【徳島発！阿波ぁBEAT!】釣履歴書。～大魚～

このログが上がったって事は、魚釣れてないんですよ(笑)

奇跡の続編(笑)

暇潰しにどうぞ！

ルアーと出会ってからと言うもの、ブラックバスを釣りに行く日のために、雨の日も風の日も寒い日もひたすらルアーを投げにドブ川へ向かった。

いつも向かう先は、同級生の大やんの家の前。

自分に釣りの事を教えてくれる、先生の様な存在だった。

そんな彼のお父さんは、バリバリの釣り師。

大やんと一緒に連れて行ってもらった、真冬の鳴門の堤防は未だに忘れられない思い出。

一緒に連れて行ってもらっただけでなく、びんびやでお昼御飯までご馳走してもらった。

そして、雨が降る釣れない寒空の堤防で、大やんと一緒にアメフラシをカーリングの様に滑らしてはしゃいだ(笑)

そんな大やんは、この時すでにブラックバスを釣った経験があった。

ポイントに立った事もない自分にとって、その話は正に夢のような物だった。

それからしばらく時が立ち、小学6年生になった時の事。

少し離れた池で、ブラックバスが釣れる池がある事を知った。

ようやくブラックバスが釣れる場所へ行く事が出来ると知った時のその嬉しさは、今でも忘れる事が出来ない。

小学6年生になるまでの間は、変わらずひたすらドブ川に通いルアーを投げる日々。

時折帰る和田島で漁師をしている祖父の所では、海へ連れて行ってもらい穴釣りでアイナメを釣ったり砂浜でキスを釣ったりと、それはそれで楽しんでいた。

普段図鑑でしか見る事のなかった魚を、実際に見るのは凄く新鮮だった。

そして、来るべき初ブラックバス釣行日。

所謂、校区外にある貯水池へ同級生数名と向かう事になった。

学校の先生に見つかるかもしれないと言う不安と、ブラックバスが釣れるかもしれないと言う期待で胸がいっぱいだった。(後に生活指導の先生に見つかったが、意外と怒られなかった(笑))

結局、最初の釣行ではブラックバスを手にする事は無く、その後数回目の釣行でゲーリーヤマモトのスーパーグラブにて20㎝にも満たないブラックバスを手にした。

嬉しさのあまり裁縫用のメジャーを当て、サイズを測った。

その大きさ18㎝。

それが、自分が初めて手にしたブラックバスだった。

初めてルアーで釣った魚だった。

両手に収まる、ほんの小さな魚。

でも、この1匹の魚は自分にとって大きな魚だった。

そして、この1匹を期にどんどんとブラックバスの釣りへのめり込んでいった。

続編を頑張れるかどうか不明なブログからの投稿