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▼ 【完全主観】クソPEと良いPE
- ジャンル:釣り具インプレ
大雨で暇なので、超久しぶりにブログ更新します。
PEラインのインプレ とか オススメPE みたいな記事は山ほどありますが、ロングセラーの商品や新製品の紹介ばかりで結局よくわからない状態にある方が結構多いと思われます。
今回の記事ではタイトルの通り、クソPEと良いPEを(平均的なPEも入れて)商品名を挙げて辛口評価していきます
もちろん、実際に使用したPEのみで、完全主観なのであしからず
また、表記のスペックはあまり参考にせずに書いています。(というかデタラメばっかりで参考にならない)
まず、‘‘今あなたが使ってるPEラインはなぜそれなのか‘‘
と言う問いに対して、
次
シマノ パワープロZ
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53daqab_m.html

商品説明
パワープロが、耐摩耗性能をパワーアップさせて再登場。よりタフネスに強化されたラインパフォーマンスを体感せよ。
説明にあるように、このモデルは二代目です。初代のパワープロはPEラインの選択肢が少なかった頃に発売されていましたが、1.2号がラインナップされていない、1号以下は3本編みというよく分からんPEでした。10年以上経った現代と比較すると見るに堪えない性能でした。
で、この二代目パワープロZですが、とにかく硬いです。コーティングで硬いのではなく、原糸が太くて素材も耐摩耗性に優れたものなので硬いです。耐摩耗性に振ったPEラインということで、4本編みです。ラインナップもカラーはホワイト、イエロー、オレンジ、モスグリーン、5色マーキングと豊富で、長さも100m、150m、200m、300m、1200mと、かなり豊富にあります。
4本編みの硬いPEラインなので、糸鳴りがかなりします。チタントルザイトやAGSなどの軽量ガイド、ロッドと組み合わせるとうるさいです。また、重量級ルアーとの相性は抜群ですが、軽量級ルアーとの相性は悪いです。
尖ったラインですが、基本性能は高いのでこの評価です。
直線強力… 平均点
耐久力… 強い
太さ… 最初は細め、結構長く使うとフワフワになる
飛距離… ジグ等の重いルアーはぶっ飛ぶ
軽いルアーは飛ばない
硬さ… かなり硬い
コーティング… 普通
次
よつあみ G-soul アップグレードPE x8
https://xbraidygk.jp/products/p155/ ←リニューアルモデル

一番使用者が多かったPEではないかと思います。
今はxblaidブランドに変わってこのモデルは廃盤になっているようですが、使用者が多かったので評価してみます。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点
太さ… 少し膨らんでいる
飛距離… 細めのPEと比較すると若干落ちる
硬さ… 少し柔らかめ
コーティング… 平均点(昔のアップグレードは酷かったが、少し前に改善された)
このPEはぎっちり編み込んであるのではなく、少しフワフワしていて太めなところが残念。その分しなやか(柔らかい)で表面が滑らかなのだが、風にラインを取られ易く飛距離が落ちるのでマイナスポイント。
その他の点はほとんど平均点レベルだと感じました。
※PEラインの太さに関してですが、PEラインは組み糸の為、押すと潰れます。直径を測る方法だと誤差が大きくなってしまう訳です。その為デニールと言う規格を用いて、長さ9000m当たりの重さによって号数が決められています。
つまり、密度が高くて細いPEラインと、密度が低くて太いPEラインが同じ号数になっている場合があります。重さは同じなので号数としては同じですが、太さは変わってくるということになります。
次
シマノ ピットブル8
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53kuqab_m.html

商品説明
しなやかさと、なめらかさを両立。超低伸度ルアーキャスティング用PEライン。
低伸度って言うのは他のPEと比べても何か違いを感じたわけでもないのでよく分かりません。
その他の部分についてはほとんどが平均点です。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点より若干弱いかなぁ
太さ… 平均点
飛距離… 平均点
硬さ… 少し固め
コーティング… 薄め
ちなみに、タナトルはラインカラーのマーキングが違うだけで中身は同じです。
サンラインのシグロン8もこれらとほぼ同じだったので、ここにまとめておきます。
次
サンライン キャリアハイ6
https://fishing.sunline.co.jp/line/295/

商品説明
今までPEラインと言えば4本組もしくは8本組が主流であった。4本組は独特の“ザラツキ感”が教えてくれる「水流を受ける事」、「風を受ける事」。それによって冴える“操作性”。 8本組はしなやかでツルっとした指触りが与えてくれるストレスなく伸びていく「飛距離」、「キャストフィール」、そして「極めて少ない糸鳴り」。それぞれが持つ特性をひとつにまとめることが出来ればさらにアングラーは釣りに集中できる…。そこで辿り着いたのが“6本組”という新たな提案。飛距離がキーとなる大型河川。キャスト精度が重要となる小場所撃ち。橋脚、明暗に潜むランカーシーバスをドリフトでナチュラルに狙う技巧的な攻め。シーバスゲームにおいて必要な全ての攻め方にアジャストする。当社独自のSSP(スムースサーフェイスプロセッシング)を施し無駄な毛羽立ちや色落ちを抑えることに成功。また、「単純にランカーシーバスとの真っ向勝負」も“不意に食らう突っ込み”や、“長時間の耐久戦”を想定して、HG(ハイグレード)PE素材を採用。あなたのCareer(戦歴)の中で最高の成績を収めるためのライン。ここに誕生。
濱本さん監修のPEライン
少し変わったコンセプトですが、間違いなく需要のある分野のPEラインだと思います。特に説明にもある「水流を受けること」に関しては群を抜く使いやすさだと感じています。流れのある中小規模河川でのランカー狙いにはもってこいなPE。耐摩耗性も高く、橋脚際で掛けても安心してパワーファイト出来ます。
飛距離やキャスト精度については特に優れているとは感じません。「水流を受ける」と言うことは風の影響も受けやすいことなので、ピットブル8やG-soulと比較するとこの点は若干劣ります。
このPEラインは、フルキャストしたら川の半分以上に届くような河川で1.5号、1.7号、2号と言った比較的太めの号数でランカーを狙い撃つような釣りに向いていると思います。磯やサーフなどの風の強いエリアで遠投、ピン打ちなどといった釣りには適さない他、軽いプラグで小型を狙うような釣りにも適さないです。これらの釣りには他にもっと向いているPEラインがあります。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点より少し強いかなぁ
太さ… 太め
飛距離… 平均点よりも劣る
硬さ… 柔らかめ
コーティング… 薄め、というかほぼ無い
平均的なPEラインは以上。
ラストはこれは良い! と感じたPEライン(リピート多数)
シマノ ピットブル12
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53ksqab_m.html

