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「釣れ過ぎるから止めます」

去年は県中部エリアにも多く通った。
人の良い2人組と出会ったのがキッカケに。自分も15年振りとなるその河川での魚に懐かしくもあり、また変わらない楽しさにも身を投じた。

完全アウェイであればまた難しさも変わって来るが、そこはホームの2人組と一緒、「増水なら簡単に釣れるんですよね」とヒントを聞けるだけで充分。増水以外のタイミングで魚を釣ったりだとか、「そっちはビッグベイトで釣れるから羨ましい」と聞けばビッグベイトで釣ってみせたりだとか、まぁ楽しかった訳です。笑


さて、2人共に家庭があるので釣りに時間を裂くのは容易ではないとの事。ちょっとどうかな?とは思いつつも1つのルアーを勧めてみる事に。



シマノのアガケシリーズです。

幾つかの河川を周る中で絶対的に強いだろうと感じたルアー。「魚を釣りたいのに、このフィールドでアガケ使ってないの⁈」と言わざるを得ないレベル。

小規模な河川も在り、しかもシャロー。
ルアーの着水から神経を使わなければならない状況も多いのでボーン素材・ノンラトルである強みが、遺憾無く発揮される。水を噛む下唇の面積も絶妙だ。

「クロスウェイクがあるからそれで良いッスよね?」


全然別物だから。笑


アップ〜クロスで強いクロスウェイク、クロス〜ダウンで強いアガケシリーズ。レンジだってかなり違う訳です。

1人と昨日、電話していたら「アガケ、釣れ過ぎるんで使うの止めます」と。

(いや…もうちょっと釣っても良いでしょ…)
と思ったかどうかは別にして、それくらい釣れてはいたそうです。




夏の終わり、イナが同じくらいのサイズになる頃から出番が増えて行くルアー。
葦際でイナを追う鱸をダウンクロスで。タイトなアクション故に流れを受けさせて巻くだけで充分に口を使う。
彼らではないが、自分も釣れる事が当たり前になって出番は減ってしまった。ボーン素材のまま20cmくらいのサイズが発売されれば…まぁ、間違いなく使い倒す事になるでしょう。




シマノからは来年初頭にこんなルアーも発売になるらしいです。







一見、アガケに近いルアーに見えるが、下唇の面積もだいぶ違うし、フラッシュブースト搭載から分かる様に素材はABS。ウェイトもそれなりにあって、飛距離に特化しているみたい。

アガケとカウンターウェイクの使い分け、そこにダイワの(レンジ的には)クロスウェイクブルとの使い分けも出て来る。

アングラーとしては選択肢が多い方が様々な状況に対応出来るので、有り難い悩みです。


では。

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