プロフィール

自作ライト

愛知県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/5 >>

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

アーカイブ

2022年 4月 (2)

2022年 3月 (1)

2022年 2月 (1)

2021年12月 (1)

2021年11月 (1)

2021年 9月 (2)

2021年 8月 (1)

2021年 7月 (3)

2021年 6月 (6)

2021年 5月 (6)

2021年 3月 (17)

2021年 2月 (12)

2021年 1月 (6)

2020年12月 (8)

2020年11月 (15)

2020年10月 (17)

2020年 9月 (4)

2020年 8月 (12)

2020年 7月 (8)

2020年 6月 (2)

2020年 5月 (7)

2020年 4月 (21)

2020年 3月 (6)

2020年 2月 (9)

2020年 1月 (11)

2019年12月 (14)

2019年 8月 (1)

2019年 7月 (2)

2019年 6月 (1)

2019年 5月 (1)

2019年 4月 (1)

2019年 3月 (4)

2019年 2月 (2)

2019年 1月 (3)

2018年12月 (4)

2018年11月 (4)

2018年10月 (3)

2018年 9月 (2)

2018年 8月 (1)

2018年 7月 (3)

2018年 6月 (1)

2018年 5月 (6)

2018年 4月 (2)

2018年 3月 (7)

2018年 2月 (2)

2018年 1月 (4)

2017年11月 (4)

2017年10月 (6)

2017年 9月 (3)

2017年 8月 (6)

2017年 7月 (10)

2017年 6月 (2)

2017年 5月 (10)

2017年 4月 (9)

2017年 3月 (9)

2017年 2月 (6)

2017年 1月 (13)

2016年12月 (1)

2016年11月 (2)

2016年10月 (16)

2016年 9月 (10)

2016年 8月 (12)

2016年 7月 (8)

2016年 6月 (15)

2016年 5月 (14)

2016年 4月 (7)

2016年 3月 (11)

2016年 2月 (13)

2016年 1月 (6)

2015年12月 (14)

2015年11月 (12)

2015年10月 (10)

2015年 9月 (6)

2015年 8月 (21)

2015年 7月 (3)

2015年 6月 (14)

2015年 5月 (16)

2015年 4月 (3)

2015年 3月 (10)

2015年 2月 (10)

2015年 1月 (21)

2014年12月 (11)

2014年11月 (7)

2014年10月 (8)

2014年 9月 (13)

2014年 8月 (19)

2014年 7月 (12)

2014年 6月 (17)

2014年 5月 (18)

2014年 4月 (16)

2014年 3月 (15)

2014年 2月 (25)

2014年 1月 (29)

2013年12月 (27)

2013年11月 (21)

2013年10月 (16)

2013年 9月 (18)

2013年 8月 (21)

2013年 7月 (22)

2013年 6月 (24)

2013年 5月 (20)

2013年 4月 (25)

2013年 3月 (15)

2013年 2月 (17)

2013年 1月 (19)

2012年12月 (23)

2012年11月 (17)

2012年10月 (23)

2012年 9月 (31)

2012年 8月 (21)

2012年 7月 (23)

2012年 6月 (25)

2012年 5月 (24)

2012年 4月 (15)

2012年 3月 (11)

2012年 2月 (12)

2012年 1月 (30)

2011年12月 (5)

2011年11月 (7)

2011年10月 (10)

2011年 9月 (9)

2011年 8月 (10)

2011年 7月 (18)

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:71
  • 昨日のアクセス:84
  • 総アクセス数:1835599

QRコード

変態ライトマニアです! 市販品を改造して、明るくして楽しんでいます。(笑) また、ソル友申請など、お気軽にどうぞ! ヤフオク http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/ user/fumiaki12001 フェイスブック https://www.facebook.com/ fumiaki.nakamura.98

機械ログ3の1

64チタンを削って見た。
ターボエンジンのタービンに使う素材と言えばわかるだろうか?

vzp2x2gcv6jfrcswados_480_480-73a51c93.jpg


その前に御報告を
長らく使えなかったタテヤTL-800Gの送りネジをダウンサイズしてネジピッチを同じままで角ネジを切り直し、市販の雌ネジに合わせて使えるようにした。

y8v4sy2htvd27z8ptb3a_480_480-0da29811.jpg
fynpfyp2c99gn5t56rn9_480_480-ba1e0582.jpg
txu5xziyp4ac28o3wusp_480_480-8a1db948.jpg
要するに、雌ネジを切れなかったので諦めて市販を挿入する方向に転換した訳だ。
雄ネジは複雑な作りなのでプロの業者にもサジを投げられたのは内緒の話だが・・・、(笑)
加工屋さんって、凄そうな印象だが以外に普通の加工しかできないのかな???(笑)
雌ネジ合わせでネジ部分だけを上の写真の市販品にピッタリと加工した。(必死だったので写真すら無い)

上の写真は加工際中でその後、止めネジを切ったり、下側を削ったりして取り付けた。
修理後、ハンドルのガタは10~15°程度となり非常に快適で精度が出るようになった。

さて、本題に戻る。

ixw9hzap4vhiu8n3fgis_480_480-00c001e5.jpg
64チタンと言う素材だが、難削材に位置付けられている非常に厄介な素材だ。
そして、恐ろしく高額で、この削ってある部分の5cmだけで純チタンなら3500円~4000円と言った値段。それより高額な64チタンでΦ32mmだと幾らだ???