商品説明
しなやかさと、なめらかさを両立。超低伸度ルアーキャスティング用PEライン。
数少ない12本編みのPEライン
価格も200m3500円程と、ダイワの12ブレイドよりもかなり安い。性能は、なぜか悪いと言っている人が多くて非常にびっくりしている。摩耗に弱い、や簡単に切れた。などと言う意見を聞くが、見当違いである為、このラインの名誉のためにもしっかりと説明しよう。
一番の特徴はギチギチに密に編んであるところ
12本編みなので、1本1本の原糸の太さは細い。しかし、かなり密に編んであるので表面が非常に滑らか且つ硬く、真円性が高く?少々のことでは傷がつかない。障害物に擦れた時も、ライン表面の引っ掛かりが少ないせいか、他のPEではボロボロになってしまう程に擦れても、このラインはほぼ無傷だったことが何度も何度もあった。
密に編んであることで、ラインの太さも細く仕上がっている。このことによって、飛距離や操作性が向上している。
また、説明にはしなやかさについて書いてあるが、このラインは硬い。つまり、軽量ルアーとの相性はあまり良くない。しかし、細くて硬いということは風の影響をもろに受ける外洋の過酷なフィールドにはピッタリである。風のある状況下で重量級ルアーをキャストする場合、細いことで風の抵抗を減らし、硬いことで直進性が高まって風に煽られ難くなる。
そして、12本編みの恩恵か、直線強度も非常に強い。
まさにサーフや磯といったフィールドに最高の適性を持ったPEラインと言える。。
一つ言うとすると、300m巻きがラインナップされていないことかな。ここは本当に勿体ない。
皆さんでシマノに「300m巻き発売してくれ!」ってメールを送りましょう。多数の意見は大手メーカーすらも動かします。
直線強力… 非常に高い
耐久力… 非常に高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 硬い
コーティング… 薄め
次
シマノ ミッションコンプリート

もう手に入らない廃盤です。
値段は確か150mで5000円くらいした気がします。高いですがその分性能はとっても良かったです。
高い耐摩耗性能、フワフワせずしっかり細いのに柔らかい。相反する要素を高次元で複合させたPEラインです。ピットブル8プラスとして復刻っぽくさせるんじゃなくて、そのまんまの状態で復刻することを期待しています。
直線強力… 平均点よりは高い
耐久力… 高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 柔らかい
コーティング… 薄め
ラスト
ゴーセン ルーツ8
http://www.gosen-f.jp/special/roots/pe8.html

商品説明
今年発売されたばかりの新作PEラインです。PEラインにこだわりを持っている某テスターの方に勧めて頂き、使ってみると非常に良かったので紹介します。
このPEラインの特徴はバランスの良さです
硬さと細さのバランスが絶妙に丁度いいです。密に編んで細く仕上げると耐摩耗性は高くなる半面、密度が高い為に硬くなってしまうPEラインが多く見られます。硬いPEラインは外洋で使う様な重量級ルアーとの相性が抜群ですが、港湾部等で使う軽量級ルアーとの相性が悪いです。
このPEラインは軽量級ルアーがしっかり扱える柔らかさで、細く仕上がってます。コシが無いほどへにゃへにゃに柔らかい訳ではなく、適度に柔らかいです。いや、適度に硬いとも表現できる。
まぁつまり、丁度いい硬さと言うことです。
ピットブル12やシーバスPEスーパーセンシティブls8の様にギチギチに密に編んである訳ではないのですが、細いです。体感的には1.2号が1.175号くらいに感じる細さです。
じゃあ耐久力と直線強力の強度は低いのでは!?
と思ったのですが、こちらも高次元で完成されています。特に、ギチギチに密に編んである訳ではないのに耐久力が高いことには驚きました。耐摩耗性、強度保持力共に平均点以上です。しかし、さすがにギチギチに密に編んであるピットブル12とシーバスPEスーパーセンシティブls8には及びませんでした。ここは柔らかさとの引き換えですかね。
そして、細く仕上がっていると言うことは飛距離や操作性が良いです。シーバスフィッシングでよく使われるミノーやバイブレーション等のプラグ類の飛距離はトップクラスです。ピン打ち精度も高いです。メタルジグ等をフルキャストすると、ラインの柔らかさもあってか平均的な飛距離でした。これ系のルアーはピットブル12の方が飛びます。
これだけ完成度の高いPEラインですが、
値段は150mで2000円を切り、200mでも2200円前後
という安さ。
ライトグリーン単色の150m、200m
5色マーキングの150m、200m、300m の幅広いラインナップ
シーバスロッドの96mlあたりを使用しているタックルの方には全力でオススメしたいPEラインです。
直線強力… 平均点くらい、高くはない(必要十分)
耐久力… 高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 絶妙に丁度いい
コーティング… 普通
その他、オフショアなどのビッグゲームで使われるオシア8やオッズポートなどの高級PEラインですが、値段が値段なのでどれも良いです。
あと、私は基本的に4号以上の太いラインしか高級PEは使いません。そのため、色の境目が分からなくなる程ボロボロになるまで使っても十分過ぎる強度がありました。
最も重要な強度という点について評価出来ないので、これらのPEラインは評価対象としませんでした。ご理解下さい。
今回の記事はかなり尖った内容になったかと思います。
ご意見、ご感想ありましたら遠慮なくコメントして下さい!
インスタグラムもやってますので、興味のある方は覗いてみてください。
https://www.instagram.com/amane_inoue1217
PEラインのインプレ とか オススメPE みたいな記事は山ほどありますが、ロングセラーの商品や新製品の紹介ばかりで結局よくわからない状態にある方が結構多いと思われます。
今回の記事ではタイトルの通り、クソPEと良いPEを(平均的なPEも入れて)商品名を挙げて辛口評価していきます
もちろん、実際に使用したPEのみで、完全主観なのであしからず
また、表記のスペックはあまり参考にせずに書いています。(というかデタラメばっかりで参考にならない)
まず、‘‘今あなたが使ってるPEラインはなぜそれなのか‘‘
と言う問いに対して、
「なんとなく」
「安いから」
「有名なあの人が紹介してたから」
「今のPEで不満はないから」
「安いから」
「有名なあの人が紹介してたから」
「今のPEで不満はないから」
と答える人が大半でしょう
つまり、こだわりをもたずにPEを使っている方が多い。
それが悪いことではないが、勿体ないことをしているかもしれないということを頭に入れて頂きたい。
一部のPEラインしか知らなかった頃の私は、新しいPEを買う度に
「これは良いかもしれん」
っとワクワクしていたが、ことごとく裏切られたwww
よく宣伝されてるPEとか、割と有名なPEにも散々裏切られたw
10年以上色々なPEラインを使ってきて、ツインパワー以上のお金をクソPEのおかげで無駄にしました。
色んなPEに手を出して冒険していると、良いPEに共通する点とクソPEに共通する点がなんとなく分かってきた。
専門家ではなく一般アングラーの視点からですが、だいたい合ってると思うのでいくつか挙げていきます。
良いPEに共通する点
・真円性が高い… PEが潰れず、円に近い状態を保っていること
↳耐久力が高い
・密に編んであること… 密度が高いので耐摩耗性が高い
↳細いので操作性、飛距離が伸びる
↳使い込んでもふわふわな状態になりにくい → 表面積があまり増えないので飛距離や操作性が落ちにくい
・
クソPEに共通する点
・真円性が低い… 円を保てない。つまり潰れて扁平になる
↳耐久力が低い
・PEに塩の結晶が出来る… PEの編み込みの隙間に塩の結晶が出来る現象。その結晶がPEを傷つけ、爆速で摩耗する。
→この現象が起こるPEラインは全て耐久力なしのクソPE認定です
・編み込みが荒い… 良いPEに共通する密編みの点と逆
・分厚いコーティング… 大抵コーティングでPEをごまかしてる
↳コーティング剥がれたら一瞬で摩耗してプチプチ切れる
・色落ちが激しい… ラインが柔らか過ぎるものが多く、耐久性に難あり。この特徴のあるPEは最近はかなり減った
だいたいこんな感じです
あと、最近の傾向としては最大強力の数値に何故かこだわっているメーカーが多いですね
平均強力や最低強力は表記せずに最大値のみ表記
最低何キロまでは絶対に切れない、とか
平均何キロで切れる
って表記のほうがよっぽど重要なんですがねぇ
8㎏でだいたい切れるけど最大10㎏まで耐えた時もあった!
これが最大強力です。
一種の詐欺ですよね
そんな数値誰も必要としてないゾ
ちなみに、平均強力は最大強力の約80%と、クレハの方に教えて頂きました。
ノットの強度を測る時は 最大強力 × 0.8 で計算すると良いでしょう
やってみると分かりますが、ノット強度で最大強力 × 0.8 以上の値は基本的に出ません。つまり、その値がPE本来の強度といったところでしょう。
ノット強度が最大強力 × 0.8 以下と書くと少ししょぼく感じるかも知れませんが、FGノットの一般的な強度は70~80%程だと感じているので、最大強力 × 0.6 前後という表記になります。
ノットは組み方、考え方を変えるだけで強度が飛躍的に向上するので、これについても詳しくfimoで書いてみようと思います。
平均強度を100とすると、95%ほどの強度を出せる組み方です。
上級者の方にもオススメできる自信があります(^^
だいぶ前置きが長くなりましたが、色んなPEラインを評価していこうと思います。
まずはクソPEから
山豊テグス PE JIGGING 8
http://yamatoyo.com/products/pe-strong8-jigging-special/

