>うまさん

返信遅くなり申し訳ありません。川本です。
ロッドの高弾性、中弾性の組み合わせについては少々言葉足らずで分かりずらく申し訳ありませんでした。これに関しては個人的な釣り方というか感覚の部分なのでなかなか説明し難いのですが、ここで言いたかったのは糸の伸び云々ではなく糸さばきとかバランスでして、主にストロング８を使っている時は巻の釣り方が多く、ジギング８を使っている時は流す釣りが多いんですね。ストロング８を使って巻きの釣りをしていて硬めのロッドを使っている時、特に小さいルアーを使っている時に弾かれたりでバラシが多かったので、それをカバーする為にロッドを中弾性の物にする事で弾かれる事をカバーしたい、またジギング８を使用して流す釣りをしている時に柔らかいロッドを使用していると流れに乗ったラインを処理する際にロッドがしなって上手くスラッグ処理ができなかったり、バイトがあった時にはらんだラインの処理や重みでロッドのベリーやバットがしなってしまってうまくフッキングできなかったりといった事がありましたので、ロッド側を硬くする事でスラッグ処理のしやすさやフッキングのあまさを補いたいという意図があってそうしています。
ですので伸び云々という事ではなくタックル（ラインのさばきやすさ等）のバランスとして私がそうしているという事で読んでいただければと思います。
次にPEのハリについてですが、各社から８本撚り４本撚りのラインが出ていてそれぞれに硬さというか、コシというかハリが違うかと思います。これについてはうまさんがおっしゃられるように編み込みの強さ、密度で違ってくると思います。この辺りについては製造時からそれに携わっている訳でではなく、各社概ねそうかとも思いますが製造方法等は社外秘ですので実際密度というか工程等は厳密に知りえる事が出来ないんです。ただ一般的に編み込みが緩いとしなやかさや手触りというかガイド滑りがいいというかシルキー？な感じがでます。逆に密に巻くとハリが出ますが、太く重くなる傾向があります。
で、ストロング８とジギング８の編み込みやハリについてですが、先にも書きましたように編み込み密度が分からないので厳密にはお答えできませんので私に分かる範囲でお答えしますと、ストロング８はコーティングで耐摩耗性を出しているのですが、このコーティングのあるなしが個人的にジギング８とストロング８のハリを感じる感じないの部分に繋がるかと思っています。
ちなみに他社メーカーさんでは一般的に撚りをかけた後にコーティングして耐摩耗性を出している物が多いかと思いますが、ストロング８につきましては、撚りをかける前の段階でコーティングした原糸を撚っていますので、撚った後にコーティングをかけた物よりかはコーティングが残りやすいかと思われますので、もしご興味をお持ちでしたらお使いになってみて下さい。

開発から携わっている製品であればもっと掘り下げたお話もできるのですが、そうでない物はいい加減な事は言えませんので数値的な部分等でご不明な点等ありましたら

http://yamatoyo.com/contact/

上記アドレスが問合せのフォームとなっておりますので、こちらから問い合わせてみて下さい。
それでは失礼いたします。

m(__)m

• 2018年6月13日