アルミなどを加工するチップで削ると歯が立たない類の素材で、以前、超硬い素材を普通の鉄用で削ったらチップの先端から火花が出て削れなかった。

jxpp6yv6rhj4ezzxiwhy_480_480-b9467b32.jpg
以前はアルミ主体だったので気にしなかったチップの材質を勉強して3種類を入手して見た。

ekz2wdjf54uwghu42wtz_480_480-8b9e805a.jpg
緑は鉄とステンレスまで削れる(はず)の材質N2525、中央の黄色はステンレス・難削材用チップVP15TF、右側はボロンチップだ。
順番に高額となる。

それを使い削り比べて見た。
条件を揃える為、低速な自動送りで同じ量を削っている。

まず、材質N2525から、このチップは焼き入れ可能なS45Cと言う素材を削ったら凄くキレイに削れたので、決して劣っている物では無い。
凄く切れるチップだ。

ksrgj9bau2byf2jxypzy_480_480-5e964c93.jpg
N2525で64チタンだと切削温度が上がり過ぎてオイルが蒸発する。煙が充満した。
64チタンも凄く熱くなり、無理そう。
チップの先端が焼ける前にやめることにした。
削るだけなら削れることは削れる。

47icowjpax56f74jyjcr_480_480-114646d5.jpg
VP15TFに変えると嘘のように普通に削れる。
ただ、時々キーッと凄い音が出るので余裕とはいかないようだ。
素材の温度は3種類中で一番発熱が少ない。

zoab22b8i92vbgnwn5vt_480_480-ae2eda31.jpg
材質ボロンに変えて見た。
結構、余裕で軽く削れる。
更に加工面はキレイ。
でも、素材は少し熱を持つようで、削った直後の熱は上のVP15TFのチップより高いようだった。
手送りもやって見たが軽いので切れているのだろう。
流石は高額なチップだ。定価なら削る素材の部分とチップだけで1万を超える組み合わせ。(笑)

xjpo2gjbo9cokxxt4gop_480_480-7230a510.jpg
切り屑が切れずに下に垂れ下がるのを見るとまだまだ送れるだろう。

最終的にはVP15TFが削るときの温度が一番低そうだったので、それを使う事にした。
(ボロンチップは高いからネ)

さて、次は普通のドリルで穴は開けられるのか?
rynzinafjacej3azves7_480_480-84bf9b6f.jpg
SK53何たらだったか?
センタードリルは普通に開いた。

7krtygt6bi5ig2f7kb39_480_480-67d9efd2.jpg

そしてナチの普通のテーパードリルだと、発熱は凄いのだが、こまめにトリートメント系エンジンオイル添加剤を塗布すれば普通よりは開けにくい程度で開けられる事がわかった。
煙は凄く出るので刃先の温度さえ注意すれば加工は可能との結論だったが、(滝汗)
その後、更に太いドリル(新品)を使ったらドリルの外側が焼けた。
更に構成刃先になった。
普通のドリルではちょっとヤバイかも?
(※ハイス系の素材は600°を超えると焼けるので注意して加工する必要がある)

超硬ドリルならより良い加工となりそうだ。
ステンレスより加工性は良さそうで粘つく感じも無く、好感触だ。
(304ステンレスの加工性は大嫌い、加工面が汚くなるし切れ難いし精度が出し難い)

dvodrjzhuinnfbt2vzh5_480_480-648d4865.jpg

写真はチタン2種のネジ切りの様子


純チタンの内径加工するとドリルに切り屑が詰まり、凄く発熱するのだが、64チタンの方が切り屑の排出が良い印象だった。
恐らくはだが、加工精度は出し易い印象だった。
この実験、数万は掛かったがどうだっただろう?
専門的過ぎたか?(汗)

公開後なので追記しておく、

これは電動スピニングリールのドライブユニットを作っていた。
チタン&64チタンなら超軽量な製品が可能となる。





鬱には定期的な周期があるようだ・・・
上手くいかない事が続くと死にたいと口癖のようにつぶやいたりしているらしい。
でも、上手く事が運ぶと気分もよくなったりする。
薬の影響で感情がフラットになり無気力人間の出来上がり。
家から出るのも怖くなる。



 

コメントを見る

自作ライトさんのあわせて読みたい関連釣りログ