商品説明
真円性に優れる8ブレイドは滑らかな糸質で、あらゆる接触抵抗を低減。1m・5m毎に設定された高視認イエローマーキングはタナ取りがしやすく、10m毎に色分けされたカラーリングは色落ちしにくい。平均強度も4ブレイドより約20%アップ(当社比)でオフショア以外にも、強引なファイトを求められる足場の悪いロックショアジギングでも安心の高強度設計です。
はい、大嘘ですね。
真円性もクソもありません。PE2号で60g前後のジグをショアから使って2,3回でペラペラな扁平になり、更にPEに塩の結晶が出来て無事死亡。色落ちも酷い。300mを買ったのに10回も使えなかったクソPEでした。二度と使いません。
シーバス用のPEは使ったことありませんが、こんなクオリティのPEを発売しているメーカーは正直言って一切信用できません。クソPEランキングをつけるなら堂々の一位です。おめでとうございます。
よく宣伝してるメーカーだけど、まずは良い商品作ってから宣伝活動して頂きたい。
次
ダイワ UVF棚センサーブライトNEO+Si2
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/line/fune_li/uvf_tanabura_ex_si/index.html

商品説明
新原糸タフPE採用とNEW Evo Silicone2加工(+Si2)の相乗効果により耐摩耗性が300%以上(当社比)にアップ
使用したのは1.2号300m
耐摩耗性300%以上という謳い文句に惹かれるのが普通だと思います。私もそのうちの一人でした。しかし、使ってみると耐久力無さ過ぎてプチプチ切れる。耐摩耗性が高いことは間違っていないのかの知れない。‘‘摩擦で‘‘切れるまでだから。だが、実釣では摩耗した上での直線強力も必要になる。強度保持力と言う点では最低ランクのクソPEでした。二度と使いません。
こちらのPEも結構大々的に宣伝されてたけど、期待外れでした。
大手なんだから、この辺はしっかりして欲しいところ。
次
デュエル Super X-wire™8
http://www.duel.co.jp/products/super-x-wire8

商品説明
新技術「H.I.P.製法(ヒートインテグレーションプロセス)」で
原糸同士の密着度を高める事に成功!
今までのPEラインでは実現できなかった、
ハリやコシそして耐摩耗性の向上や色落ちの軽減を可能にしました。
説明は何ら間違っていないと思います。このPEは典型的なコーティングラインです。コーティングがある時は普通に使えるが、所詮コーティングなので少し使用したらすぐに剥がれ、フワフワになり、高速で摩耗する。最初と数回目での使用感が大きく異なるのが特徴です。
最初のコーティングが残っている状態での耐摩耗性は確かに強いと思います。コンクリや磯に擦っても結構耐えてくれる。しかし、コーティングが剥がれたときはコシが消え、ガイドとの摩擦だけでも見る見るうちに毛羽立ってきます。結果的に交換頻度は高まり、長期的に使えないので低評価となりました。
しかし、コーティングが剥がれたこのPEは耐久力はありませんが非常に滑らかです。軽いプラグなどを多用する釣りで、ガイドの糸鳴り(ノイズ)が気になる方にはしっくりくるかも知れません。
次
東レ ジギングPEパワーゲーム x8
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_029.html

