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鱸とポッパー

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鱸と言う魚をルアーで狙う上で
"ポッパー"を選択する面白さ。
オフショアのコアな鱸釣り師はこの釣りの爆発力を何十年も前から知っていて、このビックポッパーの可能性を追いかけ続けているアングラーは確実にいる。
僕がこの釣りを知ったのはまだ5年程前の事だ。
この釣りは場合によっては圧倒的。
ショアからだと今のところ年間投げ続けて、出ても数発。
だが、あのポッパーに飛び上がる鱸の激しい水柱とその激しさは中毒性が高く、そんなにぶちキレてまで飛び上がってくるんだから、やり方をどんどん変えて挑戦し続ければ、今まで諦めて竿を納めた状況のその先を追いかけるにはもって来いのルアーではないかと思っている。
ルアーは一つ、一つ、個性があり癖もあり、作り手の思いに熱くなり状況に合わなくともあえて入れたりするし、そこでの発見は本当に多いと思う。
ただこのジャンルは、高活性時は圧倒的に力を発揮するし、本当にダメな時ほどそれを覆す"何か"を持ち、だから投げたくなるルアーであり、そう思わせるパワーを持っていると思う。
あなたは160ミリのポッパーで鱸を釣る事ができますか?
ショアからあっさり釣ってしまう凄い人も実際にいる。
僕のように年に数発を追い続ける人もいると思う。
0か100。みたいなこの釣り。
せっかく引き出せた100を出せても、"乗せる"までがこの釣りの難しさでもある。
ステイ。がキモの釣りだから、細いリーダーはいらない。

ミノーでもない
トップウォーターでもない
"ポッパーを用いる鱸釣り"
150ミリのトップウォータープラグより、110ミリのポッパーのが存在感を出せると僕は思っている。
あえてショアから拘るこの釣りの狙いを、少しばかり綴ろうと思います。


■ヤンキー鱸を追え■

これは、この釣りの片鱗を教えてくれた先輩からの教え。
この言葉の意味は、シャローで暴れまわる鱸のスクールにこのポッパーを投入した瞬間にわかった。

"群れを散らすいイメージ"

そんな助言の通りに強めのポッピングを入れると、言葉の通り鱸が散った。
なんならベイトも散った。
そして、ド警戒モードに入った鱸は、僕が近づくだけで逃げていく始末。笑
どう釣ったものか?って思考になる前に諦めた。
しかし、ここに反応する鱸を追えと言う事だ。
売られた喧嘩は倍で買う。
そんな鱸は必ずいる。
そしてその条件、そうなるポイントを探し、そんな鱸を狙うにはどんな条件なのだろう?
僕のポッパー道はスタートした。


■ストラクチャーに付く鱸■

真っ黒な鱸が、真っ昼間から護岸の際を凝視していた。
道路脇で人通りなど気にもしない鱸。
水面が少しでも動こうものなら構わず襲うつもりなのだろう。
そんなオーラを感じた。
ここに感じたオーラとは、食性を意識した魚である。
ルアーが見える角度を気にしながら、やや上流側にキャストし、2ポップから背鰭が反応したのが見え、とてつもないスピードでルアーが襲われた。
そして、喰い損ねたルアーにもう1発ポッピングを入れると強烈な音と共に護岸の下にルアーは消え、竿は満月になった。
僕のポッパーと鱸との出会い。

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この釣りで第一歩として大切なのは

"ルアーを気づかせる事"

都会の街中に人間そっくりの人形を置いても見つける事は、明るかろうが、暗かろうが不可能ではないが正直難しい。
人の数が多ければさらに難しいし、若者が集う町なら、おじさんの姿をした人形なら目が肥えた若者にはより目に付かないだろう。
人がいない所で人形を置いてもどんなに美人でも、果たして人形じゃなくても誰にも気づかれないかもしれない。
そこでどう異彩を放てるのか?
変わった人間が不思議と目に入るのは魚も一緒で、その一瞬だけは、人間で言う3大欲求の垣根を超えて、一瞬だけでも神経は好奇心に支配される。
ここに面白さがあって、その一瞬の好奇心は恐怖も無くなる。
そんな要素も一つ、この釣りにはあるのかもしれない。


■タイミング次第で喰うかもなって状況■

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夜にボイル祭りの川があったとして、昼はどうなんだ?ってなると思う。
ここでなにをやっても喰わなくて、目先を変えてタイミングを変えようとするのは普通の事。
そうやって魚釣りは日を追うごとに地合いを読んで行くものだと思う。
ジャーキングやリアクション、流行りつつあるビックベイトなど、食わない条件でもアプローチ次第で魚を翻弄する上手い人もいる。
僕はそんな時こそこの釣りをする。
無風のクリアウォーターでも、ドチャ濁りの強風下でも、その可能性を捨てきれない。
ポッピングの音で気づかせて、アクションでスイッチを入れ、好奇心を掻き立てて、絶妙なステイで喰わせる。
1度でもあの飛び上がりを見てしまうとその可能性を捨てきれないからこの釣りは面白い。
夜、ゆっくり動かすトップウォータープラグに魚が反応したり、これからの季節の朝に浮く鱸は上のレンジをよく見てる。
ベイトを多く補食して、栄養価が高いベイトのその味を知った鱸も水面下をより見ている。
そんな鱸こそ反応してくると思う。
そうでない鱸は、無理やり上を向かすと言った方が正しいだろうか?笑
流れがあってももちろん、止水エリアにベイトが豊富で魚が反応しない。
そんな時でもこの釣りは有りだと思う。
そんなエリアの夜、ステイするポッパーに何発もの補食音を聞いた。
短い地合いばかりを追うのとはまた違ったものであるが、あなたの鱸道に一つこの釣りはいかがだろうか?
このパターンにはこのルアー、このカラー、地合いや、この場所はこれ!など
その壁をぶち壊せるジャンルだと僕は信じている。

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