ついに!シーバス釣ってやった

釣ってやった、シーバス!
試行錯誤の1か月間、何を思ったのか寒くて厳しい時期に本格的にスタートしたシーバス釣り。
しかも大好きなベイトタックル。

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これまでブラックバスはベイトタックル専門でやってきたとはいえ、
10フィート超えるのベンダバールを振り回すのとは勝手が余りにも
違った。

なにせブラックバスで愛用しているロッドはゾディアスの1510。
5.1フィートは1.55メートル程しかない。
そこへ突如として巌流島の小次郎よろしく長物を携えたわけで。
ベンダバール10.1Mは3.07メートル。
その差もなんと1.52メートル。

小柄な人間一人分の長さが追加された訳だ。
小柄な人間二人を直列に繋いで振り回す気概が必要だった。
その気概は何処に売っておるのか。

ロッドを手に入れてから暫くはキャスト練習にあけくれた。
元来、邪が服を着ているような私であるからして邪心を
追い払うべくフックを付けずにメタルジグを投げ続けた。

28gのダイソーメタルジグをセットした第一投は忘れる事が出来ない。

するんシャーボスッガッ
不慣れなSCノットがすっぽ抜けた。
無情なスプールは回転を続けた。
自由になったメタルジグは次の瞬間不自由になり、
そしてスプールはラインというしがらみにより回転をやめた。

こんなはずではなかった。
責任者を呼べ、責任者はどこか。
上記のように必死な釣行を繰り返すこと1か月強。
結果を出すことに成功した。

まず、きちんと投げられるようになった。
バックラッシュとはほぼ無縁になり、ロッドもある程度曲げられるようになった。

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次に、アタリが分かるようになってきた。
ベンダバール10.1Mは感度が良い。
キレのいい頭突きでもしてきているのかという、ゴッ
というショートバイトはもちろんの事。
もさぁとした覇気のないバイトや、水底の岩に触れる感触もはっきり分かる。

流速の変化もきちんと検知出来る。
ラインを沈めてしまえばラインが水を切っている感覚も伝わってくる。
いいじゃないか。

昼となく夜となく釣行を繰り返した。
バイトの一つもない日々が続き、
社員は副業が禁止されてるからバイトはしてはならないんだ。
等と家族に言い訳をし続けた。

そして記念すべき2021/02/05 22:50

千葉県
大河川河口部
    
小潮
上げ8部


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釣った。
着水直後に巻き始めて水面直下を泳がせる事で、細かく頭突きのようなバイトが続いた。
大きなルアーが好きな為、この日も14cm程のミノーを投げ倒していた。
しかし余りにも針がかりしない為、手持ちのルアーの中で最も小さい、エリア10を投げてみた。

やる気のないただの棒に見える程ゆっくり巻いてくる。
などといったセオリーは無視し、ミノーとして動くように速く巻いた。
投げて巻いて投げて巻いて投げて巻

アッ
ォン
オァァ


経験値が少ない人間の反応なんてこの程度のものである。
あの辺で食いそうだな、という狙い目付近でバイトがあり、
合わせを入れ、針掛かりさせたというのに。

とはいえ道具は良い物を使わせて貰っているので、
ひとしきり泡を食った後はじっくり巻いてきてランディング。

頑張ってきて良かった。

ありがとうエリア10
ロストすると多分涙目になるから君は家で保管だ。

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