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ルアーを操作して口を使わせる為に必要な事。#3

ジャーキングについて少し勘違いされている方も居られる様なので、(本来なら書きたくはない領域だが)少し書いてみる事にした。



晩秋の楽しみ、ストリームのジャーキング。

コレを楽しまなきゃ一年は終われない。

それ以前のデイゲームではリアクション要素が強めで、どちらかと言えばキビキビとアクションさせた方が良い時期。だが、秋のジャーキングはそれだけには留まらず、ドリフトの要素も必要になる。

何より、ステイのさせ方が全然違う。

春〜夏の喰わせは、その全てをアングラー側がコントロールする。しかし、晩秋はどちらかと言えばよりナチュラルに解き放つと表現した方が良いかもしれない。

「ステイさせる時の半回転が全てを駄目にしてるぞ」

そう、だからなんですよね。


 

それまでの「助走」で必要なのは、魚をその気にさせて違和感を与えない事とレンジのコントロール。そんな動画があったのでご紹介。



12分頃から「バサロアクション」のやり方を説明している。勿論、クラッシュ9の様に横向きにする訳ではないが、レンジコントロールし易いジョイント系やリップレス(系)ミノーを使って普段から魚を釣っている人は、同じルアーでも細かな調整を行なっている。


例えばだが、かけ上がりをキッカケに口を使う魚。そういった際は、必要なレンジまでルアーを届けなければバイトまで持ち込めない。
ルアーを交換してかけ上がりにレンジを合わせる事も可能だが、水位は常に一定ではないのでアングラー側がコントロール出来た方が良い。デイゲームではスローな釣りだと見切られてしまう事もある。なので巻きスピードでのコントロールだけでは限界もある。
かけ上がりだけではなく、水中に沈むブロックや大きな石などのストラクチャーでも考え方は同じ。


沈めるばかりではなく、逆に沈めては反応が出せない場合にはどうだろうか?同じダートをさせながらルアーを沈めない様に出来れば、よりチャンスは広がる。

大抵のルアーはダート終わりにレンジを上げようとする。沈めたくない場合は充分な糸フケを出す事(出せる状況下に置く事)が重要になる。お気付きの方も多いかと思いますが、逆に沈めたい場合は余分な糸フケを出さない事が大切。


さて、ここまでが準備段階。ここから先は楽しむだけだ。

以前、動画にしたのですが、ジャーキングはラインの変形を作りドリフトでは困難なU字を描く事が出来るのも特徴の1つ。アップクロスで流しながら、アングラーの目の前のラインでU字を描かせる事が「瞬時に」出来たりもする。

実は以前の動画、意図的にあんな程度にしておいたのです。アップにキャストして狙ったラインでの1発。ダウンに入ってからでは晩秋〜初冬の鱸は(サッパ付きを除いて)反応させ辛い。やはりアップクロスがキモ。



「ルアーの側面を魚に見せられる」という意味合いもある。これまた以前にジグザグベイトの動画を貼りましたが、自分の本質はやはりミノーのジャーキング。敢えてジグザグベイトのみにしておきましたが、デイゲームのミノーでも無論、活躍してくれます。


季節毎の状況に合わせて誘いを変えられる楽しさ。


リアクションというのは定義からして曖昧。ただまぁ、そんな事はどうでも良いんです。自分が満足出来るだけ魚が釣れてくれれば問題無し。勝手なモンです。


「ジャーキングが余計な事にならない様に」

幾つか自分なりに意図する部分があります。オーバーは駄目、足りなくても駄目。1つだけ細かく書くとするならば「再始動は意識する」でしょうか。

操作を入れた時のリアクションを狙うのか?それともその先にあるU字が狙いか?U字で狙いたければ再始動は「ただ巻き」です。



ラインを変形させU字を描く…そこに再度、入力するのは雰囲気が出ない。やはりナチュラルな軌道はただ巻きから。ジャーキングだからといって再始動もジャーキングしてしまうのは…「余計な事」になってしまうかも?

冒頭の「ナチュラルにに解き放つ」はステイのさせ方。充分な糸フケを出し、それを回収しないで流れに任せる。そのまま流れに任せ切るも良し、頃合いを見計らって巻くも良し。

裏技ですが、片方にだけ狙ってスライドさせたければその様にアイを曲げるというテもあります。自分のエルドールはまぁまぁ曲がっています。爆笑



ジャーキング=リアクションと思われがちですが、少しイメージが変わった方も居るのではないでしょうか?
フィールドに持ち込めるルアーの数には限りがある。だからこそ1つのルアーで様々なアプローチが出来れば魚に出会える可能性が高くなる訳です。

実はまだまだ書き切れない(書きたくない)事もあったりするのです。色々と試す中で気付く事や見える事…やはり釣りは楽しい!

では。

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