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▼ 真に初心者の方がすべきこと
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- (釣り座学)
こんにちは。
今回は主に初心者と呼ばれるような方に向けた内容となっています。
私自身ようやく関東に来て2回目の秋になって、”コンスタントに”、”ある程度狙って”、魚を取れるようになってきたかなと思うんですがそのためにこれが大切だったなと感じることについてまとめます。
要はシーバスフィッシングを始めてみたがうまく釣れない、わからないけど釣れるようになりたいという方がすべきことについてのログとなります。
注意点
まず一つ目、今回は下記のような方に向けたログとなっています。
初心者の方
引っ越しなどによりポイントが変わり迷走中の方
(歴浅め)
自分の釣りが出来上がったような方にとっては当てはまらない場合もあると思うのでそこについては悪しからず。
(Fimoで普段からブログを読んでいる初心者さんがどのくらいいるかはわかりませんが)
二つ目の注意点は明確な所作には触れないということです。
前提としてルアーの流し方とか選び方とか考え方とかは釣り人各々が持論を持つ部分なのでそれについては触れません。触れたところでそれを闇雲に実践するだけでは意味がありません。
ここではその持論を作るまでの過程に何をすべきかという内容です。
まずは釣りに行くべし。
これにつきます。
釣りを始めたばかりのあなたがすべきなのはプロのアングラーにアドバイスを求めることでもなくスズキの釣り方についてググることでもなくとにかく釣り場で糸を垂らすことです。
プロの方のこういう状況でこのルアーがハマるというアドバイスや、ネットでのこのルアーが釣れるという情報は初めのうちは聞いてもあまり意味がないと思います。
あるあるなのは釣り場に行くとそんなことを試す余裕がなかったり、頭から抜けて試せない、試しても実際に自分に合っているのかどうかわからずに時間だけがたってしまうというパターン。
魚を釣りたいなら情報を仕入れるよりもとにかく釣り場に行くことを重視しましょう。
今日の潮は微妙だと思っても実際に行ってみて、ダメならダメなことを確認する。
クソ寒い12月の夜でも釣りに行けるのなら行ってみてダメなことを確認する。
よさそうかどうかもわからないけど行けるのなら行ってみる。
それによって失敗することもあるでしょう。
いや、失敗することのほうが多いでしょう。
しかしその失敗の連続の中で生まれる発見があなたの釣りを変えます。
例えば、タイドグラフだと潮が止まっているような時間なのに流れができているのを発見した、とか。
連日釣行で決まったタイミングでルアーにアタリが出る、とか。
ベイトが入ってきたり騒ぎ始めたタイミングを見つけた、とか。
失敗の山の中から得た成功をもとに行動を改善する。その繰り返しです。
そうでなくともその日の潮位による流れの変化や季節によるベイトの入りを実際に感じることが重要です。
それによって自分の行くポイントを理解する、道具を理解する、自分の感覚を理解する、ということが当面の目的です。
魚を釣るということを目的にせずにまずは理解を深めるということからはじめましょう。
できれば、あなたが普段行かれるポイントが河川なら、明暗なり地形変化なりの決まったポイントに張り付いていただきたい。
(港湾や磯、サーフなどはこの通りではありません)
というのもせっかくポイントを知ろうと釣行に行ってもランガンするうちに場所が変わっては効果も半減します。
私の意見だと、一つのポイントを熟知するまではランガンは控えた方がいいと思います。まずは1つのスポットをしっかり自分のものにしましょう。
すぐには結果は出ないでしょうが間違いなく、いつかは必ず結果が出せるようになります。
得意ルアーを作るべし。
もう一つは得意ルアーを作るということです。
まず、ここで言う得意ルアーというのは釣れるルアーではありません。
あなたが使って1番釣り場の情報を取れて状況を掴めるルアーを作ってください。
インターネットに山のように転がっている「初心者向けオススメルアー◯選」みたいな記事にホイホイ付いて行くようではお金がいくらあっても足りません。
自分に合ったルアーを見つけてそれを信じましょう。
それが本当にあなたの釣りやポイントに適しているなら、バイブでもシンペンでもミノーでも何でも構いません。そのルアーを使っているときは最低限、流れがどこでどのくらい効いているのかがわかることを前提条件としてください。
できれば自分が行くポイントの幅広い状況で釣れる動きを維持できるようなルアーがいいです。
オススメは大きすぎず小さすぎず、巻き抵抗や自重が軽すぎず重すぎないようなフローティングミノーです。それが結果的に一番釣れるルアーになるかも知れませんがまずは上記のことを意識してルアーを選んでみてください。
個人的な得意ルアーは大本命のハルカ125F。次点にクロスカウンター125、流れがハルカでカバーできないくらいタルいときにはコスケ110。
