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秋の13cm


10月23日、今月10回目の釣行。

前日の疲労もあって夕方の暗くなったタイミングのパワーを借りてサクサクと帰る予定。思惑通り数投目にはヒットするもバラし。10分後くらいにまたバラす。

前日に張り切り過ぎたので腕が上がらない。か、帰ろう…釣れ続けた10月も流石に打ち止め。




前日…

hidehideさんの到着を待つ間にログを書き上げ、さて何処に行くか?と思案。基本的に自分は釣らない方向になるので…まぁ何というか、とりあえず最初はヒデさんに実験台となっていただこうかと。笑


1箇所目はジャーキングポイントへご案内。
一応、ルアーカラーだけは伝えて後はお好きな様に…といつものパターン。

自分がジャーキングで釣っている事は知っているが、ヒデさんはとりあえず自分のルーティンを貫く。それでも1〜2度、ベイトは追われてもルアーに反応しないのでジャーキングをやり始めた様子。


少しだけ空気が変わって釣れそうな気配、目をやればジャーキングをするヒデさん。程なくして…



いつの間に買ったんだ?というフィッシュマンのメジャーには驚いたが(爆笑)、本人はご満悦。次のポイントでコーク130にバイトが出て、危うくトリプルフィッシュマンになるところであった。笑





秋の13cm。

サッパ、コノシロ、落ち鮎、ハゼ、イナっ子…秋のメインベイトにあってオールマイティに使えるルアーサイズは?と聞かれると、ひょっとしたら13cmでは?と思えた。

ヒデさんも様々なルアーを投げていたと思うのだけれど、ヒットしたのはミラクルワークスのメケメケ13cm。そして直前に投げていたのはメケメケの9cm。自分もこの場所は125mm〜135mmのルアーで常に釣っていた。そう言えば別の場所でバイトが出たコークも13cmだった。


レガーレ、ジャッカル共に今秋は13cmクラスが発売された。







最初は「秋にしては小振りなルアーだな」と思っていたのだけれど、視野を広く持って行けばその汎用性は高いとも取れる。

状況によってタックルやルアーを変えて楽しむ事も全然アリだが、1つのタックルで幅広く遊ぼうとするのであれば、秋は13cm前後のルアーを扱い易いタックルに軍配が上がりそうだ。





ユニフォース、ライコ共に水面付近をアプローチ出来るのが非常に強い。

個人的にはイナっ子に執着する個体を狙いたい。
ハゼが多い場所はハゼに意識を奪われる傾向にあるので、出来ればイナに意識が向いている場所が良い気はします。

ただ、今時期はイナとハゼが同じ場所に居たりする事も多い。その事を視野に入れるのであればボトムでハゼを狙う個体とイナ狙いの個体にアプローチ出来るどシャローを狙うと効率が良い。どシャローであれば水面とボトムの距離が縮まり、鱸も口を使い易い。


沖のシャローを狙うなどの理由が無い限り、不要なウェーディングは控えた方が吉。浸かるのであればスネくらいまでにしておきたい。


また、イナっ子の量は適度が良い。
時期的に大量のイナが溜まり派手なボイルが見られますが、そういった場所の場合、水深があるなら少し下をアプローチした方が結果は出易い。そして、浅いどシャローであるなら下のレンジを狙えないので20cmクラスのビッグベイトの独壇場。

派手さに気を取られず、自分の通うフィールドで適度にイナが溜まる場所を選べば13cmクラスの強みが発揮されると思います。



都市型河川と違い、地形変化に富んだ自然河川は流れが溜まる場所にイナっ子が居る事にも注意したい。

鮎などの川魚やサッパ等は流れに対しての耐性があり流れの中を撃てば釣果に結び付き易い。が、イナっ子の体型を見れば分かる通り、流れに乗っている事は少ない。

鱸の体型を見ても分かり易い。



ヒデさんが釣った個体ですが、体高があり筋肉質。流れの弱い場所で瞬発力を生かして捕食行動に出ている証拠。ジャーキングが効果的な場所は、何処の河川でもこういう個体が多い。


惑わされるのは低気圧の存在。

低気圧が絡むとこういった個体も流れに乗る。そんなタイミングで釣れる方々は勘違いしたまま低気圧頼りに流れだけを撃ちたがる傾向にある。

体高のある個体は流れを受ける際の抵抗も大きくなる…つまり餌を食べられない時に消費する体力も多くなり、そのリスクは計り知れない。



自分の行く数河川は鮎が少なく、イナ、海老系、フナ、オイカワ、ハゼ系が周年通して捕食されている。

オイカワが多いエリアはドリフトだけで充分に釣れるのだけれど、それ以外はジャーキングがかなり有効になって来る。恐らくドリフトだけのアングラーとジャーキングとドリフトの両方を駆使するアングラーでは年間で100〜150匹くらい釣れる数が違うのではないだろうか?秋のサッパが入るタイミングを除けばもっと差が出る…まである。



13cmクラスで釣れ続ける楽しさを。

ホームエリアでは次の潮周りから本格的な秋に突入しそうな気配。ただ以前も書いた通り、天竜川から西の方が魚数は圧倒的に多く、確率論で言えばそちらの方が俄然良い。

しかし、状況に合わせたルアーサイズを選ぶ事でホームエリアでも充分に楽しませてもらう事は出来る。

ビッグサイズを狙うのは…まぁ情報がだだ漏れなので皆さんそちらに行くのがベスト。80クラスまでなら何処の河川にも居るので、混雑を避けて違う時間の使い方は如何でしょうか?








さて、ヒデさんには「今日はタイド的に夜中の4時とかになっちゃいますよ?」とは伝えてあった。

流石にそんな時間は…ねぇ?

「被害者の会・会長」ことヒデさんの奥さんは、どうやら2日間の北海道旅行だとか。

ほどほどに竿は振っていたのだけれど、寒さが厳しいので釣りは終了する事にした。

「お疲れ様でした〜!」と片付けをして車のエンジンを掛けると、時計は4時。

翌日、ヒデさんに電話すると「どうせなら朝までやれば良かったね〜(ザザァ、ザザァ…)」

「ん?何処に居ます?」


「サーフだけど?」


あのおじさん、めっちゃ元気だわ…。


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