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▼ がまかつ:ラグゼソルテージ・チータB86H
![whouyurcy9aabn9nktct_480_480-7a34697e.jpg](/p/whouyurcy9aabn9nktct_480_360-2221527a.jpg)
ラグゼソルテージ・チータは、20年近く前にがまかつのソルトウォーターショアロッド全般を比較的安価な設定で幅広く展開していたシリーズでした。
メバル、アジなどのライトゲーム用から、シーバス用、そして大型青物用まで各種揃えていました。そんな中でも異色だったのが、このB86Hです。当時は陸からのシーバス用のベイトキャスティングロッドをラインナップしているメーカーはほとんどなく、試験的に導入したものかもしれません。チータにはB86Hの他に同じブランクのスピニングの86Hがあったので、ベイト専用にブランクを設計していなかったものと思われます。現在ほどベイトタックルでシーバスを狙う釣りはメジャーではなく(というより話題にも上がらなかった)、この製品はあまり注目はされませんでしたが、私としては待望の国内メーカーのベイトシーバスロッドでした。当時価格で2万円を切っていたように思います。
B86Hの適応するルアーの重量は70gまでとなっており、通常のシーバスプラグはもちろんのこと、ジョインテッドクローやスーパーシャッドラップなどの重量級プラグも楽々キャスト可能です。
チータシリーズは装飾を抑えて低価格を実現していましたが、同時に軽量化も実現しており、B86Hはヘビー級プラグをキャスト可能ながら150g程度しか自重はありません。
現在なら、もっとブランクを厚く仕上げてパワフルであることを強調した製品が多いですが、チータは軽量化のためシャキッとしているものの、ブランクの厚みが薄いのが弱点かもしれません。
いずれにせよ、現在のベイトシーバスロッドの元祖に近いロッドということで、私も手元にある限りこれからも使っていくロッドです。
![gzkovjgoispfy3mrre6u_480_480-cf8fb2a0.jpg](/p/gzkovjgoispfy3mrre6u_480_360-131b93d1.jpg)
![zco36wh7e7kw6grfyvrx_480_480-ef711a95.jpg](/p/zco36wh7e7kw6grfyvrx_480_359-152a20a7.jpg)
- 2023年8月26日
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