商品説明
パワーゲームシリーズ独自の8本撚り製法+特殊コーティングにより、高強力・低伸度はもちろん、ジグのフォールから巻き上げの抵抗まで軽減。さらに、表面樹脂コーティングで摩擦抵抗を抑えるだけでなく、真円に近づけることでジグのフォールがスムーズ。スロースタイルからハイピッチまで、ガイド摩擦のストレスを軽減します。視認性を徹底追及した新カラーパターン採用。
ジギング用のPEですが、テスターさんがショアで使っていたので購入。説明はいたって普通。あまりクソPEの臭いはしないのですが、PEに塩の結晶が出来るタイプのラインでした。その他の点は特にこれといった特徴は無かった印象。
続いて同じ東レから
シーバスPEパワーゲーム
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_011.html

商品説明
直強力・感度・耐久性の全てにおいて他の追随を許さない!
8ブレイド製法により表面平滑性を向上し高強力原糸を採用することで、抜群の直強力を実現。糸本来のしなやかさと滑り性を追求し、ルアーの操作性や飛距離が飛躍的に向上。ナイトゲームで特に威力を発揮するホワイトカラー採用。
ひと昔前は多くの人が使っていた印象のあるラインです。
このPEはコーティングをしていないらしく、糸本来の性能を発揮できることが特徴のようです。非常にしなやかで直線強力も申し分なし。ですが、これもジギングPEパワーゲームと同様に塩の結晶が出来てしまうので低評価です。
塩の無いリバーシーバスなら良さそう!
次
バリバス マックスパワー各種
https://www.varivas.co.jp/Product/searchgroup/id:4694

https://www.varivas.co.jp/cms/pickup/?p=25432

https://www.varivas.co.jp/Product/searchgroup/id:4780
商品説明
VARIVAS独自の『高耐破断性工法』によりマックスパワー原糸1本1本を超緻密に編み込むことで、ムラの少ない安定した高強度を実現。
・大型プラグの連続キャストやタフなファイトにもへこたれない安心の高耐久性。
・スーパーフッ素の膜を纏わせることでガイドとの摩擦抵抗が大幅に低減。超ロングキャストを可能にします。
・完全8本撚りマックスパワー原糸を素材に採用。異次元の強さと細さを実現し、アングラーを未知なる領域へ完全サポート。
・シルキーな表面特殊加工が、PEの常識を覆す滑らかさと、驚異の耐久性を実現。
比較的高い値段設定のPEです。
10×10マックスパワーは1.2号300mで5000円くらいしました。
シーバスPEマックスパワーは現在150m2500円ほどなので、そんなに高くないかも知れません。値下げする前は4000円以上してた記憶があります。
このPEは釣行毎に巻き替えるセレブ向けのラインです
一回目の使用では悪いところは見つかりません。細い、非常に滑らか、直線強度も強い、適度な硬さで操作性も良い。
しかし、耐久力が皆無。
すぐに塩の結晶が出来てラインをボロボロにしていきます。釣行頻度がほぼ毎日の私にとってこれは致命傷。遠投を多用するサーフの釣りでは、騙し騙し使いながらでも300mが2週間ほどでダメになりました。
マックスパワー各種、とまとめているのは原糸が同じだから。中の人にマックスパワー各種の違いを聞いてみると、塗料の違いで分厚く固めのテイストもあれば、薄い塗料でしなやかなテイストもある。とのことでした。
その他、使用してみてクソだと思ったPEがまだあるのですが、結構昔に使っていたりして記憶が曖昧な為、深く評価出来ない状態です。
ただ、クソだと感じる要素は持ち合わせていたということなので、名前だけ掲載します。
・よつあみ スーパージグマン
・よつあみ ウルトラジグマン
・バークレイ ファイヤーライン
・ラパラ ラピノヴァ
私が使用してきたPEの中で、クソPEと判断したのは以上です。
続いて、悪くないが良くもない。平均的なPEです
ここからは10点満点で点数をつけていきます。
シマノ ピットブル8プラス
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53r9qab_m.html
商品説明
多くのインストラクターから定評のあった。『Mission Complete』が『PITBULL』シリーズに進化。
耐熱性に優れた特殊シリコン樹脂をコーティング… ヒートシンクコーティング
ピットブル8の後に発売されたピットブル8プラス
ミッションコンプリートシリーズをピットブルで再現した。とありますが、全くの別物です。値段の差もありますが、ミッションコンプリートの方が遥かに良かった。
ピットブル8プラスは、比較的コーティングの薄かったピットブル8にヒートシンクコーティングを施したものの様なイメージです。コーティングが分厚く、最初はかなり硬いです。コーティングが剥がれてくると柔らかくなりますが、強度低下も早くなります。
コーティングが分厚いPEで、デュエルのスーパーxワイヤーを紹介しました。あれはコーティングが剥がれたら致命傷なのに対して、ピットブル8プラスは原糸か編み方が違うのか、ある程度持ちます。この違いは大きいので評価が違います。
また、直線強力は非常に強いです。必要十分、と言うよりは必要以上と言えるレベルで強いです。ま、あまり直線強力が必要になる場面って無いんですけどね…
直線強力… 強い
耐久力… 平均点
太さ… コーティングが剥がれると多少膨らむ
飛距離… コーティングが剥がれる前はよく飛ぶ
剥がれた後の飛距離は落ちる
硬さ… 最初は硬い
コーティングが剝がれた後は平均より少し柔らかくなる
コーティング… 分厚い
ノット強度やトラブルの少なさ は個人の技量による影響が大きいのでここでは除外
つまり、こだわりをもたずにPEを使っている方が多い。
それが悪いことではないが、勿体ないことをしているかもしれないということを頭に入れて頂きたい。
一部のPEラインしか知らなかった頃の私は、新しいPEを買う度に
「これは良いかもしれん」
っとワクワクしていたが、ことごとく裏切られたwww
よく宣伝されてるPEとか、割と有名なPEにも散々裏切られたw
10年以上色々なPEラインを使ってきて、ツインパワー以上のお金をクソPEのおかげで無駄にしました。
色んなPEに手を出して冒険していると、良いPEに共通する点とクソPEに共通する点がなんとなく分かってきた。
専門家ではなく一般アングラーの視点からですが、だいたい合ってると思うのでいくつか挙げていきます。
良いPEに共通する点
・真円性が高い… PEが潰れず、円に近い状態を保っていること
↳耐久力が高い
・密に編んであること… 密度が高いので耐摩耗性が高い
↳細いので操作性、飛距離が伸びる
↳使い込んでもふわふわな状態になりにくい → 表面積があまり増えないので飛距離や操作性が落ちにくい
・
クソPEに共通する点
・真円性が低い… 円を保てない。つまり潰れて扁平になる
↳耐久力が低い
・PEに塩の結晶が出来る… PEの編み込みの隙間に塩の結晶が出来る現象。その結晶がPEを傷つけ、爆速で摩耗する。
→この現象が起こるPEラインは全て耐久力なしのクソPE認定です
・編み込みが荒い… 良いPEに共通する密編みの点と逆
・分厚いコーティング… 大抵コーティングでPEをごまかしてる
↳コーティング剥がれたら一瞬で摩耗してプチプチ切れる
・色落ちが激しい… ラインが柔らか過ぎるものが多く、耐久性に難あり。この特徴のあるPEは最近はかなり減った
だいたいこんな感じです
あと、最近の傾向としては最大強力の数値に何故かこだわっているメーカーが多いですね
平均強力や最低強力は表記せずに最大値のみ表記
最低何キロまでは絶対に切れない、とか
平均何キロで切れる
って表記のほうがよっぽど重要なんですがねぇ
8㎏でだいたい切れるけど最大10㎏まで耐えた時もあった!
これが最大強力です。
一種の詐欺ですよね
そんな数値誰も必要としてないゾ
ちなみに、平均強力は最大強力の約80%と、クレハの方に教えて頂きました。
ノットの強度を測る時は 最大強力 × 0.8 で計算すると良いでしょう
やってみると分かりますが、ノット強度で最大強力 × 0.8 以上の値は基本的に出ません。つまり、その値がPE本来の強度といったところでしょう。
ノット強度が最大強力 × 0.8 以下と書くと少ししょぼく感じるかも知れませんが、FGノットの一般的な強度は70~80%程だと感じているので、最大強力 × 0.6 前後という表記になります。
ノットは組み方、考え方を変えるだけで強度が飛躍的に向上するので、これについても詳しくfimoで書いてみようと思います。
平均強度を100とすると、95%ほどの強度を出せる組み方です。
上級者の方にもオススメできる自信があります(^^
だいぶ前置きが長くなりましたが、色んなPEラインを評価していこうと思います。
まずはクソPEから
山豊テグス PE JIGGING 8
http://yamatoyo.com/products/pe-strong8-jigging-special/

