プロフィール

ねこヒゲ

和歌山県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:1001
  • 昨日のアクセス:85
  • 総アクセス数:371650

QRコード

ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編3

土曜日から熱が出て、何処も行かず大人しくしていたおかげか、熱が下がったにも関わらず1日出勤停止の指示が出て、家の中でボーッとしているネコがこちら。(※コロナではありません。


今回はその3を記載します。



    神様、僕は気付いてしまった
 〜グリップ部新規作成とブランクス削り〜





さて、必要な道具は揃え、いざロッドビルドの道を歩まんとする私に立ちはだかる障壁が…!!


正直、ブランクスを傷付けたらどうしようという不安と、SPROのロッド設計者が想定しない力のかかり方をして、ファイト時に破断するんじゃないかという不安の2つです。


そもそも、スピニングとベイトではブランクスが違うハズ…。

それらに対しても「釣り工房 マタギ」の店長は、こう説明してくれました。


・スピニング、ベイトのハイエンドモデルで、キャスト性能を120%出すようなモデルでも無い限り、スピニングロッドとベイトロッドでは内径の肉の厚さ以外でブランクスに大きな違いは無い。
(※今回私がベースにしたのが、「スイムベイト」を使用するロッドであったため、どちらかと言えばベイトロッド寄りのスピニングロッドだった事も起因する。

・ガイド数を増やす事でのバランス崩れが気になるだろうが、ガイドが増えた方がキャスト時の飛距離は落ちるが、ブランクス本来の持ち味を生かし切れる。

・上記の理由で、キャスト時にバット部で曲げる、戻る(飛ばす)の仕事をさせるため、倍以上をフルキャストするような事でもしない限り、バット部が破断する事は考え難い。


実際、店長が使用するロッドは、マルチピースの8ft、2ozMAXのベイトロッドでしたが、作ってから3年間3oz前後のビッグベイトを投げ倒しても破損に繋がるようなダメージは見受けられないとの事でした。

「大丈夫!出来ますって!判らない事があれば、製作途中のまま相談に持って来てもらってもいいですから!(笑)」


そう送り出されたものの、これまでティップ部のガイド交換、欠けたガイドリングをリングだけ交換、遊動式ガイドの交換位しかした事が無い私からすれば、スレッドの巻き方すらも未知の世界。

…。

……。


よし!
グリップ部から先に作ろう!!(逃避


作り方は予めインターネットで調べ、店長からも教わっていたため、ほぼほぼストレス無く組み上がる。


しかし…


#5とグリップ部の接合部分にテーパーを掛けなければならない!!

先端が10.75mmに対し、6.5cm下の下端部は11.23mm…。

外径11mmのストレートのため、先端は0.25mm削ればいいが、下は元径を上回ってる!


先ずは先端を80〜1000番の耐水ペーパーで少しずつ削る!

1時間程して何とか先端は10.75mmに。



マタギの店長の言葉を思い出す…。

「瞬間接着剤で肉盛りして、それを均等に削るんです。」

塗り塗り…

乾燥した頃合いを見計らって、計測。

…。(全然足りない)


この工程を3回繰り返し、11.31mmに!

そこから600番の耐水ペーパーでひたすら削る!!

30分程調整しながら800番で削り、何とか11.25mmに!



しかし、ここで終わりではない!

まだ始まったばかりなのです!


次回、地獄のスレッド剥がし




コメントを見る