並のフッキングをかます事ができずにバラシ…

その後、自分にも何か当たる感触があるがフッキングにいたらず。

そして、流れが効き出したタイミングでall blueさんに再度ヒット!

『結構引いてるな~』っと思ったら、40くらいのキビレらしい。

しかし、ランディングしようとした所で…

all blue『あっ…』

なんとフックアウト(汗)






all blue『ちゃまさん…もう今のは釣った事にしといてやってください(泣)』

うんうん。

気持ち分かるよ。

ここまで苦労してエントリーしてきて、何も無しで帰るとか…










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もうこんな気分になるわな。

丁度その頃、合流の連絡を受けていたはるゆきくんがポイント近くへ到着。

電話でエントリーの説明をするが、どうやら迷ったらしい…

それでも何とか合流。

あら?

大先生、肩で息してる(笑)

その第一声。

『もう2度と来んす…』

ほぼ藪こぎ無しでエントリーできたはずなのに、この言われよう(笑)
※でも、実際嫌になるくらい遠いんですよね(笑)

そして、all blueさんの命を救う水分の差し入れ!

all blue『はるゆきくーん!ありがとうー(泣)』

その後は、少し移動しながらボイルを追いかける。

しかし、ことごとくバイトしない…

相手が小さいとは言え、ここまでボイルがあってバイトしないのは流石にちょっとしゃく…

大体バイトするルアーの見当はついてるので、Gaboz!!!65のパープルウィニーへチェンジ。

ボイルが起きているいなっ子の群れの少し外した位置へキャストし、最初はミディアムリトリーブで反応を伺う。

角度を変えたりして数キャストしてみるもノーバイト。

そこで、リトリーブの速度を変えてみる。

極力スロー。

イメージとしては、ルアーがアクションするかしないかギリギリの速度。

すると、すぐに反応アリ!

しかし、弾かれて宙を舞うGaboz!!!(笑)

その後も誤爆が続き、何回目かのバイトでようやくフックUP!

まぁ予想通り手応えは軽く…





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尺オーバー(笑)

コレが90分掛けてエントリーしてきた、自分の唯一の釣果(汗)

そして、この頃より不穏な稲光と重低音…

帰路も長い事を考慮して、釣行を強制終了する事に。

合流したはるゆきくんの滞在時間は、わずか半時間足らず…

でも、危険を省みず釣りするワケにもいかないので、コレばかりは仕方無し(泣)

帰りは、浸水して重くなった両足を引き摺りながら20分程歩くという…

まぁ、all blueさんは自分の数倍の量でしたが…

車に着いた頃には、汗を吸って重くなったラッシュガードやシャツ。

all blueさんはパンイチで車に乗り込み、颯爽と駆けて行きましたとさ。

まさか、ここまでエントリーに苦労するとは思っていなかった開拓ポイント。

でも、ここまで藪も刈ったし次は大丈夫!

………の、はずだったのに…

Tackle date
Rod:TENRYU SWAT 92M 
Reel:SHIMANO BB-X HYPER FORCE 2500XG
Line:剛戦 DONPEPE X8 1号、リーダーフロロ4号

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http://bluebluefishing.com/

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