商品説明
真円性に優れる8ブレイドは滑らかな糸質で、あらゆる接触抵抗を低減。1m・5m毎に設定された高視認イエローマーキングはタナ取りがしやすく、10m毎に色分けされたカラーリングは色落ちしにくい。平均強度も4ブレイドより約20%アップ(当社比)でオフショア以外にも、強引なファイトを求められる足場の悪いロックショアジギングでも安心の高強度設計です。
はい、大嘘ですね。
真円性もクソもありません。PE2号で60g前後のジグをショアから使って2,3回でペラペラな扁平になり、更にPEに塩の結晶が出来て無事死亡。色落ちも酷い。300mを買ったのに10回も使えなかったクソPEでした。二度と使いません。
シーバス用のPEは使ったことありませんが、こんなクオリティのPEを発売しているメーカーは正直言って一切信用できません。クソPEランキングをつけるなら堂々の一位です。おめでとうございます。
よく宣伝してるメーカーだけど、まずは良い商品作ってから宣伝活動して頂きたい。
次
ダイワ UVF棚センサーブライトNEO+Si2
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/line/fune_li/uvf_tanabura_ex_si/index.html

商品説明
新原糸タフPE採用とNEW Evo Silicone2加工(+Si2)の相乗効果により耐摩耗性が300%以上(当社比)にアップ
使用したのは1.2号300m
耐摩耗性300%以上という謳い文句に惹かれるのが普通だと思います。私もそのうちの一人でした。しかし、使ってみると耐久力無さ過ぎてプチプチ切れる。耐摩耗性が高いことは間違っていないのかの知れない。‘‘摩擦で‘‘切れるまでだから。だが、実釣では摩耗した上での直線強力も必要になる。強度保持力と言う点では最低ランクのクソPEでした。二度と使いません。
こちらのPEも結構大々的に宣伝されてたけど、期待外れでした。
大手なんだから、この辺はしっかりして欲しいところ。
次
デュエル Super X-wire™8
http://www.duel.co.jp/products/super-x-wire8

商品説明
新技術「H.I.P.製法(ヒートインテグレーションプロセス)」で
原糸同士の密着度を高める事に成功!
今までのPEラインでは実現できなかった、
ハリやコシそして耐摩耗性の向上や色落ちの軽減を可能にしました。
説明は何ら間違っていないと思います。このPEは典型的なコーティングラインです。コーティングがある時は普通に使えるが、所詮コーティングなので少し使用したらすぐに剥がれ、フワフワになり、高速で摩耗する。最初と数回目での使用感が大きく異なるのが特徴です。
最初のコーティングが残っている状態での耐摩耗性は確かに強いと思います。コンクリや磯に擦っても結構耐えてくれる。しかし、コーティングが剥がれたときはコシが消え、ガイドとの摩擦だけでも見る見るうちに毛羽立ってきます。結果的に交換頻度は高まり、長期的に使えないので低評価となりました。
しかし、コーティングが剥がれたこのPEは耐久力はありませんが非常に滑らかです。軽いプラグなどを多用する釣りで、ガイドの糸鳴り(ノイズ)が気になる方にはしっくりくるかも知れません。
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東レ ジギングPEパワーゲーム x8
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_029.html

商品説明
パワーゲームシリーズ独自の8本撚り製法+特殊コーティングにより、高強力・低伸度はもちろん、ジグのフォールから巻き上げの抵抗まで軽減。さらに、表面樹脂コーティングで摩擦抵抗を抑えるだけでなく、真円に近づけることでジグのフォールがスムーズ。スロースタイルからハイピッチまで、ガイド摩擦のストレスを軽減します。視認性を徹底追及した新カラーパターン採用。
ジギング用のPEですが、テスターさんがショアで使っていたので購入。説明はいたって普通。あまりクソPEの臭いはしないのですが、PEに塩の結晶が出来るタイプのラインでした。その他の点は特にこれといった特徴は無かった印象。
続いて同じ東レから
シーバスPEパワーゲーム
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_011.html

