パワーゲーム®ルアーリーダー耐久テスト

前ログの最後に「w」が書いてあった事で、勘の良い…っつーか、私のキャラを判ってる人は察したでしょう(笑)

まあ、隠蔽するのも景品が貰える確率を上げる一つの手ではあったのだが、それはメーカーに失礼かと。

という事で、包み隠さず証拠写真と一緒に書いていきましょう。


先ずは結束テスト。

とその前に、メインラインとの結束強度について。

シーバスPEパワーゲーム1号とパワーゲームルアーリーダーの20lbをFGで組んでの引張テストはやっておいた。

結果は当然っちゃ当然だが、何度でもメインラインで切れるので、リーダー側での強度云々は無し。

今回は、もう一つの結束。スナップ部での強度テスト。

やったのは、自分が普段使用している1号のスナップを使い



こんな感じで結束して引っ張りあってみた。

結束はかれこれ30年は使っている、王様直伝のダブルクリンチ。

他の結束であれば結果は変わるかも知れないが、自分はこれしか使わないのでこれで。

見て貰えば判るが、同じ締め込み力で行うとパワーゲームルアーリーダー(以降パワーリーダー)の方が結束部が膨らんでいる。

側面


反対側


この辺りも、硬いラインのデメリットになる。

浮きがある分、解れの原因にもなるし、結束部が変形しやすい。


パワーゲームルアーリーダー(以降パワーリーダー)vsグランドマックス。

結果は…





0勝4敗w




グランドマックス完勝です。



お次、摩耗テスト。

今回の特許云々に際し、メーカー側のテスト方法が表面を均一に荒らしたSUS棒を擦って強度テストを行ったらしい。


話にならん!


シーバスという釣りにおいて、「ストラクチャー」と言われる物の中でSUSに限らず金属製の物ってどれ位ある?

逆の言い方をすれば、ストラクチャーと言われる物の材質の殆どは何か?


コンクリートでしょ!


という事で



コンクリートブロックを用意し、その角に擦り、何回で切れるかをテストしてみた。

その結果…


パワーリーダー :①82 ②63 ③54 ④23 ⑤39
グランドマックス:①76 ②102 ③71 ④39 ⑤44


当たり面が均一ではない為、テストは5回ずつ行う。

そして、各々の最大と最小の回数を消去し、残った数字で平均値を出す。

すると


パワーリーダー :52回
グランドマックス:63.6回


グランドマックス圧勝です。



って事は…糸自体で優れてる点って、何も無くね?



但し!



メーカーへのフォローではないのだが、面白い過程があった。

擦り始めの10回位までかな?

それまではパワーリーダーは「擦れてる感」がなく「滑ってる」感じ。

なので、コンクリートブロックに食い込まない。

丁度それ位の回数になると



両者共こんな感じでほぼ同じ様な擦れ状態になる。(上/パワーリーダー・下/グランドマックス)

それを超えて一度コンクリに食い込むと、一気に荒れて「プツッ」っと。



グランドマックスは初めから食い込むのだが、徐々に伸びるような感じで切れていく。

正直な話、1回のファイトで同じ場所を20回も30回も引っ張り合って擦る事は有り得ない。

となれば、「滑る」リーダーであれば擦られる数回を簡単にいなし、そのまま剥がせられれば無傷で回収出来る。

そしたら、リーダーを交換せずとも釣りを続けられる可能性が高い。


これは凄いアドバンテージじゃね?


秋にやるもう一つが正に「そういう釣り」なので、その結果如何では乗り換えも考え得るかも。

という事で、その結果を次のログにして最終回になると思うのですが、一つ問題が。



手首がまだ治ってない(爆)



フルパワーでのキャスト・フッキング・ファイトになるので、もしかしたら指定のログアップ期間(~10/28)には間に合わないかも…

ただ、やはりここまで書いたので、シーズン終了までに治れば、タイトルを変えてもアップしようと思います。



コメントを見る

rattleheadさんのあわせて読みたい関連釣りログ