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関根崇暁
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▼ たなごミーティング 2015
- ジャンル:日記/一般
- (淡水小物)
水郷柳川のとある小川に、この筑後地方でタナゴ釣りを楽しむ仲間達が集まった。
この企画自体は僕が発起人でありながら、皆のタイミングが合わず、4人が集まるまでに2年も掛かった。
そして驚くべき事に釣りのスタイル、僕を除く三人はランガンの拾い釣りの為、散り散りバラバラでなぜか集合写真が無い(笑)
僕は釣座をここと決めたら一箇所を徹底的にやるタイプの釣師。
同じジャンルの釣りでもこうも違うものか?と驚いたりもした。
さて、小さな好敵手であるタナゴ。
シンプルで奥の深い釣りの世界がそこにはある。
通常タナゴ釣りには3尺~8尺くらいの短竿を使う。
上の画像の竿は、10年ほど前にある竿師から頂いたもの。
何を申し出た訳でも無いのに「御代はいらねぇから使ってみな。。」と手渡された。その大先輩も3年ほど前に他界され、僕にとっては大切な竿の一つになってしまった。
仕掛けは繊細な作りで極小のウキに0.4号の道糸、小さなハリス止めに秋田狐などのタナゴ針を使う。そして餌は黄身練り。
作り方は簡単で家庭にあるものですぐに作る事ができる。
卵黄半玉に小麦粉、水を少々入れ練り込み粘りを出したもの。
それを餌ポンプに入れて絞りクルリと針に巻きつける。
狙いは緩流帯の水草周り、ウキの反応が出たら兎に角アワセをいれる。
幸先良く釣れたのはヤリボテ?(ヤリタナゴとアブラボテの交雑種)が反応を見せる。釣れるのはカネヒラ、ヤリ、アブラボテなど多彩である。
この時期、タナゴの婚姻色の出た♂は美しい。
薄皮一枚で釣れてくる魚達、小さなあたりを逃さずアワセて行く。
1時間ほどの間に20枚ほどキャッチしてリリース。
太陽が西に傾く頃まで夢中になって小さな宝石集めを楽しんだ。
この素晴らしい淡水魚達を何時までも釣る事が出来たら素敵な事だと思えた。
大物だけが釣りじゃない、小物釣りには小物釣りの深い世界がある。
- 2015年5月20日
- コメント(3)
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