水深20cm

先日ランカー(鯉w)をキャッチしたログをアップしました。

その前日はポイントチェックという名目で、当然釣りしてる訳で(笑)

少し面白い釣りが出来たので少し。


山形でいつも行ってるこのポイント、足元が角度30°無い程度の護岸になっており、そこには大概ベイトが溜まっている。

行くタイミングにも拠るが、その日は全面にベイトが着いており、直ぐ脇の通路(?)歩く度に前後1m程度の範囲の魚が逃げていく。

これまで同様その日は、途中途中にあるストラクチャーや目ぼしい変化を撃っているだけだった。

とあるストラクチャーを撃っている最中、10m程先の護岸からベイトが逃げていくのが確認出来た。

初めはキャストか着水音に驚いたのかと思い、何もせずに少し様子を見ていると、同じ場所で度々ベイトが逃げていく。

ただ問題は逃げ始めた場所。

水との境界線から30㎝も無い所からスタートしているため、水深はどうあっても20cm無い。

私の様な港湾特化型の人間としては、そんな浅い場所が無い故にシーバスは居ないという先入観がある。




…これまでは、ね。




というのも、静岡の鬼教官(別名:有頂天w)や仲間に 散々っぱら痛い目に合わされて 教え込まれているから。

ついでに言うなら、ベイトの動きもそう。

東京だと、ベイトが単にジャレているのか逃げているのかははっきりと判るのだが、静岡ではそうじゃない。

微妙な動きの違いで「あ、追われてる」となるので、その違いを学んでいたのも大きい。

なので、明らかに「追われて」いるのだが、場所が場所故に相手が「鯰」という可能性の方が高い。

取りあえず狙うのは確定だが、何を使うか。

その時はi-slide185をセットしていたのだが、その場所で使おうものならターンした瞬間に護岸に引っ掛かるのは確定。

それ以前に、着水で底着くんじゃねぇかとw

ターゲットは鯰かシーバス・水深は20㎝前後、因みに通路から草もはみ出していたりする場所で何を選ぶか…





ジャバロン160


対鯰用に用意した物だが、その場の手持ちでこの条件ならコレ一択。

これならターンもしないし、草絡んでも引いてこれるし、色も派手なので鯰も反応するだろうw

何より着水音を小さく出来るので、無駄に場を荒らす事も無い。

オフセットセッティング故にフッキングに難はあるかも知れないが、反応が得られれば充分。

という事でピッチングで送り込み、ベイトが逃げた場所を通過した瞬間





お前かいっっ

いや、嬉しいですよ。勿論。

ただ、鯰なら釣れると思ったけどシーバス釣れると思ってなかった(汗)

というのも、以前ジャバロンで鯰に何度も追われた事があり、その際にフッキングの悪さは判ってたから。

シーバスなら咥えた瞬間に吐き出す→バラすだろうと。

そこで気付いたのが、マテリアルの硬度。

以前鯰が追ったのは「ジャバロンNEO」という製品で、今回は復刻版の「ジャバロン」。

後者の方がマテリアルが圧倒的に柔らかいので、綺麗にフッキング出来たのだろうと予想。

…事実、魚の写真に写ってないのは、一発でワーム飛ばされたから(泣)

釣果との表裏一対にはなるが、この約500円/個を高い取るか安いと取るか。

これは価値観になるので何とも言えないが、面白い手が一つ増えたなと。

それより何より、自分でもそれだけ浅い水深の場所で魚を捕れた事が嬉しい。

静岡で学んだ事を再び山形で出す。そんな1日でした。




因みに最終日は鯰1本狙いで3バイト撃沈(爆)

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