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渡船で行く?大阪湾バチ抜けシーバス!

皆様お久しぶりです。
昇進以降、釣りに行く時間どころか休みが削られ、息も絶え絶えのネコです。
新社会人の皆様、棒茄子は貰いましたか?
「釣具を買いまくる!」とお考えのそこのアナタ!
人生何が起きるか解りませんので、稼ぎの全てを使うのではなく、一部貯金をし、計画的に釣具を購入する癖をつけましょう。
(でないと、私みたいな事に…。


さて、今回は今更ですが、先日行った大阪湾のバチ抜けシーバスについて記載していきます。

私は磯師で、昔からバチ抜け釣行というものを知らずにここまできましたが、「バチ抜けシーバス」というものは以前から知っており、磯のシーズンインと時期的に被るため、行けたら行たら行ってみよう程度のものでした。
が、数年前に知人よりバチ抜けが目視できるポイントがあると教わり、実際に行ってみると…


何これ気持ち悪っ!!


という風景を目撃し、事前知識でやってみたところ、ポツポツとセイゴサイズは釣れるものの、シーバスと呼べるサイズにはほど遠く、「??」な状態から脱せずにいました。
実際、大阪湾港湾部におけるバチ抜けポイントは2001年SOLAS条約参加以降、ほとんど立ち入る事が出来なくなり、また、河川部でもマズメ前から場所取りでそこに居なければならず、後から入るにしても〝ダウンで流す釣り〟ですので先行者の邪魔にしかならず…。
そんな中、ある情報を小耳に挟みます。

え?沖堤バチ抜け!?

岸側のオカッパリでは立ち入れない場所も、渡船を使用して渡るという事か!

思い立ったがHave a nice day!
Let's go!!



18時発の船に飛び乗り20分、渡されたのは湾内にある沖堤防。
内側(右側)が貯木場となっており、ここで湧いたバチが流されて外海(左側)に出ていくとの事。
今回タックルは96ftのMLクラス、リールはLT3000番のHG、ルアーは

出典 BROVIS HP

ブロビスのバチ抜け対応シンキングペンシル、アッシム86を使用しました。
このアッシム、バチ抜け用と思いきやあるチューニングをするとI字引きからローリング、さらに手を加えるとウォブリングまでする「使い手の意思で様々なアクション」が可能なシンペンです。

明るい時間帯は内外共に出来るだけ遠くへキャストし、ボトムを取り、ボトムからスローリトリーブでゆらゆらと浮上するバチをイメージしながら誘い上げます。
そうこうしているうちに周りは真っ暗。
まだバチは抜ける時間ではないのか、はたまた潮が悪いのか周りも釣れている気配は無し。
ふと岸壁を見ると…。

あれ?セイゴか?というような極小ボイルが所々起きています。
セイゴでも釣れてくれればいいやと思い、ボイルした付近をキャストするも、反応は無し。
レンジ、ルアーのサイズ感は問題無さそうだから…。カラーかと思い、シルエットで魅せる黒を選択。

先程ボイルが起きていた場所から少し離れた場所にキャストし、表層を意識しつつリトリーブしていると…。

〝コン、グングングン!〟

サイズは小さいけど食った!

あれ?竿先を叩くからヌーチー様か?




タケノコメバル!

魚種にしてはサイズはいいのだろうけど、シーバス、もっと言うとチヌですらない…。

早々にリリースし、気を取り直してキャストを続けるも、周りも特に釣れている気配も無く、またバチも抜けている気配も無いまま回収の船が…。

実は釣行日が4月中旬という事もあり、オカッパリでは5月が最盛期なのですが、沖堤ではもう終盤との事。

その後も行けるタイミングを伺ってみるも、結局いけずじまいで…。

来シーズンに持ち越す事にしました。

課題としては
・バチの種類
・上げと下げ、どちらのタイミングで活性化するか
・レンジとルアーサイズは合っているのか

これらを次回検証していく予定です。


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