商品説明
直強力・感度・耐久性の全てにおいて他の追随を許さない!
8ブレイド製法により表面平滑性を向上し高強力原糸を採用することで、抜群の直強力を実現。糸本来のしなやかさと滑り性を追求し、ルアーの操作性や飛距離が飛躍的に向上。ナイトゲームで特に威力を発揮するホワイトカラー採用。
ひと昔前は多くの人が使っていた印象のあるラインです。
このPEはコーティングをしていないらしく、糸本来の性能を発揮できることが特徴のようです。非常にしなやかで直線強力も申し分なし。ですが、これもジギングPEパワーゲームと同様に塩の結晶が出来てしまうので低評価です。
塩の無いリバーシーバスなら良さそう!
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バリバス マックスパワー各種


https://www.varivas.co.jp/cms/pickup/?p=25432

https://www.varivas.co.jp/Product/searchgroup/id:4780
商品説明
VARIVAS独自の『高耐破断性工法』によりマックスパワー原糸1本1本を超緻密に編み込むことで、ムラの少ない安定した高強度を実現。
・大型プラグの連続キャストやタフなファイトにもへこたれない安心の高耐久性。
・スーパーフッ素の膜を纏わせることでガイドとの摩擦抵抗が大幅に低減。超ロングキャストを可能にします。
・完全8本撚りマックスパワー原糸を素材に採用。異次元の強さと細さを実現し、アングラーを未知なる領域へ完全サポート。
・シルキーな表面特殊加工が、PEの常識を覆す滑らかさと、驚異の耐久性を実現。
比較的高い値段設定のPEです。
10×10マックスパワーは1.2号300mで5000円くらいしました。
シーバスPEマックスパワーは現在150m2500円ほどなので、そんなに高くないかも知れません。値下げする前は4000円以上してた記憶があります。
このPEは釣行毎に巻き替えるセレブ向けのラインです
一回目の使用では悪いところは見つかりません。細い、非常に滑らか、直線強度も強い、適度な硬さで操作性も良い。
しかし、耐久力が皆無。
すぐに塩の結晶が出来てラインをボロボロにしていきます。釣行頻度がほぼ毎日の私にとってこれは致命傷。遠投を多用するサーフの釣りでは、騙し騙し使いながらでも300mが2週間ほどでダメになりました。
マックスパワー各種、とまとめているのは原糸が同じだから。中の人にマックスパワー各種の違いを聞いてみると、塗料の違いで分厚く固めのテイストもあれば、薄い塗料でしなやかなテイストもある。とのことでした。
その他、使用してみてクソだと思ったPEがまだあるのですが、結構昔に使っていたりして記憶が曖昧な為、深く評価出来ない状態です。
ただ、クソだと感じる要素は持ち合わせていたということなので、名前だけ掲載します。
・よつあみ スーパージグマン
・よつあみ ウルトラジグマン
・バークレイ ファイヤーライン
・ラパラ ラピノヴァ
私が使用してきたPEの中で、クソPEと判断したのは以上です。
続いて、悪くないが良くもない。平均的なPEです
ここからは10点満点で点数をつけていきます。
シマノ ピットブル8プラス
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53r9qab_m.html

商品説明
多くのインストラクターから定評のあった。『Mission Complete』が『PITBULL』シリーズに進化。
耐熱性に優れた特殊シリコン樹脂をコーティング… ヒートシンクコーティング
ピットブル8の後に発売されたピットブル8プラス
ミッションコンプリートシリーズをピットブルで再現した。とありますが、全くの別物です。値段の差もありますが、ミッションコンプリートの方が遥かに良かった。
ピットブル8プラスは、比較的コーティングの薄かったピットブル8にヒートシンクコーティングを施したものの様なイメージです。コーティングが分厚く、最初はかなり硬いです。コーティングが剥がれてくると柔らかくなりますが、強度低下も早くなります。
コーティングが分厚いPEで、デュエルのスーパーxワイヤーを紹介しました。あれはコーティングが剥がれたら致命傷なのに対して、ピットブル8プラスは原糸か編み方が違うのか、ある程度持ちます。この違いは大きいので評価が違います。
また、直線強力は非常に強いです。必要十分、と言うよりは必要以上と言えるレベルで強いです。ま、あまり直線強力が必要になる場面って無いんですけどね…
直線強力… 強い
耐久力… 平均点
太さ… コーティングが剥がれると多少膨らむ
飛距離… コーティングが剥がれる前はよく飛ぶ
剥がれた後の飛距離は落ちる
硬さ… 最初は硬い
コーティングが剝がれた後は平均より少し柔らかくなる
コーティング… 分厚い
ノット強度やトラブルの少なさ は個人の技量による影響が大きいのでここでは除外
総合評価 5点(10点満点)
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シマノ パワープロZ
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53daqab_m.html

商品説明
パワープロが、耐摩耗性能をパワーアップさせて再登場。よりタフネスに強化されたラインパフォーマンスを体感せよ。
使い勝手を重視して幅広いラインナップを用意した定番シリーズ。
説明にあるように、このモデルは二代目です。初代のパワープロはPEラインの選択肢が少なかった頃に発売されていましたが、1.2号がラインナップされていない、1号以下は3本編みというよく分からんPEでした。10年以上経った現代と比較すると見るに堪えない性能でした。
で、この二代目パワープロZですが、とにかく硬いです。コーティングで硬いのではなく、原糸が太くて素材も耐摩耗性に優れたものなので硬いです。耐摩耗性に振ったPEラインということで、4本編みです。ラインナップもカラーはホワイト、イエロー、オレンジ、モスグリーン、5色マーキングと豊富で、長さも100m、150m、200m、300m、1200mと、かなり豊富にあります。
4本編みの硬いPEラインなので、糸鳴りがかなりします。チタントルザイトやAGSなどの軽量ガイド、ロッドと組み合わせるとうるさいです。また、重量級ルアーとの相性は抜群ですが、軽量級ルアーとの相性は悪いです。
尖ったラインですが、基本性能は高いのでこの評価です。
直線強力… 平均点
耐久力… 強い
太さ… 最初は細め、結構長く使うとフワフワになる
飛距離… ジグ等の重いルアーはぶっ飛ぶ
軽いルアーは飛ばない
硬さ… かなり硬い
コーティング… 普通
総合評価 5点(10点満点)
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よつあみ G-soul アップグレードPE x8
https://xbraidygk.jp/products/p155/ ←リニューアルモデル

一番使用者が多かったPEではないかと思います。
今はxblaidブランドに変わってこのモデルは廃盤になっているようですが、使用者が多かったので評価してみます。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点
太さ… 少し膨らんでいる
飛距離… 細めのPEと比較すると若干落ちる
硬さ… 少し柔らかめ
コーティング… 平均点(昔のアップグレードは酷かったが、少し前に改善された)
このPEはぎっちり編み込んであるのではなく、少しフワフワしていて太めなところが残念。その分しなやか(柔らかい)で表面が滑らかなのだが、風にラインを取られ易く飛距離が落ちるのでマイナスポイント。
その他の点はほとんど平均点レベルだと感じました。
総合評価 5.5点 (10点満点)
※PEラインの太さに関してですが、PEラインは組み糸の為、押すと潰れます。直径を測る方法だと誤差が大きくなってしまう訳です。その為デニールと言う規格を用いて、長さ9000m当たりの重さによって号数が決められています。
つまり、密度が高くて細いPEラインと、密度が低くて太いPEラインが同じ号数になっている場合があります。重さは同じなので号数としては同じですが、太さは変わってくるということになります。
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シマノ ピットブル8
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53kuqab_m.html

