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有頂天@伝助

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セオリーは無い

河川の土手を走っていると、知った車が2台。少し顔を出してみる事にした。

2人の後ろ姿からは何とも言えない哀愁が漂う。

「あれ?お通夜会場かな?」

様子を聞いてみると「魚が居ませんよ」と一言。
立ち位置を見てモヤッとしていたが、「居ませんよ」の一言でモヤモヤする。

流れ自体がかなり弱い。タイドグラフを見ていないのでハッキリとは分からないが、とにかく動かない潮なのは間違いない様子。


それに「明暗はこの辺に立つモノ」みたいな曖昧さが気になる。所謂、セオリー的な立ち位置ですが、想像力が全く感じられない。

準備を整えてウェーディングを開始。
明暗の境い目から20mほど距離を空けて、狙うべき橋脚の真上流に立つ。


最初の3投はただ巻き。
橋脚目掛けてキャストしてゆっくりと巻くが、反応は無し。次のキャストはダーターにチェンジしてハイピッチジャーキング…と言っても1秒に2回程度。
数回誘ってステイさせると1発で喰って来た。



タイドグラフを見ると21:30干潮の1:01満潮。
86cmから90cmと4cmしか動かない潮周りの上げ…だったらしい。


口を使ったのは表層でしたが、上の潮が下げて下の潮が上げている2枚潮パターンであれば…例えばスローシンキングのシンペンを上流側から橋の下を突き抜けて下流側の灯りの中に着水させ、上の流れに乗せながら下の層までフォールさせれば灯りの中から暗い中に居る鱸にアプローチ出来る。シャローエリアは…



ロングビルミノーでボトムを小突いたって面白い。ハゼも追われ始めたのでランカーの1本や2本…。


緩い流れではドリフトも何もあったもんじゃない、自分みたいに図々しく前に進んでアプローチしたって全然良い訳です。自分の中では他にも幾つか攻略法があったりします。


実は立ち位置すら見せるのは良くない。大抵はそれに縛られて…と、ここまで書いた状態でタイムリーにも(爆)目の前で掛けたのを見た若い子が昨日の土砂降りの中、同じ場所に行ってしまったらしい。

隣の河川に数分、車を走らせればつ抜けくらい楽勝なのに、貴重な日を一日潰したそうだ。

こういう日って一年に数回しか無いと思うんだが。爆

色々と見える様になったら後悔するパターンだな、まぁ自分も通った道ですが。笑


見たところ、キャストが問題だな…という感じ。
平均レベルくらいには投げられるのですが、更に1段階キャストのレベルを上げないと局面を打開する事は出来そうにない。とは言えハイシーズンなので…釣れる場所に行って釣りを楽しんだ方が良いと思うのですがどうでしょうか?

もし、釣りのレベルを上げたいというなら「ハイシーズンに釣りをしない」というのも1つのテ。自分も数年やってみたけどかなり練度は上がる。魚が居なくてもキャストの練習は出来るのでキャスト練習だけしても良いと思います。

「それは流石に」と言うのであれば…少しの格好付けなんてしないで、欲には正直になった方が良いでしょう。どうせ歳を取れば少し釣るだけで満足する様になりますので。爆



ジャーキングの釣りをしていると立ち位置なんてはちゃめちゃです。とりあえずはドリフトでアプローチして釣れればそのままドリフトで、反応が無ければあら不思議、気が付けば川の真ん中に居ます。笑


見たモノに縛られると中々の地獄。

「アイツ、馬鹿なの?」

くらい言われてもね、関係ないですよ。その方が見ていて面白いです。


セオリーに縛られていると感じたら…注意!


では。


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