白髪が生えてると思い、抜いたところ上 黒 中 茶 下 白 と
最早三毛猫か!と言いたくなるような毛が生えていた中年のネコです。
さて、前回はチニングで主に使われるボトムコンタクト系ルアーをご紹介しました。
今回はその続き、ハードルアーの使い分けをご紹介します。
ルアー編 その2
4.トップウォーター
チヌポッパーや、トップチヌという釣り方は、ソルトアングラーなら1度は聞いた事があるのではないでしょうか。
ポッパーやペンシルベイトでチヌを狙う方法で、表面水温が24℃を超える時期がベストシーズンです。
キーとなるのはベイトというより天候で、晴れより曇り、曇りより暑い時期に降る小雨の方が好反応であると感じます。また、水深が2m以下の浅場がやりやすく、またチヌにも見つけてもらいやすいのかヒット率は高いです。
使い方はシーバスと同様に、正面から12度ずつ下流にトレースしていき、最後は岸から5m以内のシャロー帯を重点的に探ると効果的です。
チヌの水面爆発が見れるゲームですので、未経験のアングラーにはこれからのシーズンには、条件が揃えば一度は試していただきたい釣法です。
使用するポッパーは
出典 ラッキークラフトHP
以前は好んでラッキークラフトさんのベビーポッパーを使用しておりましたが、理由としてはルアーを見切りやすく、あっさり追跡を諦めるチヌが一口で咥えられる5cm前後のサイズで、またポップするために必要な距離が短い方が泡を纏ってシルエットを消しやすいため使いやすかった事にあります。
バイトを得るだけなら写真にあるようなバス用のポッパーが良いですが、サイズによってはフックを平気で捻じ曲げたり、へし折ってしまうため、太軸フックに変更しても動きに変化がないものがよいです。
私はシーバス用のMHのロッドに太めのPE、リーダーを使用するため
メガバス社のポップMAXを使用しておりますが、バイトはあっても乗せきれた事がありません。
恐らく、あわよくばシーバスもという助平心がチヌ達に見抜かれているのでしょう。
5.シャッドプラグ
シーバスを狙っていてシャッドプラグを使用していたところ、チヌが釣れたなんて事はシーバスアングラーなら誰しもが経験するもの。
ボトム近くを攻める事ができるシャッドプラグもチヌ属には有効です。
狙い方はシーバスと同様に駆け上がり等のブレイクをボトムを意識しながら引いてくる外、橋脚や立杭といったストラクチャー付近で連続ジャークさせる事でチヌ達にアプローチする事ができます。
ただ、シャッドプラグといってもリップの長さによってアクションが変わりますので、場所によってルアーを変更する必要があります。
例えば写真のような
駆け上がりがあり、砂地の中に岩が点々とあるような場所では、リップが長いものが。
垂直護岸や捨て石がぎっしりブレイクに着いているような場所ではリップの短いものが、ルアーロストを避ける観点からも好ましいです。
石があるものの砂地がある場所で敢えてロングリップを使用して、砂埃を上げる方法も有効です。
私が愛用するビーフリーズを例にとりますと
出典 ラッキークラフトHP
画像で左からノーマル、ロングビル、ダイブとありますが、ジャークを重視したり潜らせたくないならノーマル、点々と岩がある場所ならロングビル、砂地で根掛かりの可能性が低いならダイブがオススメです。
6.ミノー
意外と侮れないのがミノーです。
シンペンより動きがあり、シャッドよりボトムちょい上を意のままに走らせる事ができ、1m以下のどシャローを根がかりを気にせず走らせる事が出来る事がアドバンテージとなり、カタクチが河口に入ってきたタイミングではバイブや直リグを投げているアングラーを他所目に1人無双することができます。
使い方としては、シャローエリアでポッパーを投げた後にフォローとして同じ所を走らせる方法と、シーバスを狙う時ど同様に流れの変化を横切らせる方法があります。
ただ、使用する際に気をつけて欲しいのが、チヌ用に使用するミノーはリップ付きで最大深度が70cm以下のものがベストな点です。
リップレスの方が浅場を引けるのでシャローを走らせるならと考えがちなのですが、リップレスミノーの殆どのアクションがローリングです。
チヌが好むアクションはウォブリングなので(バイブレーションが効く理由のひとつ)、潜航しすぎて根がかりをしない、かつリップで岩にぶつかったり、キワを通した際に水圧でイレギュラーなアクションをするようなモノなら尚ヨシです。
私がオススメするなら
出典 シマノHP
シマノのシャローアサシンと
出典 アムズデザインHP
imaのB-太70です。
両方とも浮力が高く、ゆっくり巻いてもしっかりウォブリングしてくれますし、フックがどこかに引っかかるよりリップで回避してくれる優秀なミノーです。
ただ、上記シャローアサシンをチニングに使うと…
もれなくボロボロになりますので悪しからず…。
番外編
•ビッグベイト
秋が深まり、湾奥や河口にマイワシが入るタイミングで有効です。
写真の通り、シーバスよりチヌが先に食らいつきます。
ミノーと同様に、表層をS字でゆったりと泳ぐものより、ブリブリとウォブリングをするものに好反応を示しました。
ただ、ロストするとかなり痛い出費となりますため、場所の地形やストラクチャーの有無、引き方が解らない初心者にはオススメできません。
-続く…?-
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