商品説明
しなやかさと、なめらかさを両立。超低伸度ルアーキャスティング用PEライン。
低伸度って言うのは他のPEと比べても何か違いを感じたわけでもないのでよく分かりません。
その他の部分についてはほとんどが平均点です。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点より若干弱いかなぁ
太さ… 平均点
飛距離… 平均点
硬さ… 少し固め
コーティング… 薄め
総合評価 5.5点(10点満点)
ちなみに、タナトルはラインカラーのマーキングが違うだけで中身は同じです。
サンラインのシグロン8もこれらとほぼ同じだったので、ここにまとめておきます。
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サンライン キャリアハイ6
https://fishing.sunline.co.jp/line/295/

商品説明
今までPEラインと言えば4本組もしくは8本組が主流であった。4本組は独特の“ザラツキ感”が教えてくれる「水流を受ける事」、「風を受ける事」。それによって冴える“操作性”。 8本組はしなやかでツルっとした指触りが与えてくれるストレスなく伸びていく「飛距離」、「キャストフィール」、そして「極めて少ない糸鳴り」。それぞれが持つ特性をひとつにまとめることが出来ればさらにアングラーは釣りに集中できる…。そこで辿り着いたのが“6本組”という新たな提案。飛距離がキーとなる大型河川。キャスト精度が重要となる小場所撃ち。橋脚、明暗に潜むランカーシーバスをドリフトでナチュラルに狙う技巧的な攻め。シーバスゲームにおいて必要な全ての攻め方にアジャストする。当社独自のSSP(スムースサーフェイスプロセッシング)を施し無駄な毛羽立ちや色落ちを抑えることに成功。また、「単純にランカーシーバスとの真っ向勝負」も“不意に食らう突っ込み”や、“長時間の耐久戦”を想定して、HG(ハイグレード)PE素材を採用。あなたのCareer(戦歴)の中で最高の成績を収めるためのライン。ここに誕生。
濱本さん監修のPEライン
少し変わったコンセプトですが、間違いなく需要のある分野のPEラインだと思います。特に説明にもある「水流を受けること」に関しては群を抜く使いやすさだと感じています。流れのある中小規模河川でのランカー狙いにはもってこいなPE。耐摩耗性も高く、橋脚際で掛けても安心してパワーファイト出来ます。
飛距離やキャスト精度については特に優れているとは感じません。「水流を受ける」と言うことは風の影響も受けやすいことなので、ピットブル8やG-soulと比較するとこの点は若干劣ります。
このPEラインは、フルキャストしたら川の半分以上に届くような河川で1.5号、1.7号、2号と言った比較的太めの号数でランカーを狙い撃つような釣りに向いていると思います。磯やサーフなどの風の強いエリアで遠投、ピン打ちなどといった釣りには適さない他、軽いプラグで小型を狙うような釣りにも適さないです。これらの釣りには他にもっと向いているPEラインがあります。
直線強力… 平均点
耐久力… 平均点より少し強いかなぁ
太さ… 太め
飛距離… 平均点よりも劣る
硬さ… 柔らかめ
コーティング… 薄め、というかほぼ無い
総合評価
特定の条件下では9点(10点満点)
汎用性を考慮した場合は6点(10点満点)
特定の条件下では9点(10点満点)
汎用性を考慮した場合は6点(10点満点)
平均的なPEラインは以上。
ラストはこれは良い! と感じたPEライン(リピート多数)
シマノ ピットブル12
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/line/braided/a155f00000c53ksqab_m.html

商品説明
しなやかさと、なめらかさを両立。超低伸度ルアーキャスティング用PEライン。
数少ない12本編みのPEライン
価格も200m3500円程と、ダイワの12ブレイドよりもかなり安い。性能は、なぜか悪いと言っている人が多くて非常にびっくりしている。摩耗に弱い、や簡単に切れた。などと言う意見を聞くが、見当違いである為、このラインの名誉のためにもしっかりと説明しよう。
一番の特徴はギチギチに密に編んであるところ
12本編みなので、1本1本の原糸の太さは細い。しかし、かなり密に編んであるので表面が非常に滑らか且つ硬く、真円性が高く?少々のことでは傷がつかない。障害物に擦れた時も、ライン表面の引っ掛かりが少ないせいか、他のPEではボロボロになってしまう程に擦れても、このラインはほぼ無傷だったことが何度も何度もあった。
密に編んであることで、ラインの太さも細く仕上がっている。このことによって、飛距離や操作性が向上している。
また、説明にはしなやかさについて書いてあるが、このラインは硬い。つまり、軽量ルアーとの相性はあまり良くない。しかし、細くて硬いということは風の影響をもろに受ける外洋の過酷なフィールドにはピッタリである。風のある状況下で重量級ルアーをキャストする場合、細いことで風の抵抗を減らし、硬いことで直進性が高まって風に煽られ難くなる。
そして、12本編みの恩恵か、直線強度も非常に強い。
まさにサーフや磯といったフィールドに最高の適性を持ったPEラインと言える。。
一つ言うとすると、300m巻きがラインナップされていないことかな。ここは本当に勿体ない。
皆さんでシマノに「300m巻き発売してくれ!」ってメールを送りましょう。多数の意見は大手メーカーすらも動かします。
直線強力… 非常に高い
耐久力… 非常に高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 硬い
コーティング… 薄め
総合評価
特定の状況下 9.5点(10点満点)
汎用性を考慮した場合 8点(10点満点)
特定の状況下 9.5点(10点満点)
汎用性を考慮した場合 8点(10点満点)
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シマノ ミッションコンプリート

もう手に入らない廃盤です。
値段は確か150mで5000円くらいした気がします。高いですがその分性能はとっても良かったです。
高い耐摩耗性能、フワフワせずしっかり細いのに柔らかい。相反する要素を高次元で複合させたPEラインです。ピットブル8プラスとして復刻っぽくさせるんじゃなくて、そのまんまの状態で復刻することを期待しています。
直線強力… 平均点よりは高い
耐久力… 高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 柔らかい
コーティング… 薄め
総合評価 9.5点(10点満点)
満点をつけたいが、継続して使えない値段なのが痛い。
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バリバス シーバスPEスーパーセンシティブls8

