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まだまだ夏?都市河川を河口から上流まで探ってみた

どうも。昇進してから月の休みが法定ギリギリになり、連日の猛暑で課業後の駆け込み釣行すらままならないネコです。(休みくれ

さて、今回は9月の頭から中盤にかけて〝この時期何処にシーバスはいるのか?〟を検証したく、ある都市河川三面護岸が続く限り、河口部から完全な淡水域の堰がある地域まで、時間を作っては夜な夜な徘徊していました。

干満差の居着き場所が変わる事も考え、シーバスが海から河川に入りやすい夕方〜夜にかけての上げの7分〜満潮前後をメインで探り、居る居ないの判断は、目視かボイル音、実際にルアーを投げてみて、明らかな「シーバスの反応の有無」を基準としました。


河口部
平均水温30度、ささ濁りあり、目に見える範囲に魚の気配は無く、時々ボラと思しきジャンプがあるのみ。
チヌでもと思いルアーをキャストするもノーバイト。
雨が殆ど降らず、また海水温が高いこともあり、シーバスの気配は感じられなかった。


河口から2km上流
平均水温30度、河口同様ささ濁り。標高差がほぼ無い事を考えると、雨等何かしらの環境、水質の変化が無ければこの時期は河口部と同様になっている事が伺える。
ここでもシーバスの反応や存在感は感じられなかった。

河口から5km上流
平均水温28度、濁りと滞留が強いが、河口部程の都市河川特有の匂いは少ない。
塩分濃度の計測、水中微生物の検査を行っていないので確定情報ではないが、恐らく海水系の動物プランクトンが入り込めるのがこの領域までと考えられる。
この河川では面白い事にこの流域になると、ボラが姿を消し、完全淡水になるギリギリの場所で再び姿を表す。
河川回遊型と河口〜付近海域回遊型に分けられるのだろうか。ボラの同行をしっかり観察するのも面白いかもしれない。


河口から7km上流
経験でこの都市河川では、大潮満潮時にここまで上がり、海水楔が発生するエリア。
面白い事にこのエリアまで遡上すると、水温は26度であった。
これより上流は水質も完全淡水になり、また河川流量も(海水遡上が無くなるため)少なくなるためか、護岸の形状も三面護岸から河川護岸にゆるやかに変わっていく場所である。
ボラがここで再び登場し、ここに来てはじめてシーバスのボイルと思しき音も聞こえる!
コレは…居るな!!
暫く水面を観察していると、下流に流れようとしている水塊と、上潮で下から詰まったままの水塊が停滞している場所があり、ベイトがザワついているのはどうやらその辺り。

先発はサスケ105!
流れを体側に受けながら、モヤる水面と流れとの間を漂わさせる。
15キャストしても無反応。
ならばと80mmシンペンに変更し、同じコースをサスケより深い水面下1m前後を探る。
しかしこれも無反応。

ボトム付近か?
12gのメタルバイブに変更し、ボトムを取った後、ボトムから10cm前後を意識してショートピッチのリフト&テンションフォールを繰り返す。

一瞬ゴミが掛かったような小さな違和感があったので、すかさず巻き合わせ!






チャイチーバス…。

ボイルも無くなったが、恐らくこのサイズが複数匹居るのだろう。

その後反応も無いためこの日は終了。セイゴ1匹というほぼボウズの結果だが、水温、ベイトサイズ、流れの有無による居付き場所はだいたい予測できるだけの感覚は掴めたため、水温がもう少し下がったら再度調査に来る事にしよう。






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