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BROVISのロッド、武鱸(ブロウ)の試投会に参加してきました

皆様お久しぶりです。
釣りに行くのもようよう(行けて月1、2回)になるほど業務でクビが回らないネコにございます。

さて、今回は先日11月初旬に淀川の河川敷にて行われましたBROVISの新作ロッド、武鱸(ブロウ)の試投会に参加してきましたため、使った感触などをねこヒゲ的視点で述べていこうと思います。
(※なんで3月に11月のネタやねんという理由は、後述します)

・武鱸(ブロウ)とは
シーバスルアーメーカーであるブロビスが初めて世に出す渾身のシーバス専用ロッドで、がまかつ(LUXXE)のプロスタッフを長年されておられたブロビス代表の宮川氏が、1人のシーバスアングラーとしてこんなロッドが欲しい、特に振り抜けが軽くバラしに強いロッドが欲しい!思っていたことを、それまでの経験から具現化したものとか。

氏が提唱するメゾットやルアーに毎回〝なるほど!〟としていた私としては、是非とも触ってみたい…。


え?
マジ?
試投会するの!?
しかも、試作ロッドじゃなく製品版で!?

コレは行くしかないという事で行ってきました!


今回モデルアップされているのが
・86ML
・88M
・96MH
・106M
の4種類で、パワーファイターな私としては96MHが気になるところ…。
とりあえず触ってみよう!

で、当日。

到着すると、参加希望者がそこそこ。
ただ、皆共通していたのが

私の知る限り、シーバス20年選手ばかり…。

まぁ、マニアックなルアー造りをされておられるので当然と言えば当然なのですが。
当然普段使用しているロッドも
Gク●フト
ツラ●
エバー●リーン
LUXX● 
皆様の本気度が伺えます(そんな私は…MCワークス)
そんなシーバスロッドマニアが集っている訳ですから、審美眼もかなりのものかと。
皆さんの注目は86MLに寄っていたため、先ずは106Mから試投していきます。

・106M
持った瞬間の感想としては、よくある10ftクラスのロッドで、コレと言った特徴はなし。
あくまでシーバスロッドであり、ブランクス全体で〝曲げて獲る〟を目的としているためグリップ最寄のガイドはシングルフットで、レングスの割に振り抜きの軽さと、〝結構曲がる〟事は伺えます。

リール(イグジストのLT3000番)が装着された状態で持ってみた感触としては、最近のロッドにしてはわずかに重たく、長さもあるからかなと思っていましたが、キャストした瞬間にその疑問は解けました。
バット部がしっかり詰まっているためか、ルアーの重みをバット部に乗せようと意識しなくとも、18g前後のロングミノーがカッ飛んでいきます。
使用がサーフや大河川でのミノーゲームを想定され設計されており、長時間キャストするならフルキャストの必要が無いため、疲れも軽減できそうです。

次に手に取ったのは88M。

レングスが9ft以下でかつ8ft以上と、普段10ft代ロッドをこよなく愛する私としては何故この長さになったのだろうと疑問に思い、宮川氏に聞くも、ニコニコしながら「振ってみて下さい(笑」とだけ…。

付けられていたリールがステラの4000…?
106Mに4000なら解るけど、何故この番手?
とりあえず付けられていた20gのミノーでキャスト…。

??

!!

打ち出す反発力つよっ!!

感覚としては、カーボンの弓でアルミシャフトの矢を打ち出す感覚に近い??

宮川氏としては、106Mと同様に軽い力でキャストして、最大限の飛距離を出すために試行錯誤した結果と、これ以上長くすると反発感が強く、キャストフィールが悪くなるため8.8ftという長さに落ち付いたとの事。
10gの軽量ミノーから28gのジグヘッドまで投げてみましたが、(当然と言えば当然だけど)重さに比例して打ち出す反発力が高まるため、この特性はチカラの無いアングラーには大きなアドバンテージになるかと思いました。
また、短さ故の取り回しの良さは、護岸が狭かったりキャスト範囲が限られる都市河川にも向いているのかと感じました。


続いて96MH。

私としてはプラッキングロッドでMAX2oz投げられるロッドが数少ないため、今回の試投会にはコレを触りにきたと言っても過言ではないモデルです。
おや?このパワーなのに装着されているリールがツインパXDの3000?
私としては4000〜5000でも問題が無いような?
装着されたルアーが40gクラスのハードスイムベイトで、とりあえずキャストしてみます。


あっ!!

なるほど!!

そういう事か!!

投げるルアーのサイズや重さに併せてリールを変えて対応できる汎用性があるんだ!!

普通、このクラスのパワーになると、15g以下は振り抜き感が低下しますが、試しに10gのミノーを投げても3000番ならカウンターウエイトの要領でしっかりキャストでき、30gを超えるとリールの番手を上げる事で〝天秤〟としての役割を如何無く発揮してくれる!!

え?
じゃあオーバウエイトの70gのダイビングペンシルは…。(持ち込みのc5000搭載)





いや何で普通にキャストできちゃってるんですか!?


確かに表記より重めのルアーをキャストできるよう設計されているのは当然なのでしょうが、それでも(普段から100g近いミノーやポッパーを投げている私からしたら)シーバスロッドにこれはやりすぎでしょ!と言いたくなるのです。

スピニングでビッグベイトを使用したいシーバスアングラーには持ってこい…なのでしょうか(汗



最後に、常に誰かがキャストしていたため、試投できていなかった86ML。



装着されているリールはLT3000のイグジスト。
軽さと取り回しの良さに特化しているのかな?

…。

……。

………。

は?

ナニコレ。


7gのミノーが何で微風たが横風を受けながら50m近く飛ぶの!?

まさかと思い、4gのトラウト用ミノーを装着しキャスト。
無風だと素直に40mは飛ぶ!
本来であればラインが通る際抵抗にしかならないガイドが邪魔をしていないあたり、ストローガイドセッティングの旨味が1番引き出されている様に感じます。

あ、やっぱり!!
これリバートラウトロッドに近い!!

いやでも待って。
試しに標準的なシーバスルアーだとどうなるの?

…。

……。

15gのミノー、20gのバイブレーション、20gのスピンテールも何故投げやすいの!?!?
(しかもレングス以上に飛ぶ!)

氏に話を聞くと、やはりイメージしたのはトラウトロッドで、だけどそれではシーバスではパワー不足で、ブランクスは完全オリジナルとか。

86MLだけでなく、全部のブランクスがオリジナルですやんという突っ込みはさておき、柔らかいためシーバスの突然の方向転換に柔軟に追従するのは当たり前で、それでも頭を向けさせるバットパワーは残しているとの事で、88M同様に狭い都市河川で軽量ミノーを用いたテクニカルな釣りをするには良さそう…。

コレも欲しいなぁ…。


しかし私は薄給ビンボーリーマン。
この中から1振しか選べない…。

ねこヒゲが選んだ一振は。


96MHでした!

個人的にコレを選んだ理由は、やはり10g前後の軽量ミノーからビッグベイトまで1本でこなせるのは、ルアーと替えスプールを携行さえしておけば良いという旨みに負けました。

で、注文しましたが…。

12月  まだ来ない。

1月   まだまだ来ない。

2月頭  まだまだまだ来ない…。

2月末  やっと来た!!

との理由で、ログにするまでこれ程空いてしまいました。

肝心の使用感は…。


実はまだ使っていません。(汗
後日またレポートしたいと思います。


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