こちらも廃盤です。
マックスパワー各種は耐久力が皆無でしたが、このPEは違いました。中の人に聞いてみたところ、マックスパワー各種とは原糸も製法も違うみたいです。
このPEラインの特徴は高い耐摩耗性と強度の安定性です。謳い文句の超低伸度についてはよく分かりません。
原糸を密に編むことで摩耗に強く、強度も安定していると思われます。このラインを売っていた2018年頃のバリバスは最大強力と一緒に平均強力も表記していました。

この表からも、マックスパワーよりスーパーセンシティブls8の方が強度が安定していると言えます。
また、密に編んであって硬く仕上がっているのですが、ライン表面にはバリバス特有の滑らかさがあります。フッ素加工のようなコーティング?だと思うのですが、不思議なことに長く使っても表面の滑かさがほとんど変わりません。
マックスパワーより硬めの使用感で超高耐久なラインでした。
直線強力… 平均点くらい、高くはない(必要十分)
耐久力… 非常に高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 硬い
コーティング… 普通
値段は150mで4000円ほどでした。
廃盤にした理由としては、シーバスアングラーの間に良さがを知れ渡らなかったんでしょうね。手に取る機会さえあれば、愛用していたアングラーの方は多かったと思います。
復刻希望です。
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バリバス シーバスPEスーパーセンシティブls8

こちらも廃盤です。
マックスパワー各種は耐久力が皆無でしたが、このPEは違いました。中の人に聞いてみたところ、マックスパワー各種とは原糸も製法も違うみたいです。
このPEラインの特徴は高い耐摩耗性と強度の安定性です。謳い文句の超低伸度についてはよく分かりません。
原糸を密に編むことで摩耗に強く、強度も安定していると思われます。このラインを売っていた2018年頃のバリバスは最大強力と一緒に平均強力も表記していました。


また、密に編んであって硬く仕上がっているのですが、ライン表面にはバリバス特有の滑らかさがあります。フッ素加工のようなコーティング?だと思うのですが、不思議なことに長く使っても表面の滑かさがほとんど変わりません。
マックスパワーより硬めの使用感で超高耐久なラインでした。
直線強力… 平均点くらい、高くはない(必要十分)
耐久力… 非常に高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 硬い
コーティング… 普通
値段は150mで4000円ほどでした。
廃盤にした理由としては、シーバスアングラーの間に良さがを知れ渡らなかったんでしょうね。手に取る機会さえあれば、愛用していたアングラーの方は多かったと思います。
復刻希望です。
総合評価 8点(10点満点)
ラスト
ゴーセン ルーツ8
http://www.gosen-f.jp/special/roots/pe8.html

商品説明
全てのアングラーのために。ベストバランスPEライン
- 【安心のクオリティ】
日本国内に自社工場を持つゴーセンによる、安心のクオリティ。 - 【ベストバランスの追求】
高強力ポリエチレン原糸による8本編組設計により、サイズ毎に強度、感度、耐摩耗、耐久性のベストバランスを追求。 - 【豊富なラインナップ】
ショア・オフショア・ルアー・エサ、あらゆるフィールドに対応する豊富なラインナップ。 - 【ラインカラー】
マルチカラー(5色分け)・ライトグリーンの2種類。
※2021年4月15日発売
今年発売されたばかりの新作PEラインです。PEラインにこだわりを持っている某テスターの方に勧めて頂き、使ってみると非常に良かったので紹介します。
このPEラインの特徴はバランスの良さです
硬さと細さのバランスが絶妙に丁度いいです。密に編んで細く仕上げると耐摩耗性は高くなる半面、密度が高い為に硬くなってしまうPEラインが多く見られます。硬いPEラインは外洋で使う様な重量級ルアーとの相性が抜群ですが、港湾部等で使う軽量級ルアーとの相性が悪いです。
このPEラインは軽量級ルアーがしっかり扱える柔らかさで、細く仕上がってます。コシが無いほどへにゃへにゃに柔らかい訳ではなく、適度に柔らかいです。いや、適度に硬いとも表現できる。
まぁつまり、丁度いい硬さと言うことです。
ピットブル12やシーバスPEスーパーセンシティブls8の様にギチギチに密に編んである訳ではないのですが、細いです。体感的には1.2号が1.175号くらいに感じる細さです。
じゃあ耐久力と直線強力の強度は低いのでは!?
と思ったのですが、こちらも高次元で完成されています。特に、ギチギチに密に編んである訳ではないのに耐久力が高いことには驚きました。耐摩耗性、強度保持力共に平均点以上です。しかし、さすがにギチギチに密に編んであるピットブル12とシーバスPEスーパーセンシティブls8には及びませんでした。ここは柔らかさとの引き換えですかね。
そして、細く仕上がっていると言うことは飛距離や操作性が良いです。シーバスフィッシングでよく使われるミノーやバイブレーション等のプラグ類の飛距離はトップクラスです。ピン打ち精度も高いです。メタルジグ等をフルキャストすると、ラインの柔らかさもあってか平均的な飛距離でした。これ系のルアーはピットブル12の方が飛びます。
これだけ完成度の高いPEラインですが、
値段は150mで2000円を切り、200mでも2200円前後
という安さ。
ライトグリーン単色の150m、200m
5色マーキングの150m、200m、300m の幅広いラインナップ
シーバスロッドの96mlあたりを使用しているタックルの方には全力でオススメしたいPEラインです。
直線強力… 平均点くらい、高くはない(必要十分)
耐久力… 高い
太さ… 細い
飛距離… 飛ぶ
硬さ… 絶妙に丁度いい
コーティング… 普通
総合評価9点(10点満点)
値段を考慮したら満点あげたいけど、PEラインとしての完成度はミッションコンプリートをさすがに超えなかったのでこの点数。
値段を考慮したら満点あげたいけど、PEラインとしての完成度はミッションコンプリートをさすがに超えなかったのでこの点数。
その他、オフショアなどのビッグゲームで使われるオシア8やオッズポートなどの高級PEラインですが、値段が値段なのでどれも良いです。
あと、私は基本的に4号以上の太いラインしか高級PEは使いません。そのため、色の境目が分からなくなる程ボロボロになるまで使っても十分過ぎる強度がありました。
最も重要な強度という点について評価出来ないので、これらのPEラインは評価対象としませんでした。ご理解下さい。
今回の記事はかなり尖った内容になったかと思います。
ご意見、ご感想ありましたら遠慮なくコメントして下さい!
インスタグラムもやってますので、興味のある方は覗いてみてください。
https://www.instagram.com/amane_inoue1217
- 2021年8月15日
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価格:¥4,222
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