あと最近ハマっているのがジェネラル110。
そんな得意ルアーは先程紹介したような釣りの理解を深めることを助けてくれます。目的をポイントの状況を知ることとすればそれに適したルアーがあるのも当然です。
大切なのは極力そのルアーに拘って投げ続けるということです。
状況は時間とともに変わるものです。
その変化とともにルアーまで変えてしまうと変わる以前と比較できないので変化を掴むのが難しくなります。
詳しく説明すると、巻き抵抗が重くなったとしても
流れが強くなったから重たくなった
ルアーが重くなったから重たくなった
ルアーが水を受けるようになったから重くなった
の中のどれなのかわからないといけません。
つまり変更前後のルアーをしっかり理解していないと状況の変化を見逃してしまう可能性があるというわけです。
ましてや状況が変わるときにはポイントが一声かけてくれるなんて親切なことはありません。文字通り音もなく変わるものです。そのタイミングを正確に知るためにもルアーは極力絞ってあげる。
同じルアーを使い続けていれば、抵抗感や流され方等で変化は自ずとわかりますから、それを元に釣りを組み立てます。
あと、これには迷いをなくすという効果もあります。
経験の浅いうちに魚を釣るためにあれやこれやとルアーを試しまくっていると、あまり使ったことのないルアーは不安や迷いもあり理想のアクションを出せていないことがあるでしょう。
本来状況に合っているルアーも理想のアクションが出せていないと効果も半減するでしょうし、それなら慣れている別なルアーを通したほうがいいのではないでしょうか。
これはルアーローテーションだけでなくカラーローテーションにも通ずる考え方です。
例えばオヌマンさんなんかはとんでもない数のカラーを持って釣行に行かれるそうですし、釣りの上手い方でカラーローテーションを上手く利用している方もいるでしょう。
これは個人的には精神論だと思っています。
まずカラーローテーションはAというカラーとBというカラーを同時に同じ立ち位置で同じように使わないと正確な比較はできません。
まずそんなことは現実的には不可能な訳で、ほとんどのカラーによる反応の差は結果論に過ぎないわけです。カラーを変えなかった場合と比較できませんから。
じゃあカラーローテーションはいらないのかと言うとそういうわけではありません。
例えば今の状況ではAのカラーのほうが実績があるからAを使えば間違いないという自信があれば、Bを使っているときよりも釣りに集中できるでしょう。
結果的にBを使うよりも集中して正確に釣りができているのならローテーションは意味をなしていると言えます。
ただ、これを何も知らない人がAというカラーがいいのか、とルアーを真似するだけではこれでいいのかという迷いや不安から釣りに集中できないという現象が起きます。
これではカラーローテーションの意味がない訳です。
その防止のためにも戻る場所を作っておく。
このルアーならいつでも最高のパフォーマンスを発揮しつつ、状況の変化も分かる。そんなルアーがあるとコロコロルアーを変えているうちに時間が終わっちゃったなんていうことも少なくなります。
まとめ
今回は釣りの理解度を深めるという目的のために行うべきことについて二つ取り上げました。
釣り人の数だけ感覚、道具、ポイントが存在し、それにより独自に自分の釣りを構築されています。
その釣りを感覚も道具もポイントも違う人が再現しようとしてもできないのは当たり前です。
なので魚を釣るにはまずは自分の感覚や道具、ポイントへの理解を深めて自分の釣りを作る必要があります。他の人の釣りを取り入れるのはそのあとです。
なのでまずは基盤づくりとしてとにかく釣り場に行って、そのポイントはどんな場所なのかをしっかり理解しましょう。
あとがき
1か月ほど姿をくらませていましたが久しぶりのログ更新となりました。
調子のよかった10月とは裏腹に11月は全くと言っていいほど釣りに行っていませんでした。というよりも、行けなかったという方が正しいでしょうか。
11月頭に釣れた天ぷらチーバス
上旬に大学のなんやらで忙しくなった後、今年も風邪にやられて体調がすぐれないまま車の仮免試験に挑むという師走が一足先に来たような月でした。
(仮免は無事合格しました)
やっと釣りに行ける余裕ができ始めたころには夜間の気温一桁。
魚も秋の賑わいが落ち着いてきたころで釣りに行くのがかなり億劫ではありますが平日には釣りに行こうと思っています。
そして今月、Fimo登録ライターに選んで頂いてから無事一年を迎えさせていただきました。
ログを書いているうちにあれもこれもと書きたいことが出できてしまうこともしばしばあるので読みにくいこともあるのではないかと思います。
これからも今のスタンスを変えずに、少しでも何かのきっかけになるようなログを残せるように改善しつつ頑張りたいと思うので気が向いたらまた覗いてみてください。
それでは。
- 2023年12月9日
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