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▼ 2018解禁から
- カテゴリー:釣行記
- (渓流ルアー釣り, 淡水 ルアーフィッシング)
三月、渓流解禁。
陽だまりに春が訪れるとカジカガエルの産卵が始まる。
小さな命のサイクルが途切れない事を確かめる度に、春の大きな喜びを得る事ができる。
日陰には残雪、朝の気温はマイナス4℃、三月とはいえまだまだ冬である。
ルアーフィッシングで魚を釣るだけならば少し時期を待って4月の雨以降に向かうのがベストだが、早春は早春の釣り方があり今回はそれを楽しむ事に。

ベイトフィネスという現代のスタイルで挑むは仲間のN氏、私は相変わらずの時代錯誤でABUにウエダにバリバス5ポンドという昭和フィネス。
二人でワイワイやりながらというよりは、ガイドしながら「もうちょっと奥、右だ左だと」野次を飛ばすスタイル。
スミスのエッジダイヤ3gでボトムを狙うと錆の残るヤマメが答える。
この魚もまた厳しい冬を乗り越えてきたことだろう。
魚が釣れる場所を把握したら後は相方を釣らせる為の時間となる。
放流ものではあるが良型のヤマメをキャッチしてもらい笑顔と賞賛の時間がしばし流れる。
僕等は春を待ち侘びていた。
水の中の小さな命を弄ぶ残酷な遊びを人は釣りと呼ぶ。
逃げ切れなかった魚を囲み素晴らしいと賞賛する。
もちろんそれを食す為にする釣りもある事だしそれはその釣り人の自由でいい。
未来、途絶え行く定めにある命を確かめる事が、僕等にとっての釣りであり、それを見守る事も釣りである。
平成7~10年頃に通った渓へ、20年後に再び訪れその変わり行く時を想う。
そこに現代も命があることが何よりも喜びだ。
次は何年後かはわからいが、何時かまたあの渓へ。
- 2018年3月5日
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