粗製乱造とはこのことか


業に抗えぬ私は、いくつかの動画を作ってしまった。

https://youtube.com/shorts/Igz0loU9mnM?feature=share

あれほど「釣りとは人の業である」とか「本能に支配されているのだ」などと偉そうに語っておきながら、
私はまんまとその業に乗せられて、ショート動画を生成してしまったのである。人間とはかくも弱きものか。

https://youtube.com/shorts/VQs_yyQYtMs?feature=share

撮影の舞台は足柄キャスティングエリア。清らかなる山の空気を吸い込みつつ、私は様々な方法で魚をだまし、釣り上げ、その全てをカメラに収めた。
空を切り裂き飛翔するルアー、警戒するニジマス、そして竿が曲がる一瞬のドラマ……それらすべてを私は切り取り、電脳空間に放流したのだ。

https://youtube.com/shorts/32eO2NkW118?feature=share

そしてやってくる、再生回数という名の評価。
これがまた、業を刺激することこの上ない。

数字が伸びれば嬉しくなるし、伸びなければ社会から見放されたような気分になる。なんと残酷で、なんと面白い仕組みであろうか。
もはや私は、「釣る」という行為を超えて、「観られる」という行為にすら囚われ始めているのかもしれない。業が深い。

https://youtube.com/shorts/MVMcxIzp-k4?feature=share

さて、この動画たちは一体どこまで羽ばたいてくれるのだろうか。
再生されるのか、埋もれるのか。
その行方は神のみぞ知る——いや、アルゴリズムのみぞ知る。

https://youtube.com/shorts/qi40hUOvQlg?feature=share

もしお時間が許すようなら、どうか一度ご視聴いただきたい。
もちろん、評価して頂けるのなら良い評価をされたいのが人情というものである。
私はもう、それすら隠さないことにした。

 

コメントを見る